第25回日本再生医療学会総会

中高生のためのセッション

1. 日時

アドバンストコース 2026年3月19日(木) (12時-17時を予定)
ベーシックコース 2026年3月20日(金) (8時半-17時を予定)
作文コース 2026年3月20日(金) (表彰式)

2. 企画・進行

茨城大学 教育学部 教授 石原 研治
京都産業大学 生命科学部 准教授 川上 雅弘
茨城大学 教育学部 教授 鈴木 一史

3. 目的

参加される中学生・高校生が教員あるいは保護者とともに再生医療への理解を深め、自己の将来、科学の真理探究や発展社会への貢献など広い視野に立ち研究者の卵として自由な発想で創造することを目的とする。

4. 対象

中学生および高校生。参加費は無料。
理系志望だけではなく、文系志望の中高生からの積極的な参加もお待ちしています。

5. コース

アドバンストコース、ベーシックコース、作文コース

6. 表彰

各コースとも表彰します。

7. 応募期間

アドバンストコース 8月1日~10月31日
ベーシックコース 8月1日~10月31日
作文コース 8月1日~11月30日

8. 過去のセッションの紹介

第18回に参加してくださった中高生からのビデオレター
http://www.congre.co.jp/jsrm2020/session_jhs.html

9. 各コースについて

9-1. アドバンストコース(応募期間 8月1日~10月31日)

(1) 応募資格

高校生、または中学生・高校生の混成。チーム(3~5名)を作ってエントリーしてください。

(2) 募集チーム数

6チーム

(3) プレゼンテーションの課題

「幹細胞/再生医療研究 + ○○○○ = □□□□ の実現」
各チームが、将来、実現したい □□□□ について、科学的・社会的な重要性や必要性を具体的・理論的に考え、現状の幹細胞/再生医療研究に何(○○○○) を加えることが必要かつ最適であるのか理論的に発表してください。「幹細胞/再生医療研究+○○○○=□□□□の実現」のアイデアは研究者が想像もしないような高校生らしい独創的で自由な発想を期待しています。オープン発表会での発表を評価項目に従って評価し、チーム毎に表彰します。

(4) 構成 (以下は予定となります)

参加者は①から④のすべてに参加します。

  1. クローズド発表会と意見交換・発表内容の再構想
    各チームは、チームで作成してきた課題を4分程度でプレゼンテーションします。発表はパワーポイントおよびプロジェクター・スクリーンを用いて行います。
    その後、各チームの考えについて参加者全員でディスカッションし、ディスカッションで得られた新たな考えを元に、各チームには発表内容を再構想していただきます。当日は、各チームともパソコンを持参してください。最終的にまとめられた各チームの発表内容は、学会会員に向けた公開のオープン発表会として発表していただきます。作成にあたっては、下記、ルーブリックによる評価項目を参考にしてください。
  2. 会長講演や研究者講演等の講演の聴講
    総会のプログラムを考慮し決定します。
  3. オープン発表会
    オープン発表会での発表について、下記、ルーブリックによる評価項目に従って評価し、チーム毎に表彰します。
  4. 表彰式および記念撮影

(5) 評価項目

ルーブリックを用いた評価を行います。

ルーブリック ダウンロード

(6) 応募方法

応募は、インターネットによるオンラインシステムでの登録のみとなっております。以下の項目を登録ください。

  1. チーム名 (みなさんのチームにチーム名をつけてください)
  2. チーム代表者の氏名(ふりがな)、性別、学校名(ふりがな)、学年、メールアドレス
  3. チームメンバーの氏名(ふりがな)、性別、学校名(ふりがな)、学年、メールアドレス
  4. 課題「幹細胞/再生医療研究 + ○○○○ = □□□□ の実現」の応募時点での演題名と要旨(600字程度)。採択された場合、1月頃に正式な要旨を提出していただきます。
  5. 「参加への意気込みと現在取り組んでいること」(600字程度)
  6. 担当教員の氏名、学校名、電話番号、メールアドレス

応募にあたっては担当教員の許可を得てください。

(7) 採否通知

2025年11月末までにチーム代表の方に電子メールにて連絡いたします。

9-2. ベーシックコース(応募期間 8月1日~10月31日)

(1) 応募資格

中学生・高校生

(2) ポスター発表の募集テーマ

「再生医療」分野における学会での発表となるため、

  1. 生物の範囲内で「再生」のキーワードに広い意味でつながるもの
  2. 再生医療などをキーワードとしたアンケート調査や倫理的課題に対する提案などなど

(3) 構成 (以下は予定となります)

参加者は①から③のすべてに参加します。

  1. ポスター発表
    発表 5分+質疑応答 3 分。
  2. 研究者講演
    未定
  3. 表彰式および記念撮影

(4) 評価項目

ルーブリックを用いた評価を行います。

ルーブリック ダウンロード

(5) 応募方法

応募は、インターネットによるオンラインシステムでの登録のみとなっております。以下の項目を登録ください。

  1. テーマ区分  (① または ②)
  2. 代表者の氏名(ふりがな)、性別、学校名(ふりがな)、学年、メールアドレス
  3. メンバーの氏名(ふりがな)、性別、学校名(ふりがな)、学年、メールアドレス
  4. 応募時点での演題名と要旨 (600字程度)。採択された場合、1月頃に正式な要旨を提出していただきます。
  5. 担当教員の氏名、学校名、電話番号、メールアドレス

応募にあたっては担当教員の許可を得てください。

(6) 採否通知

2025年11月末までにチーム代表の方に電子メールにて連絡いたします。

9-3. 作文コース(応募期間 8月1日~11月30日)

(1) 応募資格

中学生・高校生

(2) テーマ

「希望の光を失わせない Hope, Brighter Than Ever」

(3) 概要

私たちは普段生活していると、この日常は当たり前のことであり、いつまでも続くものだと思いがちです。そう思うのは当然のことで、毎日寝る前に今日の続きがあるかどうかわからないと考えていたら生きていけません。しかし、ひとたび世界に目を向ければ、戦争や飢餓で今日の続きが絶望でしかない状況もたくさんあります。そして、それは戦争だけではなく、また世界に目を向けるまでもなく、私たちの身近なところにも、明日の光を見いだせずに苦しむ人がいます。明日を信じられることがいかに貴重なことか、想像力を働かせてみてください。
第25回日本再生医療学会総会は「希望の光を失わせない Hope, Brighter Than Ever」をテーマとしました。いつ出られるかわからない暗闇は、心を挫けさせます。暗いことが問題なのではなく、そこに希望の光を見いだせないことが人を苦しめます。キルケゴールは、「絶望は死に至る病である」と述べました。これからの再生医療が目指すものは、医療の科学的進歩だけでなく、明日を信じられる世界を作ることです。
そこで、中学・高校生の皆さんには、暗闇を照らす「光」について考えて欲しいと願います。皆さんは、どのような暗闇にどのような光を照らしたいですか。皆さんの豊かな発想と想像力が、小さくても確実な未来につながる灯(ともしび)となることを期待しています。

(4) 応募方法

Wordファイルにて作成いただき、ファイル名を「氏名_提出日の年.月.日」としたうえで第25回日本再生医療学会総会 運営事務局 (日本コンベンションサービス株式会社 関西支社) までメール添付にてご提出ください。(25jsrm@convention.co.jp)
作文は次の要件を満たしてください。

  1. 2,000字以内
  2. 未発表のものとします。
  3. 作文には「作文のタイトル」を付けてください。
応募時の注意事項

1)作品とは別に、インターネットによるオンラインシステムで以下の項目を登録ください。

  1. 氏名(ふりがな)、性別、学校名(ふりがな)、学年、メールアドレス
  2. 作品名
  3. 担当教員の氏名、学校名、電話番号、メールアドレス

応募にあたっては担当教員の許可を得てください。

2) コンクールの入賞如何にかかわらず、応募作品に関する所有権・著作権は主催者側に帰属するものとし、学会総会やホームページ等で使用させていただく場合があります。ただし、その場合は本人に必ず連絡いたします。

(5) 結果発表

応募いただいた方全員に、2026年1月中に電子メールにて連絡いたします。受賞者は、第25回日本再生医療学会総会(2026年3月20日(金))の「中高生のためのセッション」表彰式にて表彰します。また、金賞受賞者については、表彰式内で作品をご朗読いただきます。なお、受賞者はアドバンストコース内の講演等も参加することができます。それらへの参加希望につきましては結果発表時にあらためてお尋ねします。

10. 写真の撮影について

中高生のためのセッションでは、セッションや表彰式の様子を写真撮影させていただく場合があります。撮影した写真は当学会の広報活動の為に使用し、これ以外の目的には使用いたしません。この点をご了承いただいた上でご応募ください。