第37回日本脳神経血管内治療学会 │ JSNET2021  第37回日本脳神経血管内治療学会 │ JSNET2021

演題登録の御礼

演題応募のお礼と学術集会プログラム掲載のお知らせ

 大変お待たせ致しました。第37回NPO法人日本脳神経血管内治療学会学術集会(JSNET2021 FUKUOKA)のプログラムをホームページで公開致します。プログラム冊子は、今年からポケットタイプになりました。11月15日頃会員の皆さまに届く予定です。いましばらくお待ちください。

 演題募集の結果1,165題の応募をいただき、発表総数は1,336演題となりました。COVID-19パンデミックのため、会員の皆さまも日常診療でのご負担は多くご苦労されていると思います。JSNET学術集会へのご支援・ご協力に大変感謝致します。他にも多様なテーマにわたる52の共催セミナーを企画致しました。ご協力・ご共催いただいた企業の方々に厚く御礼申し上げます。福岡国際会議場において8つの会場を用意し、ご発表は現地あるいはオンライン参加、そしてライブ配信を行うハイブリッド形式と致しました。シンポジウムと一部の共催セミナーでは、会期以降にも視聴できるオンデマンド方式を採用し効率的な学会参加が可能です。

 COVID-19感染症に関連したテーマを、プレナリーシンポジウム・看護師・技師合同シンポジウム・事務局企画のランチョンセミナーでとりあげました。脳卒中診療に係る現状や問題点、また海外の情報を共有し、さらなる対策について議論したいと思います。ダイバーシティ推進委員会企画のシンポジウムでは、本テーマに関する多くの課題や展望をご提示いただけると思います。特別企画として、「Spinal extradural arteriovenous fistulaに関する全国調査」を行い、その臨床症状・血管構築・治療成績を検討し、希少疾患シンポジウムで結果を報告させていただきます。「未破裂脳動脈瘤ステント支援コイル塞栓術治療における周術期抗血小板療法」、「脳血管内治療のシミュレーショントレーニング」に関するアンケート調査の結果も、それぞれ該当のシンポジウムで報告予定です。

 文化講演には、JT生命誌研究館館長(京都大学名誉教授・京都産業大学名誉教授)の永田和宏先生をお招きして、「科学者として“いま”何を考えるか」というテーマでお話しいただきます。永田先生は、わが国を代表する細胞生物学者でありまた歌人としての活動も広く知られています。新型コロナウイルスによるパンデミックは、“一般の人々とサイエンスとの距離が歴史上かつてないまでに近づいた機会”と捉え、このような時代における科学者としての社会での役割や、次世代のサイエンティストの育て方についてお話しいただく予定です。

 今回、会員の皆さまの安全を第一に考えハイブリッド形式での開催となりました。現地会場では、COVID-19感染症に対する徹底した安全対策を行います。社会情勢を考慮し、残念ですが会員懇親会は行いません。それでも、アイディアをこらして皆さまをお迎えする予定です。ご参加いただける皆さまにご満足いただけるよう、事務局一同協力して準備を進めて参りました。本学術集会が、会員の皆さまにとって実り多きものとなれば望外の喜びです。何卒ご協力の程よろしくお願い申し上げます。11月の福岡そしてオンラインで皆さまにお会いできることを楽しみにしております。