実践教育セミナー

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オンデマンド配信はございません。

実践教育セミナー1
神経診察を極める!!ーこどもの病歴聴取と身体診察を学ぶワークショップ (HAPPY)をやってみようー

定員 40名
日程 6月3日 15:00~17:00 第2会場(ライトキューブ宇都宮2F 大会議室201)
座長 早川 格(国立成育医療研究センター 神経内科)
小橋 孝介(鴨川市立国保病院 総合診療科)
ファシリテーター

けいれんブース
大野綾香
大橋瑛梨
落合健太
小林揚子
室伏佑香

神経発達症ブース
金森啓太
川井未知子
前田真範
吉野豪

歩容ブース
佐々木夏澄
田畑健士郎
永井由紗
橋本梨沙

ねらい 4歳の男児がけいれんで来院しました。見た目のけいれんはとまっていますが呼びかけに反応しません。あなたがする神経診察とわたしがする神経診察は「同じ」でしょうか?「違う」としたら、どのように、そして、どうして、違うのでしょうか?
臨床の真髄はベッドサイドにあり、病歴聴取と身体診察は医療の基本です。あなたもわたしも、自分のメンターや先輩からこどもの神経診察を教わってきました。普段からあなたの周りにいる人はあなたと同じ診察をする可能性が高いでしょう。しかし、膝蓋腱反射ですら取り方は幾通りもあります。こどもの神経診察の奥の深さや幅の広さを実感し、自分なりの神経診察を極めていくためには、日本中の様々な施設で働く小児科医の神経診察を「共有」する必要があります。
一般社団法人こどものみかたが提供する「こどもの病歴聴取と身体診察を学ぶワークショップ(HAPPY)」は、全国の多様なバックグラウンドを持つ医療者が「こどもに適切な病歴聴取と身体診察を提供できるようになりたい」という意思で集まった参加型のワークショップです。“No Blame culture”を徹底し、受講生とインストラクターの両方にとって参加するたびにたのしい学びがあることを目標に、全国各地でワークショップを提供してきました。
今回、日本小児神経学会の実践教育セミナーでこどもの神経診察のワークショップを開催します。全国各地から集まった新進気鋭の脳神経小児科医がファシリテーターとして参加者のディスカッションをサポートします。「けいれん」、「歩容の異常」、「神経発達症」の3つのケースシナリオブースを回り、和気あいあいと楽しみながら、こどもの神経診察のコツ、ポイント、ピットフォールなど、ご自身だけの新しい学びを得ていただければと思います。宇都宮で全国津々浦々の神経診察を「共有」できる時間をインストラクター一同楽しみにしています。
*医学生からベテランまでどなたでもご参加いただけます。参加者全員に“No Blame culture”(他人のやり方を批判せず建設的に議論する)は徹底していただきます。*

実践教育セミナー2
小児科医のための神経画像 2026

定員 250名
日程 6月3日 15:00~17:00 第3会場(ライトキューブ宇都宮2F 大会議室202)
座長 髙梨 潤一 (東京女子医科大学 八千代医療センター 小児科)
森 墾 (自治医科大学 医学部放射線医学講座)
演者 大場 洋 (帝京大学医学部附属病院 放射線科)
榎園 美香子 (東京都立小児総合医療センター 放射線科)
横田 元 (千葉大学大学院医学研究院 画像診断・放射線腫瘍学)
松島 理士 (東京慈恵会医科大学 放射線医学講座)
ねらい 「小児科医のための神経画像」は、第53回学術集会から連続16回の開催となります。近年、特に若手の先生方には神経画像に対する苦手意識が少なくなっているように思われます。ご参加される皆様が実践的な知識を持ち帰り、実臨床を基盤にした神経画像の新たな知見をわが国から発信していただきたいと願っています。
今回は4名の先生にご講演をいただきます。大場洋先生(言わずと知れた小児神経画像診断の大御所)からは、読影の鍵となる画像サインを多数ご紹介いただきます。知っておくと得をすること間違いなしです。榎園美香子先生(小児神経放射線の次世代エース)からは、まだまだなじみの薄い「遺伝性脳血管病変」について、横田元先生(千葉の歩く辞書)からは「脊髄・末梢神経の画像診断」を講演いただきます。今回のトリ松島理士先生(港区のダンディー)の講演は「症例から学ぶ小児神経画像診断」です、どんな症例が提示されるのか今から楽しみにしています。
皆様、どうぞお気軽にご参加ください。

実践教育セミナー3
きょうのRビギナーズ

定員 30名
日程 6月3日 15:00~17:00 第5会場(ライトキューブ宇都宮1F 小会議室103+104)
座長 酒井 康成 (九州大学 小児科)
實藤 雅文 (佐賀大学 小児科)
演者 酒井 康成 (九州大学 小児科)
實藤 雅文 (佐賀大学 小児科)
倉橋 宏和 (愛知医科大学 小児科)
粟屋 智就 (京都大学 医学研究科附属総合解剖センター)
大久保 真理子 (国立健康危機管理機構 国立国際医療研究所 疾患ゲノム研究部)
粟野 宏之 (鳥取大学 研究推進機構研究基盤戦略センター)
ねらい NHKの番組を何気なく見ていますと、自分でも美味しいご飯を料理できそうな錯覚を覚えます。実際には、なかなか満足できる腕前には到達できませんが、実践することで新しい発見が生まれます。診療にも似ている一面がありそうです。出来上がった作品を通じて、医療者だけでなく、患児・ご家族とこれまでにない新しい対話が生まれます。毎日の診療で忙しい若手の先生方にも、このようなとっかかりを提案することが、臨床と研究いずれにも重要と考えました。本セミナーを通して、参加者皆様がRと楽しく格闘し、次の時代の診療をほんの少しでも前に進めるアイディアと独創的な研究成果を生み出すことを期待しております。R初心者のための実践教育セミナーです。

実践教育セミナー4
第13回遺伝学実践教育セミナー(遺伝学的検査の結果を解釈する)

定員 36名
日程 6月3日 15:00~17:00 第6会場(ライトキューブ宇都宮1F 小会議室107+108)
演者 岡崎 哲也 (岡山大学病院 臨床遺伝子診療科)
吉田 健司 (京都大学大学院医学研究科 発達小児科学)
チューター 白井 宏直 (北里大学医学部 小児科)
和田 敬仁 (ひだまりクリニック 小児科)
髙野 亨子 (信州大学医学部附属病院 遺伝子医療研究センター)
赤峰 哲 (九州大学病院 小児科)
チョン ピンフィー (九州大学 小児科)
村松 一洋 (自治医科大学 小児科学)
松本 歩 (自治医科大学 心血管遺伝学研究部/小児科)
東 慶輝 (愛知医科大学 小児科)
藤本 真徳 (名古屋市立大学 新生児・小児医学分野)
石岡 梨紗子 (名古屋市立大学病院 小児科)
齋藤 伸治 (名古屋市立大学 大学院医学研究科新生児・小児医学分野)
ねらい 【背景】近年、小児神経診療における遺伝学的検査の役割が益々重要になってきています。一方で、その結果解釈に関する状況は、検査項目、検査会社等によって大きく異なり、現場の医療機関に解釈全てが委ねられている検査もあります。遺伝情報には3つの大きな特徴があります。まず、遺伝学的検査の結果は“ 生まれつきの遺伝情報”なので変わりません(不変性)。そのため、将来生じうる、生じやすい症状を予測しうることから、今後の健康管理、そして診療に有用な情報が得られる可能性があります(予測性)。また、家系員、つまり親、きょうだい(これから生まれてくる同胞も含む)等も同じ結果を共有している可能性があります(共有性)。患者、家族にとって生涯を通じて重要な意味を持つ検査であり、その解釈は適切に、確実に行う必要があります。
【目的】マイクロアレイ染色体検査とエクソーム解析の2つの遺伝学的検査/解析の結果解釈を通じて、遺伝学的検査の結果解釈の基本的事項を知ってもらうことを目的とします。
【内容】参加者にはインターネットに接続可能な自身のPCで、実際にデータの解釈をしてもらいます。二部構成とし、マイクロアレイ染色体検査とエクソーム解析の結果解釈を行います。マイクロアレイ染色体検査の結果解釈では、保険診療で実施した場合に返却される検査結果の解釈をどのように行うのか。という点に重点を置いて実施します。エクソーム解析の結果解釈では、数万以上のバリアント(参照配列とは異なる塩基配列)から絞り込んだ、バリアントの病的意義の解釈をACMG/AMP ガイドラインに基づいて行います。本セミナーの内容を、是非明日からの診療、研究に役立ててもらえたらと思います。

実践教育セミナー5
臨床神経生理学から迫る神経疾患の様々な病態~認知・行動・心理面との関連を中心に~

定員 200名
日程 6月3日 15:00~17:00 第7会場(ホテルマイステイズ宇都宮11F グランドボールルームA+B)
座長 金村 英秋 (東邦大学医療センター佐倉病院 小児科)
加賀 佳美 (山梨大学 小児科)
演者 金村 英秋 (東邦大学医療センター佐倉病院 小児科)
藤田 貴子 (福岡大学病院 小児科)
石井 佐綾香 (国立病院機構甲府病院 小児科)
岡西 徹 (鳥取大学附属病院 脳神経小児科)
ねらい 脳波や誘発電位など臨床神経生理学的検査は、小児神経に携わる医師にとって大変身近な存在です。しかし、身近過ぎてその効用を充分に把握・理解されていない側面も窺えるのが実情ではないでしょうか。臨床神経生理学は認知神経科学的手法と合わせることで、病気の診断や治療的側面だけでなく、認知・行動・心理的な側面を含めた発達のメカニズムや疾患の病態解明にも有用な手法となってきました。本セミナーでは、臨床神経生理学的手法により神経疾患の病態解明に取り組んでいる4名のエキスパートによる講演を通して、参加者が臨床神経生理学の有用性と楽しさを味わっていただく機会にしていければと考えています。

実践教育セミナー6
アクティブラーニングでマスターしよう
協働意思決定〜話し合いのガイドライン改訂版から学ぶ「投げるな、同志たれ」〜

定員 30名
日程 6月3日 15:00~17:00 第8会場(ホテルマイステイズ宇都宮9F ルシールA)
座長 岡崎 伸 (大阪市立総合医療センター)
笹月 桃子(早稲田大学人間科学学術院)
演者 岡崎 伸 (大阪市立総合医療センター)
荻野 美恵子(東海大学)
山﨑 麻巳(順天堂大学医療看護学部)
笹月 桃子(早稲田大学人間科学学術院)
ねらい 重篤な疾患や重度の障害を持つ子どものいのちに関わる医療/ケアの方針をめぐる患者・家族・医療者の協働意思決定の重要性は広く認知されるようになりました。では、実際に小児科医が患者・家族と協働するとは、どうすることなのでしょうか。特に代理意思決定において、選択/決定を迫られる者と、その結果を引き受ける者とが分離しているとき、その決定の正当性はどのように担保されるのでしょうか。子どもの最善の利益を追求することと家族の意向を尊重することとはどのように相関するのでしょうか。これらの問いに対して、個々の現場では、私たちは自らの経験に基づき、模索しながらさまざまな対話場面で臨むしかありません。しかし本来的には、参照可能な、最低限辿るべき倫理的思考ステップや心得ておくべきコミュニケーションスキルがあります。
本セッションでは、まずALS等の神経難病診療の最前線で厳しい意思決定を支えてこられた荻野美恵子先生に、その実践とプロフェッショナリズムを共有いただき、さらに看護の視点を導入しつつ、日本小児科学会の話し合いのガイドラインの理念を概説します。その上で、参加者と共に事例をもとに協働意思決定の対話に取り組んでみたいと思います。
パターナリズムに陥るのでもなく、「家族の意向の尊重」と投げてしまうのでもなく、医療者と家族が共に考えを尽くす協働プロセスを体験し、子どもに最善の医療/ケアを届ける一助になれば幸いです。