企画趣旨
在宅で生活する医療的ケア児は全国で約2万人いると推計されており、災害時に最も弱者となります。近年全国各地で災害が起こっており、医療的ケア児の災害時対応の重要性は年々増すばかりです。しかし小児神経科医は、医療的ケア児に必然的に関わる機会は多いのですが、災害医療については必ずしも精通しているわけではありません。
そこで、災害対策委員会では、医療的ケア児が自宅で災害に遭遇した場合を想定し、各地域で災害医療を検討する際に使用できるよう「医療的ケア児等災害対策研修会」のツールを作成しました。これを用いることで、誰でも簡単に質の高い災害対応研修会が開催できます。各地域における医療的ケア児の災害支援の機運が高まり、災害対策が進むことを願います。
なお受講者には日本小児神経学会から「受講証明書」が発行されます。
さらに、日本小児神経学会委員、災害時小児呼吸器地域ネットワークメンバー、または災害時小児周産期リエゾンで、研修会終了後30分間の「医療的ケア児等災害対策研修会ファシリテーター養成講座」を受講していただくと、学会からファシリテーターとして「認定証」が発行されます。