演題募集
応募規定
- 筆頭演者は日本食道学会員に限ります。
応募時点で筆頭演者が非会員の場合は、会員番号欄に「999999」を入力し、
筆頭演者に限り2024年4月16日(火)までに入会手続きを済ませてください。
会員でない場合には発表をお断りすることがあります。看護師、臨床検査技師、診療放射線技師、臨床工学技士、薬剤師などの準会員も同様です。医学部学生の演題応募に際しては学会の入会義務はありません。
日本食道学会 新規入会手続き
入会に関するお問い合わせ
特定非営利活動法人 日本食道学会 事務局
〒130-0012 東京都墨田区太平2-3-13 廣瀬ビルディング4階
TEL:03-6456-1339
FAX:03-6658-4233
E-mail:office@esophagus.jp - 倫理審査の要/不要について
日本食道学会の演題応募に際しては、倫理審査が不要な発表以外は、必ず所属施設または関連の大学病院・関連学会(学会に研究倫理審査機能がある場合)・医師会等の倫理審査制度を利用し承認を得たうえで演題登録を行ってください。
倫理審査委員会の審査状況については、応募画面内にチェックリストを設けておりますので、ご回答をお願いいたします。チェックリストは応募者に臨床研究を行う上で、順守すべき倫理指針を再認識していただくことを目的としています。選択された内容について、査読委員から異議があった演題は、第78回学術集会プログラム委員会にて検証を行い、倫理的に問題があると判定された場合は、不採用となりますのでご注意ください。
なお、倫理審査委員会の承認番号は不要でございます。
発表内容がどの項目に該当するかについては、下記をご確認ください。
・フローチャート
・カテゴリー分類
・日本食道学会倫理指針 - 演題応募時には利益相反についての開示申告が必要です。
演題募集期間
2023年11月15日(水)~ | |
演題募集を締め切りました。多数のご応募ありがとうございました。 |
演題カテゴリー
主題演題区分より、セッションカテゴリー(特別企画、シンポジウム、パネルディスカッション、ワークショップ、Virtual Cancer Board、教育セッション、要望演題、のいずれか)を選択してください。
特別企画 | 1.「食道癌治療の未来を拓く」 ロボット手術の課題と展望 概要
食道癌に対するロボット支援下手術は急速に普及している。これまで、ロボット手術の有用性については様々な報告がなされているが、胸腔鏡手術に対する優位性に関する明確なエビデンスはない。一方、ロボット手術の課題についてはあまり議論がなされていない。本セッションでは、これから将来に向けてロボット手術はどのように進化すべきなのか、現状の課題を踏まえた将来展望について議論したい。
|
---|---|
2.「食道疾患診断・治療の未来を拓く」 若手からの提言 概要
食道疾患の診断・治療に携わる若手医師から、学会の在り方、学術集会の在り方、臨床研究・基礎研究の在り方や支援体制など、未来に向けての提言を募集します。内科・外科・放射線科・病理・基礎、それぞれの立場から忌憚のないご提言をお待ちしています。
|
|
シンポジウム | 1.食道癌に対する臓器温存を目指した治療戦略/Esophagus preserving strategy for esophageal cancer 概要 ※English Session
根治的化学放射線療法は食道癌に対して根治を期待しうる治療選択肢である。また近年、DCF療法やICIなど、治療効果の高い薬物療法レジメンも日常診療として用いられるようになった。直腸癌においては術前CRTやTNTの治療効果に基づいたwatch and wait strategyが注目されているが、食道癌においてもQOL維持の観点から、食道温存治療のニーズが高まっている。本セッションでは、食道癌に対する臓器温存を目指した治療戦略の現状ついて、内科・外科・放射線科、それぞれの立場からご発表いただきたい。
|
2.食道癌周術期管理の最前線:多職種における新たな試み 概要
食道癌周術期管理におけるチーム医療の意義については広く浸透しつつある。一方、各施設において、多職種による周術期管理の新たな試みが進められている。本セッションでは、各施設における周術期管理における新たな試みを共有することにより、さらなる周術期成績向上につなげたい。
|
|
3.cT3br, cT4食道癌に対する至適な集学的治療戦略 概要
他臓器浸潤を伴う局所進行食道癌は未だ臨床的に大きな問題であるが、その治療戦略は未だコンセンサスが得られていない。T3brとT4の診断基準にコンセンサスはあるか、T3brとT4で初期治療は異なるのか、初期治療は化学療法か化学放射線療法か、ICIを用いた治療戦略がありうるのか等の諸問題に対して、各施設における現状と将来展望についてご発表いただきたい。
|
|
パネルディスカッション | 1.食道癌術後再発の要因と対策 概要
集学的治療の進歩にもかかわらず、食道癌術後再発は未だ少なくない。術後再発を予測する因子は何か、再発を軽減するにはどうしたらいいのか、再発臓器や形式により治療選択が変わるのか、その成績は、等について内科および外科の立場から議論していただきたい。
|
2.Barrett食道腺癌の診断と治療 概要
Barrett食道腺癌はわが国でも増加傾向にある。本邦におけるBarrett食道腺癌の特徴は何か、それぞれの進行度に応じた最適の治療は何か、周術期治療の選択肢、手術術式の選択基準等、未解決の問題が多い。内視鏡科・腫瘍内科・外科・放射線科・病理それぞれの立場からBarrett食道腺癌の診断・治療について議論していただきたい。
|
|
3.GERDに対する治療選択とアウトカム/Treatment selection and outcomes for GERD 概要 ※English Session
新規薬剤や治療法の開発によりGERDに対する治療選択は多様化している。2021年4月にはボノプラザンを含む新たなガイドラインが示され、2022年4月には内視鏡的逆流防止粘膜切除術が保険適用となった。また重症例に対する低侵襲手術も広く普及しつつある。それぞれの治療法の適応と治療成績を示していただき、それぞれの長所・短所、今後の展望について議論していただきたい。
|
|
4.IO時代のstage IVB食道癌治療 概要
免疫チェックポイント阻害剤の保険適用により、遠隔転移を伴う進行食道癌の治療は大きく変化した。遠隔臓器転移の状況、通過障害の有無、年齢、全身状態等により一次治療として何を選択するか、コンバージョン手術を見据えた選択肢はあるか、PD後の選択肢をどうするか等、Stage IVB食道癌治療の選択肢とその根拠について議論したい。
|
|
5.食道癌サルベージ・コンバージョン手術の術式選択とアウトカム 概要
食道癌に対する根治的化学放射線療法後のサルベージ手術や集学的治療におけるコンバージョン手術の術式選択はコンセンサスが得られていない。開胸手術を行うべきか、低侵襲手術が許容されるのか、予防的リンパ節郭清を行うべきか、安全な再建方法は、術後合併症軽減の工夫は、等々、様々な問題について術式選択の根拠とアウトカムをご発表いただきたい。
|
|
6.高齢者・フレイル食道癌に対する治療選択 概要
高齢化の進行に伴い、高齢者の食道癌症例が増加している。高齢者・フレイルの評価に何を用いるか、集学的治療が必要な進行食道癌に対してどこまで治療強度の高い治療法を選択するか、手術の適応と意義は、化学放射線療法か放射線治療単独か、高齢者・フレイル患者に対する治療選択について、多面的な議論を期待したい
|
|
ワークショップ | 1.全周性食道癌に対する内視鏡治療の適応と限界 概要
食道癌に対するESD/EMRガイドラインでは、cT1a-EP/LPM、長径50mm以下の全周性食道扁平上皮癌には狭窄予防処置を併用した上での内視鏡治療が弱く推奨されている。全周性食道癌に対してさらなる適応拡大の余地はあるのか、最適な狭窄予防処置は何か、全周性MM/SM1に対して診断的ESDの適応はあるか、追加治療適応症例で狭窄が起こった場合に食道温存の選択肢があるか等、全周性食道癌に対する内視鏡治療の適応と限界、問題点について議論していただきたい。
|
2.食道疾患に対するTR/R-TRの最前線 概要
臨床研修制度、専門医制度の変更に伴い、臨床医が研究を行う機会が減少していることが危惧される。一方で疾患の病態解明や新規治療法の開発、バイオマーカーの同定等のためにはトランスレーショナルリサーチ(TR)やリバースTR(R=TR)の重要性が増してきている。本セッションにおいては、食道疾患に対する最新のTR/R-TRの現状についてご発表いただきたい。
|
|
3.病理診断の現状と課題~臨床の要望に応える~ 概要
食道疾患の病理診断に関して、病理医と臨床医が同じ場で議論する機会は少ない。本セッションは、臨床医から病理診断への疑問や要望、逆に病理医から臨床医への疑問や要望をそれぞれ提示していただき、ともに病理診断における現状の問題点を明らかにするとともに解決への道筋を見つける議論の場となることを期待したい。
|
|
4.食道癌データベース研究の現状と展望 概要
近年、大規模データベース研究の成果が注目されている。わが国においてはNational Clinical Database (NCD)や臓器がん登録、全国がん登録、DPCデータベース等の大規模データベースがあり、これらを利用したデータベース研究が進んでいる。本セッションでは、これまでの食道疾患に対するデータベース研究の手法と結果を共有することにより、今後の研究計画の参考となるような議論を期待したい。
|
|
5.食道運動障害診療における最新の知見 概要
近年、食道運動機能検査の進歩に伴い、食道運動障害の病態生理が明らかとなり、これに基づいた治療方針が選択されるようになった。また、治療選択肢も多様化し、薬物治療、内視鏡治療、手術治療それぞれも大きく変化しつつある。本セッションでは食道運動障害診療の最新の知見についてご発表いただきたい。
|
|
6.AIが拓く未来の食道疾患の診断と治療 概要
AI技術の進歩は著しく、食道疾患の診断・治療の分野にもAI技術が導入されようとしている。現在すでに臨床応用されている技術や今後臨床応用を目指す新規技術の現状をご紹介いただき、AIがもたらす未来の食道疾患診療について議論していただきたい。
|
|
Virtual Cancer Board | 概要
診断・治療方針に悩む食道癌症例について、多職種が集い、実際のCancer Boardを模して診断・治療法について議論したい。各施設において診断・治療に苦慮した食道癌症例をご提示いただきたい。
|
Virtual Clinical Board (食道良性疾患) | 良性食道疾患 概要
食道良性疾患の診断・治療について、多職種が集い、実際のカンファレンスを模して診断・治療法について議論したい。各施設において診断・治療に苦慮した食道良性疾患症例をご提示いただきたい。
|
教育セッション | 1.ビデオ道場:左反回神経リンパ節郭清 概要
左反回神経周囲のリンパ節郭清をテーマに、エキスパートと修練医からビデオを提示いただき、手術手技の要点とピットフォールについて議論したい。それぞれの立場を明示した上で応募をお願いする。
|
2.エキスパートビデオ:ESD困難症例とその対策 概要
食道癌ESD困難症例に対する内視鏡手技についてエキスパートの技術を提示いただきたい。
|
|
要望演題 | 1.頸部食道癌の治療戦略 |
2.術後合併症軽減の工夫 | |
3.特殊食道炎の診断と治療 | |
4.特殊型食道癌の臨床病理学的特徴 | |
5.好酸球食道炎診療における最新の知見 | |
6.食道アカラシアの最新治療 | |
7.粒子線治療の現状と展望 | |
8.【ビデオ】術中トラブルシューティング | |
9.【ビデオ】稀な解剖学的変異に対する手術手技 |
カテゴリー | No. | テーマ | ||
---|---|---|---|---|
A | 食道全般 | 1 | 解剖・生理 | |
2 | 実験 | |||
3 | その他 | |||
B | 良性疾患 | 1 | 先天性疾患 | |
2 | 食道裂孔ヘルニア | |||
3 | 食道憩室 | |||
4 | 食道異物 | |||
5 | 特発性食道破裂 | |||
6 | 外傷 | |||
7 | 好酸球性食道炎 | |||
8 | 食道炎・食道潰瘍 | |||
9 | Barrett食道 | |||
10 | 良性食道狭窄(術後狭窄を含む) | |||
11 | アカラシア | |||
12 | 食道静脈瘤 | |||
13 | 食道運動機能障害 | |||
14 | 病理 | |||
15 | 実験 | |||
16 | その他 | |||
C | がん | 1 | 診断 消化管造影検査、内視鏡検査、超音波検査、CT、PET | |
2 | 診断 Barrett食道癌 | |||
3 | 診断 その他 | |||
4 | 治療 手術(切除・再建術 オープン) | |||
5 | 治療 手術(リンパ節郭清術 オープン) | |||
6 | 治療 内視鏡下手術(胸腔鏡下、腹腔鏡下、縦隔鏡下手術など) | |||
7 | 治療 内視鏡治療(EMR、ESD、PDTなど) | |||
8 | 治療 化学療法 | |||
9 | 治療 放射線療法 | |||
10 | 治療 化学放射線療法 | |||
11 | 治療 集学的治療 | |||
12 | 治療 ステント治療 | |||
13 | 治療 遺伝子治療・ワクチン療法 | |||
14 | 治療 チーム医療 | |||
15 | 治療 緩和ケア | |||
16 | 治療 栄養管理、NST | |||
17 | 治療 リハビリテーション | |||
18 | 治療 その他 | |||
19 | 病理 | |||
20 | 分子生物 | |||
21 | 疫学・統計 | |||
22 | 実験 | |||
23 | その他 |
登録方法
- 抄録の文字数制限
演題タイトル:全角40文字/半角80文字
抄録本文:全角1,100文字/半角2,200文字
※図表がある場合には全角840文字/半角1,680文字 - 登録可能な著者数、所属施設
登録可能な著者数:筆頭演者を含め10名以内
登録可能な所属施設:10施設以内
所属登録は主たる所属機関のみとなります。(複数選択不可) - 原則として筆頭演者1名につき1演題のご応募といたします。
- 所属機関名は「大学名 所属科」で記載ください。
原則登録通りとさせていただきますが、一部抄録集に掲載する際に、主催校の判断で表記を統一する場合がございます。 - 演題登録時に、任意のパスワードを設定していただきます。パスワードを紛失した場合でも、セキュリティーの関係上問い合わせには一切応じられませんのでご注意ください。
- ご登録いただいた抄録はそのまま掲載されます。誤字・脱字・変換ミスを含め、校正・訂正は行いませんので、登録送信ボタンを押す前に、必ず内容に間違いがないかを十分にご確認ください。
- 登録完了後、ご登録いただいたメールアドレスに演題受領通知が送信されます。
2日を過ぎても受領通知がない場合、他の受信フォルダー(迷惑メール受信フォルダーなど)を確認のうえ、下記運営事務局までE-mailにてお問い合わせください。 - 一度登録された演題に修正を加えるときは、登録内容確認画面にアクセス後、登録番号とパスワードを入力し、「確認・修正」ボタンを利用します。
締切期限前であれば、修正・確認ができます。 - 一度登録された演題を削除するときは、登録内容確認画面にアクセス後、登録番号とパスワードを入力し、「削除」ボタンを利用します。
締切期限前であれば、削除ができます。
言語について
- 演題タイトル・著者名:原則日本語
- 抄録言語: 日本語・英語いずれも可能です。
※主題セッションは英語での抄録のご登録およびご発表を推奨いたします。 - 発表言語:日本語・英語いずれも可能です。
- 発表スライド言語:日本語・英語いずれも可能です。
利益相反について
産学連携による臨床研究には、学術的成果の社会への還元(公的利益)だけでなく、産学連携に伴い取得する金銭・地位・利権など(私的利益)が発生する場合があり、この二つの利益が研究者個人の中に生じる状態を利益相反と呼びます。
日本食道学会は、2011年9月27日に施行された「食道疾患臨床研究の利益相反に関する指針」(平成25年6月12日「食道疾患研究の利益相反に関する指針」に名称変更)に従い、臨床研究の学会発表での公明性を確保するため、第67回学術集会より発表者の利益相反状態について自己申告を行っていただくこととなりました。
当日は、利益相反状態の有無に関わらず、状況を開示いただきます。
発表当日の開示フォーム
- 口演セッションで発表の方
スライド2枚目(タイトルスライドの次)に、挿入して開示してください。 - ポスターセッションで発表の方
ポスターの演題名の下に COI 状況を開示してください。
演題オンライン登録
演題登録に関するお問合せ先
第78回日本食道学会学術集会 運営事務局
日本コンベンションサービス株式会社 コンベンション事業部
〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-4-2 大同生命霞が関ビル14階
E-mail:endai-78jes@convention.co.jp
本演題登録事務局は、テレワークでの勤務を行なっております。
ご不便をお掛いたしますが、ご連絡のお問い合わせはメールにていただきますよう、お願い申し上げます。