第25回日本看護管理学会学術集会  第25回日本看護管理学会学術集会

市民公開講座(WEB開催)

創作講談で語る「烈女フローレンス・
ナイチンゲールから今に引き継がれる看護」

閲覧期間:2021年8月28日(土)~9月27日(月)

※参加申し込みは不要で閲覧期間中はどなたでも自由にご視聴いただけます。

講演者
講談看護師 加納塩梅
(渥美講談塾)

抄録

講談看護師「かのう あんばい(加納 塩梅)」です。日本の話芸である落語・講談・浪曲は、大衆演芸として人々の間で楽しまれてきました。講談は喜怒哀楽のすべてを表現し、歴史上の人物のエピソードを語ることが多いのですが、私は看護師として伝えたいテーマをわかりやすくおもしろく楽しめる創作講談として表現し、講談調で語る看護師として活動してきました。その中の一つが「烈女フローレンス・ナイチンゲール」や「日本で最初に看護教育をうけた大関和物語」です。歴史上の人物の実像に迫るだけでなく、今日的なテーマを盛り込みながら語ることで、いつの時代にもある普遍的なテーマを考えることができます。2020年はナイチンゲール生誕200年記念の年でしたが、彼女が残した提言は今日の課題にも光が当たる本質的な進言でした。「烈女フローレンス・ナイチンゲール」といわれる所以のエピソードを盛り込みながら講談仕立てで楽しく語りながら歴史を振り返り、今に通じる看護について考えてみたいと思います。

略歴

千葉大学教育学部特別教科看護教員養成課程卒業。成田赤十字病院、千葉社会保険病院、全国社会保険協会連合会、社会保険船橋中央病院、医療法人心和会八千代病院を経て、筑波大学教育研究科カウンセリング専攻リハビリテーションコース修了後、神奈川県立保健福祉大学、学校法人東京農業大学東京情報大学特命副学長(看護学部担当)。2021年より医療法人財団緑雲会多摩病院。2006年より渥美講談塾(千葉市)入塾し宝井琴梅、宝井琴嶺に師事。講談看護師・加納塩梅として「ナイチンゲール」「大関和」など創作講談を公演。また、てんかん当事者として創作講談「病気だって友だち」を語りながらてんかん啓発活動を行っている。

講演動画

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