第44回日本臨床栄養学会総会・第43回日本臨床栄養協会総会・第20回大連合大会第44回日本臨床栄養学会総会・第43回日本臨床栄養協会総会・第20回大連合大会

会長挨拶

第44回日本臨床栄養学会総会

会長 佐々木 章
岩手医科大学 外科学講座 教授

このたび、第44回日本臨床栄養学会総会・第43回日本臨床栄養協会総会・第20回大連合大会を甲南女子大学医療栄養学部医療栄養学科教授の木戸康博先生(第43回日本臨床栄養協会総会会長)とともに、2022年10月7日(金)から9日(日)に、盛岡市で開催させていただくこととなりました。歴史と伝統のある本学会総会会長の名誉を賜りましたこと、機会を与えていただきました関係各位の皆様方に心より感謝申し上げます。

今回のメインテーマは「未来を切り拓く臨床栄養学」、サブテーマは「臨床栄養学のリテラシー」とさせていただきました。近年の臨床現場と未来に向けて、科学的エビデンスに基づく食事・栄養療法を確立・発信していく本学会の役割は非常に大きなものがあります。本大連合大会では、医師、管理栄養士、栄養に関わる多職種の皆様方が各疾患において栄養学的視点から栄養学の新知見を学び、明日からの教育・研究・診療に役立ち患者に寄与できるセッションを、また他学会とのジョイントシンポジウムも多く企画する予定です。

新型コロナウィルス感染症の影響で医療従事者の働き方や学びの場が変化している現状でございますが、「久しぶりに学会に、そうだ、盛岡に行こう」という想いを込めて、岩手医科大学外科学講座一丸となって学会準備に邁進してまいります。多くの皆様方にご参加いただけますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

第43回日本臨床栄養協会総会

会長 木戸 康博
甲南女子大学 医療栄養学部 教授

このたび、「第44回日本臨床栄養学会総会・第43回日本臨床栄養協会総会・第20回大連合大会」を岩手医科大学外科学講座 教授 佐々木 章 先生(第44回日本臨床栄養学会総会会長)とともに、2022年10月7日(金)〜9日(日)に、盛岡市(いわて県民情報交流センター)で開催させていただくこととなりました。

新型コロナウィルス感染症の状況については、予断を許さないところですが、対面での開催を前提に準備を進めてまいります。臨床栄養に関わる研究者、医療従事者が、活発な情報交換と情報発信が行える総会・大会の運営を目指しています。保健・医療・福祉の現場では、多職種協働(Inter-professional work; IPW)を推進させるとともに、臨床栄養学のリテラシーを進めていくことが求められています。そこで、本第20回大連合大会のメインテーマを「未来を切り拓く臨床栄養学」、サブテーマを「臨床栄養学のリテラシー」とさせていただきました。

健康や臨床栄養に関する情報は、マスメディアやインターネットで容易に入手することができる時代になりましたが、玉石混合した情報が広まっています。臨床栄養に関わる専門職として、多職種協働を推進することによって、幅広い視点から根拠に基づいた情報の発信が可能になると考えております。臨床栄養に関わる栄養士・管理栄養士、薬剤師をはじめ、多くの有識者やNR・サプリメントアドバイザーのご活躍を期待し、臨床栄養学が社会貢献に資することを祈念しています。

多くの方にご参集いただき、活発な意見交換・情報収集のできる大会にしていただきたいと思います。また、10月の盛岡で、大自然を満喫していただければ幸です。