演題募集
演題募集期間
2024年4月17日(水)~ | |
演題募集を締切りました。
多数のご応募ありがとうございました。
演題登録
以下の「演題登録はこちら」ボタンから演題登録画面にお進みください。
ボタン押下後に日本内視鏡外科学会HP内、演題募集についてのご案内ページに遷移します。
学会HP右上の「会員専用ページ」よりログインの上、本総会の演題登録を行ってください。
会員情報に関するお問い合わせ
日本内視鏡外科学会 事務局
info-jses@convention.co.jp
応募資格
JSES会員専用ページから演題を登録いただくことになりました。
筆頭演者ならびに共同演者は全て会員に限ります。
(メディカルスタッフ・工学系研究者・初期研修医・外国籍の方を除く)
筆頭演者ならびに共同演者については、演題登録時に「会員番号」が必要となります(10ケタ)。
会員の方は、「会員番号」を事前にご確認のうえ演題登録を行ってください。
共同演者の会員番号と氏名のカナも登録に必要です。
必ず、事前にお手元にご用意ください。
共同演者の会員番号が不明な場合は、個人情報に該当しますので原則共同演者ご本人に確認ください。
共同演者の同意がある場合に限り事務局にてお調べいたしますので、下記メールアドレスまでメールにてお問い合わせください。
お問い合わせの際、必ずメールに、共同演者の「氏名」「氏名カナ」「所属先名」「生年月日」ならびに「共同演者より事務局からの会員番号のお知らせについて同意を得ている旨」を記載してください。
JSES事務局 E-mail:info-jses@convention.co.jp
入会については下記学会のホームページより、ご申請ください。
入会申請から本登録までには1週間程度かかりますので、お時間に余裕をもってご入会いただきますようお願いいたします。
なお、メディカルスタッフ・工学系研究者・初期研修医・外国籍の方は、職種にて必ず医師以外を選択ください。
公募について
第37回総会では、一部の主題演題及び一般演題のカテゴリーにおいて皆さまより演題を募集いたします。
演題の採否、発表形式、発表分野につきましては、会長にご一任ください。
「主題演題」希望の場合でも、一般演題での採用となる場合もございます。また、「一般演題」希望の場合でも「主題演題」での採用となる事もございます。
現地開催を想定しております。リモート登壇の想定はございません。
文字数制限など
演題名 | : | 全角50文字以内
英語の場合は半角100文字以内 |
抄録本文 | : | 全角550文字以内
英語の場合は半角1,100文字以内 |
登録可能な演者数 | : | 筆頭演者を含め15名以内 |
登録可能な所属機関 | : | 10施設以内 |
応募締切直前は回線が大変混み合うことが予想されますのでお早めにご登録ください。
応募カテゴリー(一般演題)
発表形式は「口演」もしくは「ミニオーラル」をご選択ください。
なお、演題の採否及び発表形式の決定は会長にご一任ください。
部門(必須)
1 | 研修医・専修医 | 21 | 小腸 |
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2 | メディカルスタッフ/看護師 (安全管理・麻酔補助・教育・その他) |
22 | 結腸・直腸・肛門良性 |
3 | メディカルスタッフ/CE (安全管理、保守管理、その他) |
23 | 結腸・直腸・肛門悪性 |
4 | 手術機器・器具 | 24 | 肝臓 |
5 | 救急医療 | 25 | 胆嚢・総胆管 |
6 | 移植医療 | 26 | 膵臓 |
7 | 脳・神経 | 27 | 脾臓 |
8 | 甲状腺・頸部 | 28 | ヘルニア・腹壁・腹膜 |
9 | 乳腺 | 29 | 肥満・代謝 |
10 | 呼吸器良性 | 30 | 小児外科 |
11 | 呼吸器悪性 | 31 | 副腎 |
12 | 気胸 | 32 | 腎臓・尿管 |
13 | 縦隔 | 33 | 膀胱・前立腺 |
14 | 胸部交感神経幹 | 34 | その他の泌尿器科領域 |
15 | 心臓・大血管 | 35 | 子宮 |
16 | 末梢血管 | 36 | 卵巣 |
17 | 食道良性 | 37 | その他の婦人科領域 |
18 | 食道悪性 | 38 | 整形外科 |
19 | 胃・十二指腸良性 | 39 | 形成外科 |
20 | 胃・十二指腸悪性 | 40 | その他 |
内容(必須)
1 | 外科解剖 | 16 | 教育 |
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2 | 適応 | 17 | 技術認定 |
3 | 治療成績 | 18 | Day Surgery |
4 | 手術手技 | 19 | クリニカルパス |
5 | 偶発症・合併症 | 20 | インフォームド・コンセント |
6 | ロボット支援手術 | 21 | リスクマネージメント |
7 | 内視鏡外科手術室関連 | 22 | 医療経済 |
8 | バーチャルリアリティ・シミュレーション | 23 | 女性・ダイバーシティ |
9 | ナビゲーション | 24 | AI(人工知能) |
10 | エネルギーデバイス | 25 | 遠隔医療 |
11 | 医療機器管理 | 26 | ビッグデータ・NCD |
12 | 医療材料 | 27 | 環境問題・SDGs |
13 | Reduced Port Surgery / Needlescopic Surgery | 28 | 新型コロナ・感染症 |
14 | ヘルニア | 29 | スコープオペレーター |
15 | NOTES | 30 | その他 |
上部消化管領域 | セッション形式 |
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低侵襲胃癌手術における精緻な外科解剖を意識した郭清コンセプトと手技セッション趣旨、発表キーワードはこちら 腹腔鏡手術、およびロボット支援手術の普及により、より精緻で再現性のある解剖学的構造物を認識できるようになった。本セッションでは、胃癌手術領域における精緻な外科解剖知識を持ち寄り、それぞれの郭清コンセプトと手技について供覧いただいて議論していただきたい。
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シンポジウム |
食道癌に対する縦隔リンパ節郭清における手技とそのコンセプトセッション趣旨、発表キーワードはこちら 手ブレのない再現性のある画像を取得できるロボット手術が普及しつつある今、微細な解剖学的知識や郭清コンセプトについての発表が増加している。特に上縦隔郭清については、郭清効果も高く、頻度の高い合併症である反回神経麻痺を回避するために手術手技とそれを裏付けるコンセプトが様々発表されている。本セッションでは、その食道癌に対する縦隔リンパ節郭清のコンセプトと手技について発表していただきたい。
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シンポジウム |
食道縦隔鏡手術の現況と今後の展望セッション趣旨、発表キーワードはこちら 食道癌に対する縦隔鏡手術は、経胸的手術不耐例に対しては非常に魅力的なオプションであるが、狭い術野における接線方向視野や、臓器圧排など技術的に習熟が必要である。安全かつ確実に安全かつ確実な食道縦隔鏡手術を普及させるため、現状と今後の展望を議論していただきたい。
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シンポジウム |
新規テクノロジーを応用した上部消化管手術セッション趣旨、発表キーワードはこちら 近年、AI技術を中心とする技術革新の波が医療界にも押し寄せてきている。ICGによる血流評価など、すでに確立された技術もあるが、センチネルリンパ節の同定や、日進月歩の領域であるナビゲーションシステムの開発などでは、外科医および患者が恩恵を受ける日が近づいている。本セッションでは最先端のテクノロジーを応用した上部消化管手術を供覧していただきたい。
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シンポジウム |
胃癌/食道癌に対する低侵襲手術の効率的な教育のための取り組みセッション趣旨、発表キーワードはこちら 腹腔鏡/胸腔鏡手術の普及とともに、ビデオによる反復学習が可能になった。現在では、さまざまなサイトからエキスパートの手術で勉強することも可能であるが、理論の伴わない技術的な側面のみの勉強になるきらいがある。モダリティも腹腔鏡/胸腔鏡からロボットに変わりつつあり、それに合わせて若手外科医の外科教育についても考慮する必要がある。それぞれの施設における効率的な教育のための取り組みを示していただきたい。
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シンポジウム |
低侵襲食道癌手術におけるロボット特異的な有用性 (開胸、胸腔鏡手術と比較)セッション趣旨、発表キーワードはこちら ロボット支援食道切除は2018年4月に保険収載された。若手術者がロボットから食道手術を始めるという可能性が上がってきているが、現状ではロボット術者は開胸および胸腔鏡手術/縦隔鏡手術を経たものがほとんどであると思われる。経験が積み重なった今、開胸および胸腔鏡手術と比較したロボット特異的な有用性について、議論していただきたい。
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パネルディスカッション |
食道胃接合部癌に対する低侵襲手術 (郭清と再建の工夫)セッション趣旨、発表キーワードはこちら 胃癌ガイドライン第6版の出版以降、示されたアプローチアルゴリズムに従って経裂孔的/右胸腔を各施設により選択していることと思われる。別のエビデンスとして、断端距離と予後の関連が示されているが、断端距離を確保するためにより高位切除になる症例をしばしば経験する。郭清についても再建方法についても根治性の確保と合併症率の低下のため、様々な工夫が必要になってきている。接合部癌に対する低侵襲手術の工夫について発表していただきたい。
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パネルディスカッション |
低侵襲手術時代における噴門側胃切除の再建の工夫と成績セッション趣旨、発表キーワードはこちら 近年、接合部癌においても郭清のための胃全摘術は必要ないとされ、噴門側胃切除術の適応が増加している。その再建方法は様々であり、それぞれの施設により得意方法が選択されることとなる。本セッションでは、それぞれの再建方法における工夫や成績を示して頂き、それぞれの利点と欠点および症例選択について議論していただきたい。
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パネルディスカッション |
低侵襲胃全摘術後 /幽門側胃切除後の再建手技と工夫セッション趣旨、発表キーワードはこちら かつては高難度とされていた腹腔鏡下胃全摘術も、広く普及した今、それぞれの施設における標準化された安全で確実な再建方法が存在する。また、幽門側胃切除においてはさらに経験症例が多いと考えられ、様々な工夫があると思われる。低侵襲胃全摘術後 /幽門側胃切除後の再建手技と工夫について手術動画を供覧して示していただきたい。
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パネルディスカッション |
進行胃癌に対する低侵襲手術:ロボット手術の現状と課題セッション趣旨、発表キーワードはこちら 近年、JLSSG0901の結果により、進行胃癌に対する腹腔鏡科手術も広く受け入れられつつある。同様にロボット手術についてもエビデンスが望まれるが、あっという間に普及したロボット支援手術にエビデンスが追いついていない印象が残る。より高度な技術を要する局所進行胃癌に対するロボット手術の現状と課題について議論していただきたい。
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ワークショップ |
食道良性疾患に対する低侵襲手術セッション趣旨、発表キーワードはこちら 食道良性疾患に対する手術は、根治性はもとよりQOLの確保が重要である。良性腫瘍の切除術、および逆流性食道炎や食道裂孔ヘルニアに対する手術についても、良性であるが故により一層の注意が必要となる。近年、日本の人口動態に従って症例も高齢化をきたしており、肥満者の増加も相まって手術を必要とする逆流性食道炎や食道裂孔ヘルニア症例も増加している。本セッションでは各施設における食道良性疾患に対する低侵襲手術の工夫について発表していただきたい。
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ワークショップ |
上部消化管疾患に対するLECS/TECS:手技の工夫と成績セッション趣旨、発表キーワードはこちら 特に上部消化管疾患は食事に関連するQOLの低下により注意が必要である。近年、低侵襲手術が当たり前となり、一層の低侵襲性が望まれるようになった。胃の局所病変に対する低侵襲手術としてLECSが行われてきたが、適応は十二指腸や食道にも広がってきている。安全性と根治性を担保するLECSについて、その手技の工夫と成績を供覧していただきたい。
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ワークショップ |
低侵襲胃癌/食道癌手術のトラブルシューティングセッション趣旨、発表キーワードはこちら 近年、進行癌に対しても低侵襲手術を行う手術が増加している。しかし、局所進行癌や接合部癌など、技術的に高難度となることも多い。より難度の高い症例に対する手術時には、当然一層の注意が必要となるが、一定の割合で予期せぬ出血や吻合トラブルに遭遇する。各自が経験したトラブルに対する対処法、またそれによって以降変更した工夫などについて手術動画を供覧して共有していただきたい。
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ワークショップ |
残胃癌に対する低侵襲手術のピットフォールセッション趣旨、発表キーワードはこちら 胃潰瘍による胃切除後残胃癌はもちろんのこと、近年では、術後補助化学療法の進歩による長期生存患者が増加することで、胃癌術後の残胃癌の増加も予想される。残胃癌は、初回手術の良悪性・再建方法の違いなどにより、低侵襲手術を行うにあたってより注意が必要である。本セッションでは、残胃癌に対する低侵襲手術のピットフォールについて示していただきたい。
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ワークショップ |
下部消化管領域 | セッション形式 |
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ロボット支援下直腸癌手術の利点を探る:短期・長期成績の検討セッション趣旨、発表キーワードはこちら 2018年に保険収載された直腸癌に対するロボット手術は導入期を過ぎ、手技の定型化も進んでいる。一方で今後さらに普及するためには良好な短期成績と長期的な患者生存成績の向上が不可欠である。本セッションでは各施設の短期・長期成績についての検討および成績向上のための各施設での工夫について議論いただきたい。
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シンポジウム |
ナビゲーション機器を活用した精密な下部消化管手術セッション趣旨、発表キーワードはこちら 下部消化管手術において低侵襲手術は急速に広まった。直接触れることのできない開腹手術と異なる鏡視下手術での安全性確保は非常に重要であり、手術既往や先天的変化などによる解剖学的な誤認は重篤な合併症につながる。本セッションでは低侵襲手術におけるマーキング用の色素、AIやVRなどを使用したナビゲーション手術について議論するとともに、各施設におけるナビゲーション手術の将来展望について紹介いただきたい。
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シンポジウム |
炎症性腸疾患に対する低侵襲手術の現状と課題セッション趣旨、発表キーワードはこちら 潰瘍性大腸炎の大腸全摘ではTaTME併用やReduced port surgeryにより、手術時間の短縮や機能温存、整容性の向上を図られており、Crohn病においても初回手術だけでなく複数手術例にも鏡視下手術が行われるようになってきた。本セッションでは、炎症性腸疾患の治療成績向上のための低侵襲手術の適応や手術手技の工夫について各施設の成績をもとに議論いただきたい。
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シンポジウム |
骨盤内臓全摘の低侵襲手術における最適なアプローチ法セッション趣旨、発表キーワードはこちら 局所進行・再発癌に対する隣接臓器合併切除・血管合併切除を伴う側方郭清などは、経験に基づいた高度な手術技術が要求される。一方、低侵襲手術は拡大視野と精緻な手技が可能な点から腫瘍学的根治性向上が期待されている。本セッションでは、低侵襲手術を用いた多臓器合併切除を伴う直腸癌に対する至適なアプローチ法、成績、手術のピットフォールについて報告いただきたい。
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シンポジウム |
結腸癌に対するロボット支援下手術の定型化セッション趣旨、発表キーワードはこちら 保険適応により結腸癌に対するロボット手術は増加傾向にあり、施設や術式ごとの定型化が求められている。一方でロボット手術の術野展開ではポート配置や術野制限などを加味する必要があり、腹腔鏡手術とは異なる課題や工夫点について議論いただきたい。
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パネルディスカッション |
若手教育としての側方郭清手技セッション趣旨、発表キーワードはこちら 側方リンパ節郭清は高難度手術手技とされるが、近年ではより多くの施設で鏡視下側方郭清が行われるようになり、手術の習熟度が向上し手技の均てん化が進んできている。また高精細な2D/3D画像下での手術は精緻な解剖構造の理解を促進し教育にも有用であると考えられる。教育という観点から視た側方郭清手技について議論し手技継承と向上を図りたい。
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パネルディスカッション |
結腸憩室炎に対する安全な低侵襲手術セッション趣旨、発表キーワードはこちら 大腸憩室炎に対する鏡視下手術は合併症の軽減や在院日数短縮の点で有用であると報告されており、本邦でも増加傾向にある。一方で炎症、線維化、膿瘍、瘻孔など様々な病態をきたすことから、手術難易度が高く周術期治療や術中ナビゲーションの活用などにより困難症例の克服を図る取り組みも見られる。本セッションでは、結腸憩室炎に対する治療戦略と手術成績についてご報告いただきたい。
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パネルディスカッション |
術前治療を行った直腸癌に対する鏡視下手術治療戦略セッション趣旨、発表キーワードはこちら 局所進行直腸癌に対する術前治療であるCRTやNAC、TNTは切除断端陰性の確実な確保や潜在的な遠隔転移への制御を目的に国内の多くの施設で行われ始めている。さらにTNTではNOMという概念が出現し、根治性と機能温存両立の可能性も模索されている。本セッションでは直腸癌に対する術前治療の適応や浸出液の多い術野での困難な手術に対する工夫、術前治療および手術の成績について議論いただきたい。
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パネルディスカッション |
結腸癌手術における体腔内吻合の功罪セッション趣旨、発表キーワードはこちら ロボット支援下結腸癌手術の増加に伴い体腔内吻合を導入する施設が増えている。一方で、腸管腔を開放することによる腹腔内汚染などの感染性合併症の増加や播種などの腫瘍学的根治性については未だ危惧されている。本セッションでは、結腸癌に対する体腔内吻合の手術成績を報告し、そのメリット・デメリットを議論することで適応症例や安全な吻合法についての検証を行いたい。
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パネルディスカッション |
下部消化管手術における至適なデバイス選択と効果的な使用方法セッション趣旨、発表キーワードはこちら 日常的に使用されている手術デバイスは電気メス、超音波凝固切開装置など非常に多彩だが、各々の基本原理や正しい使用方法を理解することが安全かつ効果的な使用に重要となる。各種デバイスの特性を踏まえ、下部消化管手術における目的や部位に応じた至適なデバイス選択と安全かつ効果的な使用方法について議論したい。
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ワークショップ |
骨盤内他臓器浸潤癌に対するTaTME手技セッション趣旨、発表キーワードはこちら TaTMEは下部直腸癌に対する手術手技として広まったが、局所再発の頻度が高いという懸念がある。骨盤内他臓器浸潤癌は通常のアプローチでは骨盤深部操作において十分な剥離断端を維持した手術操作が困難で、TaTME操作によって剥離操作の「受け」を作ることが重要である。本セッションでは局所進行再発直腸癌や肉腫、婦人科癌の直腸浸潤に対する手術成績を発表いただき、手技や手術機器の工夫について述べてもらいたい。
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ワークショップ |
コストの面から視た下部消化管鏡視下手術セッション趣旨、発表キーワードはこちら 少子高齢化とともに我が国の医療費は増加の一途をたどっている。消化器外科領域でもロボット手術などの新規医療機器導入に伴うコスト増などが医療機関の経済面に負担となっている。本セッションでは安全や根治性を担保した上で可能な鏡視下手術にかかわるコスト削減の工夫(リユース製品の使用)や医療プロセス効率化の工夫(ERASによる在院日数短縮)について発表いただき、医療費削減について討議いただきたい。
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ワークショップ |
最新の下部消化管手術に関する臨床試験:現状と未来への展望セッション趣旨、発表キーワードはこちら 外科領域の臨床試験は実現が容易ではありません。それでも我々は医療の進展に不可欠なエビデンスを提供する責務があります。現行の治療法の進展や未解決の課題に焦点を当てた最新の臨床試験の計画や結果を共有していただきたいと思います。その上で、下部消化管外科領域における臨床試験の重要性と将来の展望、さらには効果的で安全な治療法の確立について討議します。
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ワークショップ |
多様性を活かす大腸癌ロボット支援下手術教育セッション趣旨、発表キーワードはこちら 大腸癌のロボット支援下手術の教育において異なる背景や専門性を持つ医師や医療スタッフの多様性の活用が重要です。異なる経験や視点を持つ専門家が知識や技術を共有することで、より効果的な教育が可能となります。また女性医師を含め、多様性を考慮した持続的な教育システムの構築についても議論します。
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ワークショップ |
肝胆膵領域 | セッション形式 |
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低侵襲肝切除の最前線セッション趣旨、発表キーワードはこちら 腹腔鏡下肝切除は手術手技向上、手術器具発達により著しい進展を遂げている。また、ロボット支援肝手術の保険適用で我が国では低侵襲肝切除の新たなステージへ入ったといっても過言ではない。本シンポジウムでは低侵襲肝切除の現況と最先端の手術について発表いただき、また本領域の将来についても触れていただきたい。
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シンポジウム |
良性疾患に対する胆道手術の最前線セッション趣旨、発表キーワードはこちら 腹腔鏡下胆嚢摘出術は多くの若手消化器外科医にとって最初に経験する腹腔鏡手術であり、層構造の認識や脈管処理などの基本手技を習得する機会である。また総胆管結石、胆道拡張症に対する低侵襲手術は、胆道手術特有の解剖知識や手技が要求され、施設間の差異が大きい領域と思われる。本セッションでは、腹腔鏡下胆嚢摘出術における若手外科医の教育の工夫や手技のポイント、他の良性疾患に対する胆道手術手技について論じていただきたい.
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シンポジウム |
Cutting edge of Minimally invasive pancreaticoduodenectomy -ロボットPDの最前線まで-セッション趣旨、発表キーワードはこちら 2020年にロボット膵頭十二指腸切除術が保険収載され、徐々に症例数は増加し、現在は浸潤性膵癌に対しても適応を拡大している施設も増えている。しかし、肥満症例、炎症を伴う症例は非常に難易度が高く、手技に難渋することがある。本セッションでは経験豊富な施設より本術式の適応、手技、さらには長期成績を提示して頂き、また今後の展望に関して開腹手術との棲み分けに関して意見を述べて頂きたい。
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シンポジウム |
【英語セッション】エビデンスを創出する低侵襲肝胆膵外科学
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シンポジウム |
肝悪性腫瘍に対する低侵襲肝切除の長期予後セッション趣旨、発表キーワードはこちら 低侵襲肝切除術の適応は拡大し、多くの施設でも各種悪性腫瘍(肝細胞癌、肝内胆管癌、転移性肝転移など)に対して施行されている。低侵襲肝切除のOncological benefitに関して各施設からの長期成績を提示頂き、議論して頂きたい。
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パネルディスカッション |
低侵襲生体肝移植ドナー手術の普及にむけてセッション趣旨、発表キーワードはこちら 外側区域グラフトに対する腹腔鏡下生体ドナー部分肝グラフト採取術は我が国において2022年に保険適用となり、小児生体部分肝移植におけるドナー手術で主に行われる。安定した手技の確立が必要である。本セッションでは各施設からの腹腔鏡下生体ドナー部分肝グラフト採取術の手技を提示頂き、その手術成績について発表いただきたい。
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パネルディスカッション |
低侵襲肝切除におけるS7,S8切除の定型化セッション趣旨、発表キーワードはこちら 肝S7およびS8領域の低侵襲肝切除は難易度が高いとされている。S7、S8領域の低侵襲肝切除の安全な遂行は重要な課題の一つである。本セッションでは各施設でのS7、S8領域の肝切除(部分切除・系統的切除)における術式、アプローチ、切離方法、コツと落とし穴を紹介頂き、本領域の術式の定型化について議論していただきたい。
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パネルディスカッション |
ロボット支援下膵切除術の導入についてセッション趣旨、発表キーワードはこちら ロボット支援下膵切除術の導入から4年が経過、その症例も増加しつつある。今後も新たに導入を行う施設の増加が予想されるが安全な導入が本術式の普及には必須案件である。本セッションでは導入までの膵切除および膵切除以外のロボット支援下手術の経験を提示いただき、ロボット支援下膵切除術導入までの準備、導入症例の提示、トラブルに対する準備、成績、導入後のラーニングカーブなどに特化してご報告いただきたい。
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パネルディスカッション |
膵癌に対する低侵襲膵体尾部切除術は本当に患者のためになっているのか?セッション趣旨、発表キーワードはこちら 膵体尾部癌に対する低侵襲膵体尾部切除術は、多くの施設で広く行われるようになってきた。その一方で、開腹手術と比較して手術時間が長いことや長期予後が不明といった課題も残っており、真に患者のためになっているか否かの検証は十分でない。本セッションでは、低侵襲膵体尾部切除術の各施設の手術成績を提示いただき、開腹手術と比較しての利点と課題について議論していただきたい。
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パネルディスカッション |
若手外科医による低侵襲肝胆膵手術の実際セッション趣旨、発表キーワードはこちら 低侵襲肝胆膵手術は難度の高い術式が多く、独立して安全に手術が行えるようになるには多くの研鑽が必要である。内視鏡外科技術認定医や高度技能専門医の取得は多くの若手外科医の目標であるが、合格率は高くなく取得の道のりは険しい。本セッションでは、40歳以下の若手外科医に、術前準備や手術のポイント、普段心がけていることなどを動画を提示いただきながら幅広くご講演いただきたい。若手肝胆膵外科医の道しるべとなるディスカッションを期待します。
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パネルディスカッション |
ロボット支援下肝胆膵手術における術中トラブルシューティングセッション趣旨、発表キーワードはこちら 近年、肝胆膵領域でもロボット支援下手術の有用性が報告され、高難度症例でも積極的に行われるようになってきた。一方で大血管からの出血などの術中トラブルに関しては、開腹手術とは異なる対処法も想定される。本セッションではロボット支援下肝胆膵手術での各施設におけるトラブルシューティングについて、実際の動画を提示していただき、その対処法や困難症例への対応策について議論を深めていただきたい。
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パネルディスカッション |
ロボット肝切除の手術手技と短期成績セッション趣旨、発表キーワードはこちら 2022年にロボット支援肝切除術が保険適用となり、多くの施設でロボット肝切除の導入が進んできている。ロボットの特徴を活かした肝切除による低侵襲肝切除の普及が期待される。本セッションでは、各施設におけるロボット支援肝切除の現状を提示頂き、手術手技、安全性、そして短期成績について議論いただきたい。
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ワークショップ |
肝切除におけるリアルタイムナビゲーションの進歩セッション趣旨、発表キーワードはこちら 近年、低侵襲肝切除において、術前シミュレーションと術中ナビゲーションが進化し、手術の安全性と確実性が向上している。本セッションでは各施設でのリアルタイムナビゲーションに焦点をあて、取り組みや使用について提示頂き、有用性について議論していただきたい。
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ワークショップ |
低侵襲膵手術における縮小手術セッション趣旨、発表キーワードはこちら 膵臓領域では主に良性・良悪性境界膵疾患を対象として臓器温存・機能温存を目的とした縮小手術が行われており、低侵襲手術も積極的に行われるようになっている。しかし、縮小手術の是非は短期成績のみならず温存臓器機能も含めた長期成績をもって議論する必要がある。本セッションでは、長期成績などの観点から低侵襲膵手術における縮小手術の適応や手術手技について議論していただきたい。
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ワークショップ |
泌尿器科領域 | セッション形式 |
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高難易度ロボット支援腎部分切除術の検討セッション趣旨、発表キーワードはこちら ロボット支援腎部分切除術は現行のガイドラインにおいて小径腎癌に対して施行が推奨されている術式だが、より高難易度な症例に対しても有用であることが認識されつつある。しかしながら腎門部・完全埋没・T1bといった高難易度RAPNでは良好な手術アウトカムを得るためにそれなりの経験や工夫雨が必要である。本シンポジウムではそのような症例に対する適応と限界や、手術手技などにつき発表していただきたい。
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シンポジウム |
進行腎癌へのアプローチ ロボット?腹腔鏡?開腹?セッション趣旨、発表キーワードはこちら ロボット支援根治的腎摘除術(RARN)は2022年に保険適応となった。同術式は手術支援ロボットの優れた操作性から、従来であれば開腹が必要であった局所進行症例に対しても行うことが比較的容易となっている。本シンポジウムでは局所進行腎癌に対する開腹・腹腔鏡・ロボット支援手術の比較、適応と限界について議論を深めていただきたい。
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シンポジウム |
ロボット支援による体腔内新膀胱作成の実際と合併症予防セッション趣旨、発表キーワードはこちら ロボット支援膀胱全摘除術後の尿路変向術においては完全体腔外・hybrid・完全体腔内といった術式があり、それらにおいて長所および短所がある。本シンポジウムではそれらの術式の治療成績や問題点・今後の課題に関して議論いただきたい。
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シンポジウム |
泌尿器科手術における新規手術支援ロボットの活用セッション趣旨、発表キーワードはこちら 本邦で保険収載されている手術支援ロボットの販売企業は4社となり、それぞれのロボットに関して特徴がある。本シンポジウムではそれら機種の特徴・長所・短所についてご説明いただき、泌尿器科手術における活用法の実際や今後の課題について議論いただきたい。
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シンポジウム |
ロボット支援腎尿管全摘除術の標準化セッション趣旨、発表キーワードはこちら ロボット支援腹腔鏡下腎尿管全摘除術(RANU)は2022年4月に保険収載となり、多くの施設で経験が増えている。一方で、ポート位置、アプローチ、リンパ節郭清などについて議論の余地がある。本ワークショップでは RANUの経験と成績、及び手術の工夫、問題点などを発表いただきたい。
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パネルディスカッション |
産科婦人科領域 | セッション形式 |
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婦人科手術におけるロボット機種の使い分けセッション趣旨、発表キーワードはこちら 婦人科領域ではda Vinci、hinotori、Hugo、Saroa Surgical Systemが臨床応用されている。それぞれのロボット機種の特性の違いによる手術のメリット、デメリットに関して各機種のプロクターで議論頂きたい。
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シンポジウム |
婦人科領域における女性医師の技術認定医取得セッション趣旨、発表キーワードはこちら 女性医師の増加に伴い、各領域で技術認定を取得する女性医師は増加している。本セッションでは各領域で技術認定取得した女性医師がキャリアの中でどのように取得してきたかについて講演し、これからの医師へのアドバイスとなることを期待する。
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パネルディスカッション |
卵巣癌における鏡視下手術セッション趣旨、発表キーワードはこちら 卵巣癌手術の鏡視下手術は海外を中心に普及しつつある。早期卵巣癌の初回手術、ステージング手術としての意義、進行卵巣癌におけるHRD検査目的の腹腔鏡手術などについて、これからの卵巣癌手術における鏡視下手術の意義について発表頂きたい。
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ワークショップ |
小児外科領域 | セッション形式 |
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鼠径ヘルニアに対するLPEC法の適応拡大セッション趣旨、発表キーワードはこちら 腹腔鏡下鼠径ヘルニア根治術が広く普及し、laparoscopic percutaneous extraperitoneal closure(LPEC)は多くの小児外科施設で標準術式となった。近年では成人症例に対するLPECの適応拡大や、内鼠経ヘルニアに対するadvanced LPEC法など手技拡大の報告も増えてきた。鼠経ヘルニアに対するLPEC法の今後の展望と限界について多角的な視点で議論する。
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シンポジウム |
小児内視鏡外科技術認定医の将来ーロボット支援手術の今後を踏まえセッション趣旨、発表キーワードはこちら 小児外科領域でも2018年4月に縦隔良性・悪性腫瘍手術、2020年に腎盂形成手術、2022年に総胆管拡張手術のロボット支援手術が保険収載され、その適応が拡大されつつあるが、実施施設は限定的である。安全な小児ロボット支援手術導入および若手小児外科医へのロボット支援手術教育に向けた小児内視鏡外科技術認定医の関わりについて各施設での取り組みを共有し議論する。
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シンポジウム |
小児固形悪性腫瘍に対する内視鏡外科手術の適応と限界セッション趣旨、発表キーワードはこちら 小児固形悪性腫瘍は根治性の観点から元来、開胸・開腹での手術が一般的であった。一方で、術後の整容性や胸郭変形が課題であった。そういった背景から近年では、安全性と根治性を担保しつつも患者QOLに配慮し積極的に小児悪性固形腫瘍に対する内視鏡手術を導入する施設も増えてきた。それらの経験を共有し、その適応と限界に関して議論する。
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パネルディスカッション |
小児内視鏡外科手術 どうやって学びましたか?セッション趣旨、発表キーワードはこちら 小児外科領域においても内視鏡手術は確立された治療となり、若手外科医にとって内視鏡手術のトレーニングは重要課題である。一方で疾患の希少性や指導を行う小児外科医の偏在からlearning curveが遅い側面も有している。小児内視鏡外科医を志す若手外科医がどのようにして内視鏡外科手術トレーニングに取り組んでいるかの現状を議論することで本邦の内視鏡外科教育の課題を明らかにする。
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パネルディスカッション |
先天性横隔膜ヘルニアに対する胸腔鏡手術の要点と盲点セッション趣旨、発表キーワードはこちら 先天性横隔膜ヘルニア(CDH)に対する胸腔鏡手術は2003年に初めて報告され本邦でも症例が蓄積されつつある。各施設が行っている新生児CDHに対する胸腔鏡下横隔膜ヘルニア修復術について、特にその適応と欠損孔が大きい症例に関する術式の工夫、術後成績と整容面での影響などを議論し、胸腔鏡手術の利点と欠点を共有したい。
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パネルディスカッション |
どうする小児の膵臓内視鏡外科手術セッション趣旨、発表キーワードはこちら 小児における膵臓手術は、慢性膵炎・膵腫瘍に関して適応となることが多いが開腹手術であっても十分な経験を有する小児外科医は限定的である。小児領域において特に技術習得が難しいと考えられる領域の一つである膵臓の内視鏡外科手術に関して各施設での取り組みと現状を共有する。また小児の膵臓内視鏡外科手術は小児外科医または成人外科医、いずれの領域の外科医が行うべきかについても議論したい。
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ワークショップ |
呼吸器外科領域 | セッション形式 |
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呼吸器外科領域におけるロボット手術の教育と技術認定セッション趣旨、発表キーワードはこちら 呼吸器外科領域におけるロボット支援手術は、高度な技術と安全性の担保が要求される。一方で、教育に関しては明確なプログラムは存在せず、各施設にゆだねられている。また、呼吸器外科学会でプロクター制度を設けて認定を行っているが、一定の症例数を経験すれば認定を受けることができ、手術の内容まで踏み込んだ技術認定制度は存在しない。本シンポジウムでは、教育と技術認定の充実を図るためにどうすべきか議論いただきたい。
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シンポジウム |
呼吸器外科領域におけるロボット手術の問題点セッション趣旨、発表キーワードはこちら ロボット支援手術が各領域で広く使用されるようになり、狭い視野でも精緻な手術が可能になるなど様々な利点が認められる。一方でアームによる他臓器損傷などロボット手術特有の合併症も報告されている。また、それまでは修練医が執刀していたであろう、併存症の少ない『条件の良い症例』がロボット手術に回るなどの現象も起きている。本シンポジウムで、ロボット支援手術の合併症だけでなく、教育や医療経済の視点など、多角的にロボット手術の問題点と今後の改善の方策を議論して頂きたい。
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シンポジウム |
肺癌に対するアプローチ法別の区域切除の実際セッション趣旨、発表キーワードはこちら 小型肺癌に対する標準手術として区域切除が本邦ガイドラインでも推奨されるにいたり、区域切除を選択する症例が増加している。腫瘍の存在する部位により術式自体に多様性があり、また様々なアプローチ法で手術が行われており、適応、術式選択に関して標準化というのが難しい状況と推察される。本セッションでは各アプローチ法に応じた区域切除の実際について議論いただきたい。
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パネルディスカッション |
画像支援がもたらす低侵襲呼吸器外科手術の未来セッション趣旨、発表キーワードはこちら 近年、画像支援技術の進歩は医学分野において革新的な変革をもたらし、高精細な画像やリアルタイムナビゲーションが外科手術において低侵襲なアプローチの可能性を広げてきた。実際に、radiofrequency identification (RFID)や、REVOLAS@などといった技術が急速に広まりつつあり、安全かつ確実な手術の遂行に寄与している。本セッションで最新の技術や研究成果に基づく議論を通じて、これまでの画像支援と呼吸器外科手術の歴史を振り返りつつ、これからの低侵襲手術の未来について議論いただきたい。
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パネルディスカッション |
縦隔腫瘍に対するアプローチの工夫 (胸腺摘出術か胸腺部分切除か)セッション趣旨、発表キーワードはこちら Ⅰ-Ⅱ期の胸腺上皮性腫瘍に対する外科切除はかねてより胸腺摘出術が標準術式とされてきた。このアプローチは遺残した胸腺組織からの腫瘍再発や重症筋無力症の合併などを回避する目的で選択されてきた。しかし近年では胸腺組織を残した胸腺部分切除においても予後に差はないとの報告もあり、実際に胸腺部分切除を選択する施設も散見される。各施設による胸腺上皮性腫瘍への術式選択について発表いただきたい。
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ワークショップ |
肥満外科領域 | セッション形式 |
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減量・代謝改善手術の合併症・術後体重増加とその対策セッション趣旨、発表キーワードはこちら 2014年に腹腔鏡下スリーブ状胃切除術が保険収載され10年目の節目である2024年6月から、腹腔鏡下スリーブ状胃切除術の手術適応が緩和され、腹腔鏡下スリーブバイパス術も条件付きで保険収載されることが決まった。減量・代謝改善手術は今後さらに普及していくことは容易に想像がつくが、それとともに術中・術後合併症、また術後合併症に対して再手術を経験する施設も増加すると考えられる。本セッションでは合併症症例や再手術症例の経験と知識を提示して頂き、それを共有することで、安全な減量・代謝改善手術の普及に寄与することを期待する。
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パネルディスカッション |
高度肥満症に対する外科的治療の将来展望セッション趣旨、発表キーワードはこちら 高度肥満症に対する減量・代謝改善手術は、最も効果的な治療法の一つとして認識されている。しかし、外科手術は薬物療法、食事・運動療法、認知行動療法などとは異なり,治療前後で患者の状況を大きく変えるという点がメリットにもデメリットにもなりうる。新たな手術技術や治療法の開発、合併症や術後体重増加のリスクを減らすためのアプローチ、リスク評価を行うことにより患者の選択基準の改善、多診療科・多職種連携、手術後のフォローアップの強化などについて検討することを通して、外科手術のメリットを最大限に活かし、デメリットを最小限にする事が可能と考えられる。それぞれの施設で行っている取り組みについてご発表頂き、現在の問題点を共有するとともに将来展望について議論したい。
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パネルディスカッション |
より低侵襲な肥満症治療セッション趣旨、発表キーワードはこちら 高度肥満症や肥満関連合併症としての糖尿病はいまだに難治性であり、その根治には減量・代謝改善手術が最も成績の良い治療法の一つであるが、その治療成績は依然として十分であるとはいえない。外科侵襲を低減させるため、Reduced Port Surgeryや、手術時間を短縮したり術後合併症を減らすための工夫などが試されてきている。また胃内バルーン留置術や内視鏡的スリーブ状胃形成術が低侵襲な外科的治療として本邦でも報告され、エビデンスも構築されつつある。本セッションでは、各施設の肥満症治療をより低侵襲にするための取り組みを広くご紹介頂き、その治療成績などを呈示して頂きたい。
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ワークショップ |
ヘルニア領域 | セッション形式 |
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成人鼠径ヘルニアの精密手術を極める ~ TEP vs TAPP ~セッション趣旨、発表キーワードはこちら 腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術のスタンダードとして、互いに競い合うようにして発展してきたのがTEPとTAPPである。近年では、症例ごとに両術式を使い分けている報告もあり、改めて両手技の長所と短所を振り返り、ディスカッションを通じて、今後の両手技の教育や普及に向けた展望についてご発表頂きたい。
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ビデオ・シンポジウム |
RPSラパヘルのこれから~needle vs SILS vs SILS+1~セッション趣旨、発表キーワードはこちら 腹腔鏡手術の大きなメリットとして、傷が小さいため、整容性に優れ、腹壁のダメージが開腹術より低減できることが挙げられる。近年、このメリットをさらに追求したReduced Port Surgery (RPS)の進歩が目覚ましい。従来、3ポートで操作する腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術でも、単孔式 (SILS)や単孔式+1 (SILS+1)など、創の減少や鉗子の細径化による創の縮小を試みた手技が登場している。このセッションでは、RPSラパヘルの各術式の成績を呈示して、そのメリットや手技上の問題点などについて議論を深めて頂きたい。
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パネルディスカッション |
ロボット支援手術は腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術をどう変えるか?セッション趣旨、発表キーワードはこちら ロボット支援手術は、従来の腹腔鏡手術に多くの変革をもたらしている。TEPやTAPPなどの腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術は確立された術式だが、ロボット特有の操作により、新しい展開がもたらされる可能性がある。本セッションでは、ロボット支援手術が腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術をどう変えるかについて、ディスカッションを深めて頂きたい。
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パネルディスカッション |
腹腔鏡下腹壁ヘルニア手術の最前線セッション趣旨、発表キーワードはこちら 近年、eTEPやE/MILOSの登場により、臍ヘルニアなどの原発性腹壁ヘルニアや小~中型の腹壁瘢痕ヘルニアの低侵襲手術が普及しつつある。本セッションでは、腹腔鏡下腹壁瘢痕ヘルニア手術の最新の取り組みと治療成績などについて検討し、さらなる新しい治療の可能性などについてのディスカッションを期待したい。
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パネルディスカッション |
巨大腹壁瘢痕ヘルニア手術における私の工夫セッション趣旨、発表キーワードはこちら 巨大な腹壁瘢痕ヘルニアの治療には、術前からの入念な治療計画の検討が要求されることが多い。近年、eTEPやE/MILOSなどの新しい低侵襲手術が登場し、治療戦略が多様化している。本セッションでは、特に横径が10cmを超える様な巨大な腹壁瘢痕ヘルニアの治療に関する、各施設の取り組みや手術成績などを紹介して頂きたい。
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ワークショップ |
閉鎖孔ヘルニアの低侵襲治療についてセッション趣旨、発表キーワードはこちら 閉鎖孔ヘルニアは嵌頓による緊急手術が多く、高齢で併存症のあるハイリスク患者に多く見られる。そのため、低侵襲治療の進歩が求められている。近年、エコープローブによる圧迫解除などの保存的治療の成功例も報告されるようになった。本ワークショップでは、各施設の最新データや低侵襲治療の取り組み、興味深い症例などを共有し、ディスカッションを通じて閉鎖孔ヘルニアの新しい治療アルゴリズムを提案して頂きたい。
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ワークショップ |
心臓血管外科領域 | セッション形式 |
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心臓血管外科領域でのロボット手術の限界点はあるのかセッション趣旨、発表キーワードはこちら ロボット心臓手術の普及が進んでいる。弁膜症では、僧帽弁手術にとどまらず三尖弁や大動脈弁手術にもその使用が広がっている。非弁膜症手術でもロボットが使用されている。今後も適応拡大が進むことは想像に難くないが、心臓血管外科領域においてロボットは何が得意で何が不得手なのか、ロボット心臓手術に限界点があるのか、ロボット心臓手術の現状と将来について論じていただきたい。
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パネルディスカッション |
整形外科領域 | セッション形式 |
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内視鏡を用いた腰椎椎体間固定術の革新セッション趣旨、発表キーワードはこちら 脊椎外科手術の対象となる患者は年々高齢化し、病態によっては固定術を余儀なくされる患者も多く、低侵襲な手術が求められる。低侵襲脊椎固定術に関しては多数の手術手技が報告されてきたが近年内視鏡を用いた様々な脊椎固定術が報告されている。術者それぞれの手術における工夫、また内視鏡下腰椎椎体間固定術における適応と限界について発表して頂きたい。
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シンポジウム |
形成外科 | セッション形式 |
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形成外科の精密手術を極める -現状と将来展望-セッション趣旨、発表キーワードはこちら 形成外科では、生体における機能および形態の改善を目的として、皮膚縫合や顕微鏡下の神経・血管・リンパ管吻合など多くの手術手技において精密性を追求してきた。現在、さらに低侵襲かつScarlessな手術手技を求め、内視鏡の活用を増やし、将来的には手術支援ロボットの導入が期待されている。本ワークショップが、形成外科の精密手術の現状ならびに内視鏡手術から手術支援ロボット導入への将来展望について、多くの医師が意見を交換し、意識を共有できる機会としたい。
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ワークショップ |
耳鼻科,甲状腺,頭頸部 | セッション形式 |
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耳鼻咽喉科・頭頸部外科におけるロボット支援手術の現状と未来セッション趣旨、発表キーワードはこちら 耳鼻咽喉科・頭頸部外科にロボット支援手術が保険適応されてから2年が経過した。
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シンポジウム |
移植・再生 | セッション形式 |
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技術認定医育成を意識したドナー腎採取術:安全・十分な手術手技のための創意工夫セッション趣旨、発表キーワードはこちら 安全かつ適切に施行する技術の普及と向上を目的とする技術認定医制度は、腎移植においてもドナーとレシピエントのアウトカムの最適化に寄与することが期待される。経腹膜腔、後腹膜腔に用手補助といった多彩なアプローチが存在し、さらに一般外科・泌尿器科にまたがるドナー腎採取術には様々な特色がある。各施設独自の創意工夫を共有し、安全で洗練された手技を標準化することは、認定医の育成における重要な指針になりうる。
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パネルディスカッション |
女性・ダイバーシティ | セッション形式 |
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内視鏡外科におけるダイバーシティ&インクルージョンセッション趣旨、発表キーワードはこちら D&I推進は、管理職がその必要性を認識し、率先して体現することが重要である。内視鏡外科学会でもDiversityの議論がされているが、Inclusionの実践ができておらず、理事や各委員は、男性、大学関係者、技術認定医が大多数を占めている。多様な人材を活かし、内視鏡外科を発展させていくために学会として取り組むべきことは何であろうか。多様な働き方や女性役員の登用など今後の方向性を示していただきたい。
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シンポジウム |
医師の働き方改革は女性内視鏡外科医の追い風になるかセッション趣旨、発表キーワードはこちら 女性のキャリアを阻む要因は多岐に渡るが、性別役割分担や長時間労働が当たり前の雇用慣行は女性の社会進出の大きな障壁となってきた。2024年4月より医師にも時間外労働の上限規制が適用となり、全ての人が仕事でも家庭でも活躍できる「令和モデル」への変革が期待されている。本ワークショップでは、働き方改革の新制度導入後における女性外科医の現状や課題、男女共同参画推進のための方策について議論していただきたい。
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ワークショップ |
領域横断 | セッション形式 |
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内視鏡外科手術をとりまく社会・環境問題を考えるセッション趣旨、発表キーワードはこちら 現在、内視鏡外科領域における活動においても地球温暖化への影響を考えていく必要がある時代となった。低侵襲手術においてもサージカルスモーク、ディスポ製品、CO2排出、医療資源ゴミなど様々な問題が提起されている。内視鏡外科も持続可能な形を追求していく必要がある。本セッションでは様々な視点から内視鏡外科手術をとりまく環境問題に関してご発表いただき、ご議論いただきたい。
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環境セッション |
【英語セッション】低侵襲手術教育・技術開発の国際的組織の運営とその取り組み
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シンポジウム |
内視鏡外科におけるテクノロジーの実応用セッション趣旨、発表キーワードはこちら 内視鏡外科領域において多彩なテクノロジーが開発され、すでに実臨床において応用、定着してきているものもある。本セッションではエネルギーデバイスから、蛍光ガイドナビゲーション、AR, VR, MR、ナビゲーション、シミュレーション、遠隔手術に至るまで、現在までに開発されてきたテクノロジーのこれまでと今後の展開についてご発表いただく。
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シンポジウム |
内視鏡外科医師の働き方改革をとりまく諸問題セッション趣旨、発表キーワードはこちら 医師の働き方改革は待ったなしの状況となってきている。医師自身の健康を守るだけでなく、患者さんや国民全体に提供する医療の質が落ちることなく改革がすすめられることが重要である。内視鏡外科に携わる医師の働く環境はどう変わるか? 本セッションでは、タスクシフトやタスクシェアなど医師以外の医療関係者も含めた様々な改革や、ロボットの導入による内視鏡外科の発展に伴う変化など、働き方改革に向けた現状をご発表いただき、ご議論いただきたい。
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パネルディスカッション |
内視鏡外科手術教育・技術認定制度の今後セッション趣旨、発表キーワードはこちら ロボット支援手術に代表される内視鏡外科の発展に伴い若手教育も変わっていく必要がある。カダバートレーニングやアノテーション技術、遠隔教育など様々な次元で教育方法も変革の時を迎えている。本セッションでは、技術認定の評価やプロクター制度のあり方まで含めた、今後の若手教育に関して多方面からの視点でご発表いただき、ご議論いただきたい。
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パネルディスカッション |
低侵襲手術における術中合併症とトラブルシューティングセッション趣旨、発表キーワードはこちら 腹腔鏡手術、胸腔鏡手術、ロボット支援下手術のどの手術においても術中合併症は起こり得る。導入初期から時間の経過とともに高度な技術が必要な疾患に適用がひろがっており、起こり得る術中合併症の対策や回避するための注意点などを領域をこえて共有することは価値があると考えられる。本セッションでは、様々な領域で経験される術中トラブルに関して、その回避のためのこだわりやコツも含めてご発表いただきたい。
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ワークショップ |
低侵襲手術における画像・情報技術の利用と今後セッション趣旨、発表キーワードはこちら AIや画像認識から得られる情報やNCDなどビッグデータの活用により低侵襲手術の手技に変化が生じてきている。本セッションでは、これらAI・画像認識の進歩やビッグデータから生み出されてくるエビデンスにより低侵襲手術の手技がこれまでにどう変化し、今後どのように変化していくのかをご発表いただきたい。
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ワークショップ |
教育委員会企画 | セッション形式 |
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ロボット手術時代に内鏡視下縫合・結紮トレーニングは必要か?セッション趣旨、発表キーワードはこちら ドライボックスを用いた鏡視下縫合・結紮トレーニングは、内視鏡下手術における深部感覚や両手協調運動の習得するための有効な手段であるといわれ、縫合・結紮手技は技術認定審査において必須項目とされている。一方で、3Dモニター可で直感的な操作が可能なロボット支援手術の普及により、従来型の縫合・結紮トレーニングの必要性に疑問を持つ声も出ている。本セッションでは、ロボット手術の時代において若手外科医にとっての効果的かつ効率的なトレーニングとは何か、そして内視鏡下縫合・結紮トレーニングの意義について議論する。
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ディベート |
医工連携 | セッション形式 |
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医工連携により推進する内視鏡手術の医療安全セッション趣旨、発表キーワードはこちら 内視鏡手術における医療安全上の懸念は、術者教育、手術手技研究、医療機器開発などより克服されてきた。本セッションではインシデントからの学びや日常診療からの気づきに加えデザイン志向に基づく製品開発がもたらす安全性向上の好事例を紹介していただきたい。
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シンポジウム |
シリーズ:外科医による医療機器開発 其の四 −医工連携の実際を語ろう−セッション趣旨、発表キーワードはこちら 外科医による医療機器開発とその活性化に焦点を当てた本シリーズ、これまで3回の企画を通して、本学会における外科医の医療機器開発・医工連携への取り組みが、着実に裾野を広げながら進んできていることを実感しています。
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ワークショップ |
カールストルツ賞に関して
本賞は、内視鏡外科手術の発展のために、優れた研究成果を発表した会員を表彰し、奨励するために1999年から設けられた制度で、当該年度の学術集会で発表される動画を対象として選考されます。
受賞者には賞状が授与され、副賞として10万円が贈呈されます。
応募方法
本賞に応募を希望される会員の先生は、演題応募時にカールストルツ賞「応募する」にマークしてください。
募集対象
第37回日本内視鏡外科学会総会で動画を用いて発表される一般演題に限ります。
選考方法
総会会長が選考し、受賞者は3名以内となります。
抄録本文による一次選考、その後、動画による二次選考という段階を踏んでおります。
一次選考通過者には動画の提出などにつき9月中にE-mailでのご連絡を予定しております。選考を通過されなかった方にはご連絡をいたしませんので、あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。
利益相反(COI)開示と倫理的手続きに関しての指針について
第37回日本内視鏡外科学会総会にて発表をされる方は、利益相反の状況および倫理的手続きについて、演題登録画面で登録していただきます。(※必須となります)
詳しくは以下リンクをご参照ください。(日本内視鏡外科学会HPリンク)
なお、上記の選択は演題採否には関係いたしません。
演題登録
以下の「演題登録はこちら」ボタンから演題登録画面にお進みください。
ボタン押下後に日本内視鏡外科学会HP内、演題募集についてのご案内ページに遷移します。
学会HP右上の「会員専用ページ」よりログインの上、本総会の演題登録を行ってください。
会員情報に関するお問い合わせ
日本内視鏡外科学会 事務局
info-jses@convention.co.jp
演題採否について
演題採否は、E-mailでのご連絡および、本ホームページでご確認いただけるよう予定しております。採否公開時期につきましては、9月下旬を予定しております。
演題登録に関するお問い合わせ
第37回日本内視鏡外科学会総会 演題担当
E-mail:endai-jses37@convention.co.jp
入会や会員番号のお問い合わせ
日本内視鏡外科学会 事務局
E-mail:info-jses@convention.co.jp
会員番号やパスワードのお問い合わせにつきましては順次ご対応いたしますが、
大変混み合う可能性がございますので、お時間に余裕をもってお問い合わせください。
上部消化管領域 | セッション形式 |
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局所進行胃癌に対する低侵襲手術セッション趣旨、発表キーワードはこちら 近年、東アジアにおいて、進行胃癌に対する腹腔鏡下手術の安全性・腫瘍学的妥当性が示された。さらにロボット支援手術が胃切除領域でも瞬く間に全国的に普及し、進行胃癌に対しても導入されているのが現状である。腹壁破壊を最小限にしつつ、拡大視効果を享受することでより精緻な腹腔内操作を追求する低侵襲手術が、局所進行胃癌に対しても有効性を示せるかを評価することは、今後の重要な検討課題である。本セッションでは、局所進行胃癌に対して積極的に低侵襲手術を行っている施設のエキスパートの先生方に、その手術手技と各施設の工夫、短期・長期治療成績についても示していただきたい。
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シンポジウム |
高度進行胃癌に対する化学療法後の低侵襲手術セッション趣旨、発表キーワードはこちら No16a2b1に限局した少数の大動脈リンパ節転移を有する進行胃癌に対しては、術前化学療法(NAC)後の外科切除が弱く推奨されているが、そのアプローチ法は十分な評価がされていない。一方、切除不能進行胃癌に対するconversion surgery が増加しているものの、手術適応やタイミング、術式や術後補助療法等、いまだ一定の見解は得られていない。 本セッションでは、高度進行胃癌に対し、化学療法後に胃切除の適応となった症例を対象に、低侵襲手術でのアプローチに焦点を当てて、手術手技、手術成績、長期予後などを示していただきたい。
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シンポジウム |
高度進行食道癌に対する低侵襲手術セッション趣旨、発表キーワードはこちら 2020年のNCDデータでは、食道切除術における低侵襲手術割合は70%を超え、切除可能食道癌に対する低侵襲手術は日常診療として広く行われている。しかし、高度進行食道癌に対するアプローチについてはまだcontroversialである。本シンポジウムでは、根治性と安全性を担保したT4b~T3br腫瘍や高度リンパ節転移を伴う高度進行食道癌に対する低侵襲手術の実際を短期成績と長期予後を示しながら発表していただきたい。
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シンポジウム |
食道癌に対する上縦隔リンパ節郭清セッション趣旨、発表キーワードはこちら 食道癌手術における上縦隔リンパ節郭清は、治療効果が高いものの反回神経麻痺は術後肺炎をきたし予後にも影響を及ぼす可能性があり、郭清精度の向上と機能温存のバランスが重要である。胸腔鏡手術の普及による拡大視野下の外科解剖の共通理解が進み、ロボット支援手術の導入によってより精緻な手術操作が可能となってきた。再現性が高く精度の高い上縦隔郭清手技を手術成績と共に供覧いただきたい。
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シンポジウム |
食道胃接合部癌に対する郭清と再建セッション趣旨、発表キーワードはこちら 多施設共同研究にて、食道浸潤範囲別に外科手術アプローチ法、リンパ節郭清範囲が提示されているが、全周性の進行癌などにおける術前の食道浸潤長の正確な評価は困難であり、適切な口側切離マージン長については依然として一定の見解はない。また経裂孔的な限られた視野内での郭清や吻合は難易度が高く、縫合不全や術後逆流性食道炎は依然として解決すべき課題のひとつである。本セッションでは食道胃接合部癌に対する適切な手術戦略と郭清手技、再建法の工夫などを治療成績を交え発表いただきたい。
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パネルディスカッション |
低侵襲胃癌手術における脾門リンパ節郭清 -脾摘か脾温存か、適応とアプローチの実際-セッション趣旨、発表キーワードはこちら 大彎に浸潤しない上部胃癌に対しては脾温存術式が標準治療とされているが、大彎に浸潤する上部進行胃癌に対しては、脾摘を伴う脾門リンパ節郭清が暫定的に標準術式となっている。一方で、拡大視効果を利用して、内視鏡手術による脾門郭清が普及しており、その安全性を検討する臨床試験も実施されている。本セッションでは、脾門リンパ節郭清を必要とする症例に対して、脾摘か脾温存脾門リンパ節郭清のいずれの手術を選択すべきか、それぞれの適応と手術手技、術後短期成績に加え、郭清効果を含めた長期成績についても議論していただきたい。
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パネルディスカッション |
難治性胃食道逆流症・食道裂孔ヘルニアに対する外科治療セッション趣旨、発表キーワードはこちら 肥満症例や高齢化に伴い手術を要する難治性逆流性食道炎や食道裂孔ヘルニアの症例も増加している。逆流防止と術後の通過障害はトレードオフとなりうる。本セッションでは症例に応じた噴門形成の術式選択や長期成績なども含め発表いただきたい。
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パネルディスカッション |
安全な食道切除・再建のための工夫セッション趣旨、発表キーワードはこちら 低侵襲食道癌手術は広く行われ、ロボットの導入も進んでいる。NCDにおける食道切除の手術関連死亡率は減少傾向だが、術後合併症割合は年々増加している。本セッションでは、各施設の安全性向上のための工夫や、トレーニング中の若手医師・ロボット手術導入期のチームなどにも有用なコツやピットフォールなどを発表いただきたい。
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ワークショップ (ビデオ) |
胃癌に対するより低侵襲な治療法への挑戦 -LECS、センチネル生検、内視鏡的全層切除-セッション趣旨、発表キーワードはこちら 胃癌患者の高齢化、診断能向上による早期胃癌の増加により、胃全摘の回避と残胃容量温存が注目されている。ICG蛍光ナビゲーションやAIといった最新のテクノロジーの応用も含めて、胃GISTや早期胃癌症例における術後QOLのさらなる改善を目指した縮小手術は、今後重要な選択肢となる可能性がある。本セッションでは、早期胃癌に対する内視鏡的全層切除や幽門保存胃切除、胃GISTに対するLECSなど、縮小手術における手術成績・長期的QOLの向上に焦点を当てて議論していただきたい。
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ワークショップ |
縦隔鏡下食道切除術における手技と治療成績セッション趣旨、発表キーワードはこちら 縦隔鏡下手術は経胸的手術不耐例へのオプションとして広く行われるようになり、一部の施設では切除可能食道癌に対する標準術式としても施行されている。本セッションでは、各施設の縦隔鏡手術の適応、アプローチ(左頸部/両側頸部)や手技の実際、短期成績および中長期成績を発表いただきたい。
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ワークショップ |
上部消化管領域における新たな外科解剖の知見セッション趣旨、発表キーワードはこちら 光学機器の発達と合わせた内視鏡手術の進歩により、開腹・開胸手術の時代には限られた名手のみが知りえた外科微細解剖が高解像度モニターの下につまびらかになり、さらに近年では、手ぶれのないロボット支援手術の導入により、より精緻な手術操作が再現性をもって行える時代になっている。本セッションでは、上部消化管手術におけるエキスパートの外科解剖理解に基づいた手技を供覧いただきたい。
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ワークショップ |
低侵襲胃癌手術のトラブルシューティングセッション趣旨、発表キーワードはこちら 近年、高度進行胃癌や接合部癌など、より難易度の高い症例に対しても腹腔鏡・ロボットによる低侵襲手術が行われるようになった。そのため、必然的に術中出血や吻合トラブルなどに遭遇する機会が増え、それぞれの状況に対して適切なトラブルシューティングが要求される状況となっている。本セッションでは、各施設で経験した低侵襲手術時のトラブルおよびそのトラブルシューティングにつき、実際の手術動画を提示しながら議論していただきたい。
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ワークショップ |
噴門側胃切除における至適再建法セッション趣旨、発表キーワードはこちら 胃上部の早期癌や食道胃接合部癌に対して、噴門側胃切除術が選択される場合が増加している。一方で噴門側胃切除後は逆流性食道炎や狭窄、縫合不全などの合併症が懸念されるため、その再建手技には工夫を要する。本セッションでは、噴門側胃切除術の再建手技における各施設の工夫と、中長期的なQOLを含めた治療成績をご発表いただき、各再建術式のメリット・デメリット、さらに一般化していく上での課題について討論していただきたい。
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ワークショップ |
下部消化管領域 | セッション形式 |
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ロボット支援結腸癌手術の現状と課題セッション趣旨、発表キーワードはこちら 2022年度の診療報酬の改定で、結腸癌に対するロボット支援手術が保険適応となり、腹腔鏡手術で難易度が高いとされるSurgical trunk の郭清の有用性も左側横行結腸癌手術や 下行結腸癌手術に対して報告され始めている。 一方でロボット支援手術の欠点として術野制限があり、広範な術野操作を円滑に行う戦略が必要である。 本セッションでは、ロボット支援結腸癌手術の定型化に向けた工夫と課題について討論いただきたい。
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シンポジウム |
ロボット支援直腸癌手術の長期成績セッション趣旨、発表キーワードはこちら 直腸癌に対するロボット支援手術は、2018年度に保険適用となり急速に増加している。導入期を乗り越え、手術の定型化や新たな術者育成を行い、良好な短期成績の報告が散見されるようになってきた。本セッションでは、多くの経験を積んだ施設より、ロボット支援手術の中・長期成績について報告いただきたい。
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シンポジウム |
大腸癌に対するナビゲーション手術セッション趣旨、発表キーワードはこちら 近年、大腸手術においては腹腔鏡手術やロボット支援手術などの低侵襲手術が急速に広まってきており、新しい手術アプローチ法も専門施設を中心に行われつつある。これらの新しい手術技術と色素やAIを使用したナビゲーション手術の親和性は高く、手術の安全性や正確性をより高めることが期待されている。本セッションでは、下部消化管領域における最新のナビゲーション手術を紹介いただき、将来展望についても論じていただきたい。
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シンポジウム |
直腸癌に対する低侵襲手術の最前線セッション趣旨、発表キーワードはこちら 局所進行直腸癌に対する低侵襲手術では、腫瘍学的根治性と機能温存の両者を達成する精緻な手術が期待され、これまで様々なアプローチが行われてきた。しかしながら、現時点ではこれらの有用性に関するエビデンスは十分ではない。本セッションでは、腹腔鏡・taTME・ロボット支援直腸手術、または新たなアプローチ法の短期・長期成績を提示いただき、現状の課題と克服するための手技・方略について論じていただきたい。
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シンポジウム |
右側結腸切除術 -ロボット支援手術 vs 腹腔鏡手術-セッション趣旨、発表キーワードはこちら 結腸右半切除の30日死亡率は、高難易度とされる他の消化器癌手術よりも高率であると報告されている。一方、2022年度の診療報酬の改定で、結腸癌に対するロボット支援手術も保険適応となり、難易度が高いとされるSurgical trunkの郭清が必要とされる進行右側結腸癌に対しても積極的に行われている施設も多くなっている。本セッションでは、「ロボット支援手術 vs 腹腔鏡手術」をテーマに、進行右側結腸癌に対する安全な手術法について討論いただきたい。またそれぞれの手術における最適なアプローチ法やピットフォールについても言及していただきたい。
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パネルディスカッション |
これからの世代に対する大腸癌のロボット支援手術教育セッション趣旨、発表キーワードはこちら 今後低侵襲手術に対する社会の要望と急速な技術革新により、ロボット支援手術が標準となる時代が想定される。ソロサージェリーの要素が多いロボット支援手術において、今後の若手外科医がいかに術者としてのトレーニングを積むかは重要な課題である。本セッションでは、大腸癌に対する開腹および腹腔鏡手術の経験がほとんど無い若手外科医に対する外科修練のロードマップならびにロボット支援手術トレーニングの開始時期と具体的な方法、今後の課題について、各施設での実例を挙げて議論いただきたい。若手外科医からの発表も期待する。
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パネルディスカッション |
結腸癌切除術における体内吻合 -どんな症例に、どんな方法で行なうか-セッション趣旨、発表キーワードはこちら 近年、低侵襲下結腸癌手術における体腔内吻合を導入している施設が急増している。腸管授動範囲や皮膚切開創の縮小による患者負担の軽減など有利な点も多い一方で、腸管腔を開放することによる腹腔内汚染や播種などの腫瘍学的安全性も危惧されている。本セッションでは、結腸癌に対する体腔内吻合の有用性が最も発揮される症例を明らかにし、安全な吻合法についても供覧いただきたい。
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パネルディスカッション |
多臓器切除を伴う低侵襲直腸癌手術セッション趣旨、発表キーワードはこちら 局所進行・再発癌に対する広汎な郭清や隣接臓器合併切除は、多くの経験に基づいた高度な手術技術が求められる。一方、低侵襲手術は拡大視野と精緻な手技が可能な観点から腫瘍学的根治性向上が期待されている。本セッションでは、低侵襲手術による多臓器合併切除を伴う直腸癌に対する最適なアプローチ法、成績、手術のピットフォールについて報告いただきたい。
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パネルディスカッション |
大腸癌に対するロボット支援手術は腹腔鏡手術より本当に優れているのかセッション趣旨、発表キーワードはこちら 2018年、2022年度の診療報酬の改定で、直腸癌、結腸癌に対する外科治療は腹腔鏡、単孔、開腹の他にロボット支援手術が追加され4つのモダリティで手術できるようになった。本セッションでは、大腸癌に対するロボット支援手術が本当に有用なのか?安全なのか?医療経済的に妥当なのか?を、実際の手術手技を供覧いただき、その治療成績も発表していただきたい。
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パネルディスカッション |
直腸癌手術における縫合不全低減への試みセッション趣旨、発表キーワードはこちら 直腸癌術後の短期・長期成績を不良にする術後縫合不全は最も重大な合併症であり、大腸外科医の永遠のテーマである。縫合不全は、患者要因と術者要因が考えられるが、近年の高齢化社会に伴い臓器機能が低下した直腸癌症例が増加している。本セッションでは、低侵襲直腸癌手術における術前・術中・術後の縫合不全対策の実際とその成績について報告いただきたい。
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パネルディスカッション |
内視鏡下側方郭清術 -腹腔鏡 vs ロボット vs TaTME-セッション趣旨、発表キーワードはこちら 進行直腸癌に対する手術は難易度が高く、特に側方リンパ節郭清手技は詳細な解剖学的認識と精緻な手技が求められる。4K画像や3Dによる腹腔鏡手術には奥行き感のある術野での手術操作、ロボット支援手術には手ぶれのない関節機能を生かした手術操作、TaTMEは側方領域最深部からのアプローチといった長所を有している。本セッションでは、各アプローチによる側方郭清手技を供覧いただき、その有用性を論じていただきたい。
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パネルディスカッション |
炎症性腸疾患に対する低侵襲手術の新しい工夫セッション趣旨、発表キーワードはこちら 内科治療抵抗性の潰瘍性大腸炎に対して緊急手術が行われることも多かったが、現在では大腸癌の合併や、増悪を繰り返す症例に対する待機手術が多くなっている。Crohn病に対しては手術を先行し、病勢をリセットしてから薬物治療を導入する治療戦略も選択されるようになった。本セッションでは、こうした時代的背景を踏まえ、長期の病勢コントロールと機能温存を両立させるべき低侵襲手術の適応や手術手技について各施設の成績をもとに議論いただきたい。
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ワークショップ |
結腸憩室炎に対する低侵襲手術セッション趣旨、発表キーワードはこちら 結腸憩室炎に対する外科的治療は年々増加している。炎症の程度や範囲によっては拡大手術となることもあり、良性疾患とはいえ難易度の高い手術である。敗血症を有する場合はドレナージやストーマ造設などのdamage control後の二期的手術戦略も妥当と考えられ、その場合は低侵襲アプローチなどの選択肢も広がる。本セッションでは、結腸憩室炎に対する低侵襲アプローチによる治療戦略と成績をご報告いただきたい。
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ワークショップ |
術前治療後の直腸癌手術を安全に行う工夫セッション趣旨、発表キーワードはこちら 近年、局所進行直腸癌に対して根治性と機能温存を目指した術前治療(CRT,NAC,TNT等)が国内でも多くの施設で行われるようになった。しかし一方で、その後の外科手術においては組織の線維化による剥離層の不明瞭化、浮腫によるミストの発生や浸出液の増加に伴い手術の難易度を高めている。本セッションでは、術前治療後の局所進行直腸癌に対する低侵襲手術を安全に行うための術前および術中の工夫、さらに手術成績について報告いただきたい。
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ワークショップ |
肝胆膵領域 | セッション形式 |
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高難度腹腔鏡下肝切除術の手術手技と成績セッション趣旨、発表キーワードはこちら 腹腔鏡下肝切除術の適応は拡大し、高難度の術式も多くの施設で行われるようになったが、安全に手術を行うには高い技術とコツが必要である。本セッションでは高難度腹腔鏡下肝切除術を行うために必要な手術手技とコツ、その手術成績を発表いただきたい。
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シンポジウム |
総胆管結石手術はどこへ行くのかセッション趣旨、発表キーワードはこちら 総胆管結石に対して内視鏡的な結石除去を選択している施設が多いと思われるが、腹腔鏡下手術では総胆管結石除去と胆嚢摘出術を同時に行えるというメリットもある。本セッションでは腹腔鏡下総胆管結石手術の手技を提示し、今後の方向性について議論していただきたい。
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シンポジウム |
低侵襲膵切除術に必要なprecision anatomyセッション趣旨、発表キーワードはこちら 腹腔鏡およびロボット支援膵切除術は多くの施設で行われるようになったが、安全かつ精緻な手術を行うためには解剖の理解が必須である。拡大視や蛍光イメージングなどによって得られた新たな知見など、低侵襲膵切除術の安全性向上につながる微細な解剖について発表いただきたい。
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シンポジウム |
ロボット支援総胆管拡張症手術セッション趣旨、発表キーワードはこちら ロボット支援総胆管拡張症手術があらたに保険収載された。再建を伴う手術であり、ロボット支援手術の特徴をいかした精緻な手術となることが期待される。本セッションではロボット支援総胆管拡張症手術の手技と手術成績をご提示いただき、利点、コツ、課題などを議論していただきたい。
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パネルディスカッション |
画像支援がもたらす腹腔鏡下・ロボット支援肝切除術の未来セッション趣旨、発表キーワードはこちら 画像支援技術の進歩は腹腔鏡下肝切除術の安全な普及に大きく寄与した。ロボット支援肝切除術においてはなおさらで、触覚がない中での手術操作における画像支援は、安全かつ確実な手術もたらすものと期待される。本セッションでは、術前および術中の画像支援についてご提示いただき、画像支援の視点から腹腔鏡下およびロボット支援肝切除術の未来について議論していただきたい。
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パネルディスカッション |
高難度の肝胆膵内視鏡外科手術は本当に患者のためになっているかセッション趣旨、発表キーワードはこちら 肝胆膵領域における内視鏡下手術の適応は徐々に拡大し、現在では高難度手術も多くの施設で行われるようになった。しかし、開腹手術と比較して手術時間が長いなどのデメリットもあり、本当に患者のためになっているかの検証が必要である。本セッションでは、高難度の腹腔鏡またはロボット支援下肝胆膵手術の手術成績を提示いただき、開腹手術と比較しての利点と課題について議論していただきたい。
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パネルディスカッション |
腹腔鏡下生体ドナー部分肝グラフト採取術セッション趣旨、発表キーワードはこちら 腹腔鏡下生体ドナー部分肝グラフト採取術は健常者に対する手術であり、開腹手術と比較して低侵襲で整容性にも優れている。しかし、その一方で開腹手術と同等の高い安全性とグラフト肝のクオリティが求められる。本シンポジウムでは腹腔鏡下生体ドナー部分肝グラフト採取術の手術手技と成績を提示していただき、その安全性と有用性を議論していただきたい。
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パネルディスカッション |
忘れえぬ症例 -腹腔鏡下胆嚢摘出術-セッション趣旨、発表キーワードはこちら おそらく多くの外科医がはじめて行う腹腔鏡下手術は腹腔鏡下胆嚢摘出術であろう。症例数も多く腹腔鏡下手術の基礎を学べる手術であるが、炎症の程度によって手術難度が大きく異なるだけでなく癌を合併していることもある。まさに、たかがラパ胆、されどラパ胆であり、経験豊富な術者から若手外科医の糧となるような忘れえぬ症例を提示していただきたい。
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パネルディスカッション |
膵体尾部切除術 -腹腔鏡 vs ロボット-セッション趣旨、発表キーワードはこちら 腹腔鏡下膵体尾部切除術は良悪性疾患に対して多くの施設で行われるようになり、最近ではロボット支援手術でも行われるようになった。ロボット支援手術はより精緻な手術操作が可能であると思われるが、初期費用および資格などのハードルや使用可能なデバイスが十分でないなどの課題もある。本セッションでは腹腔鏡とロボットそれぞれの立場から手術手技と成績と提示していただき、メリット、デメリットについて議論していただきたい。
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パネルディスカッション |
ロボット支援肝切除術のKnack & Pitfallsセッション趣旨、発表キーワードはこちら 腹腔鏡下手術と比較してより精緻な操作が可能といわれるロボット支援手術であるが、肝切除術においても保険収載されたことにより多くの施設で導入が始まった。しかし、出血に対する対応など、他の領域と比較してまだまだ課題が多いように思われ、安全な手技の確立が必要である。本セッションではロボット支援肝切除術のコツと落とし穴を提示いただき、安全な普及のための手術手技について議論していただきたい。
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ワークショップ |
蛍光ナビゲーション低侵襲肝切除術の進歩セッション趣旨、発表キーワードはこちら 腹腔鏡下肝切除術における蛍光ナビゲーションは、腫瘍、肝領域、胆管の走行などを視認できることから手術精度の向上に有用な機器である。特に、近接した術野での手術操作となるロボット支援肝切除術においては、このナビゲーションはより有用と考えられる。本セッションでは蛍光ナビゲーションがもたらした低侵襲肝切除術の進歩について提示いただき、今後の方向性についても議論していただきたい。
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ワークショップ |
肝切除術の未来 -腹腔鏡 vs ロボット-セッション趣旨、発表キーワードはこちら 現時点では腹腔鏡下肝切除術と比べてロボット支援肝切除術はメリットが少ないと言われているが、未来はどうであろうか。技術は必ず進歩するものであり、ロボット手術が今後大きく進歩することは容易に想像できる。腹腔鏡手術においても同様で、現在の姿から大きく変貌するであろう。今後ますます発展していくと予想される腹腔鏡とロボットの立場から肝切除術の未来についてディベートしていただきたい。
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ディベート |
泌尿器科領域はこちら | セッション形式 |
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da Vinci vs hinotori vs HUGO -泌尿器科領域のロボット支援手術におけるロボット別の利点・注意点-セッション趣旨、発表キーワードはこちら 国産初の手術支援ロボット「hinotori」は2020年に製造販売承認され、複数の術式に適応が広がっている。またHUGOも2023年初頭より本邦で導入された。本セッションではda Vinci、hinotori、HUGOの複数の機器の使用経験のある施設から、ロボット別の利点・注意点について、特に前立腺全摘除と腎部分切除に焦点をあててご発表いただき、今後、手術支援ロボットを導入予定の施設に参考となるセッションとしていただきたい。
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パネルディスカッション |
ロボット支援の腎摘除、腎尿管全摘除、副腎摘除は従来の腹腔鏡手術を凌駕するか?セッション趣旨、発表キーワードはこちら 泌尿器科領域で2022年に4つの新ロボット術式が保険収載され、今後症例数の増加が見込まれる。一方、ロボットで行うことで医療費の増大や手術室の占有時間、若手の腹腔鏡手術経験の減少などが危惧される。本ワークショップでは新規保険収載されたロボット術式の適応とピットフォール、各施設での標準的アプローチを紹介していただく。またどのような症例においてロボット支援手術が従来の腹腔鏡より優れているかを議論していただく。
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ワークショップ |
ロボット支援腎部分切除術の困難症例へのトラブルシューテイングセッション趣旨、発表キーワードはこちら 小径腎癌に対しロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術(RAPN)は標準治療となったが、近年難易度の高い腫瘍にも適応が拡大している。本パネルディスカッションではcT1b 以上、完全埋没、複数腫瘍など難易度の高い腎部分切除におけるRAPN とそのトラブルシューテイングについて経験豊富なエクスパートのコツやこだわりを発表してもらう。
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ワークショップ |
ロボット支援仙骨膣固定術における技と知 -泌尿器科、産婦人科、それぞれの視点から-セッション趣旨、発表キーワードはこちら ロボット支援仙骨膣固定術(RASC)は2020年に保険収載され、導入施設が増加している。主に泌尿器科と産婦人科で行われているが、同じセッションで議論する機会は多くなかったと思われる。本シンポジウムではRASCにおいて泌尿器科、産婦人科、それぞれの視点から、手術成績や術式についてご発表いただき、「RASCにおける技と知」を相互に補完しあえるセッションを目指す。
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ワークショップ |
前立腺全摘除術と鼠経ヘルニア -外科医と泌尿器科医の立場から-セッション趣旨、発表キーワードはこちら 前立腺全摘除術後の鼠径部ヘルニア手術、鼠径部ヘルニア術後の前立腺全摘除術のどちらも難易度が高く定型化が難しい。泌尿器科・外科のそれぞれ立場から手術のピットフォール、問題点、手術成績を報告し、最適な治療戦略を探る。
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ワークショップ |
腹腔鏡下生体ドナー腎採取術におけるこだわりのポイントと成績セッション趣旨、発表キーワードはこちら 腎移植臨床登録集計報告(2021)によると我が国の生体ドナー腎採取術は80%以上が腹腔鏡手術で行われている。しかし、各ハイボリュームセンターで採用している術式はそれぞれ異なっている。ドナーの安全性やグラフト機能に問題の無い術式であることは当然として、それ以外に重視しているポイント、そのために採用している術式のコンセプトをお示しいただきたい。
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ワークショップ |
産科婦人科領域 | セッション形式 |
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婦人科良性疾患に対するロボット支援手術の在り方セッション趣旨、発表キーワードはこちら ロボット支援手術はもはや腹腔鏡手術の中心となりつつあるが、運用格差が院内、施設間、地域間で生まれている。今後の技術認定制度が成立するにあたって各施設が病院収益と折り合いをつけながらいかに若手にタスクシフトし手術教育を行っていくべきか、裾野を広げるためにどのような術式が保険適用を獲得すべきか、議論の種はつきない。本シンポジウムでは制度設計や臨床最前線など多様な立場から特に今後の良性婦人科ロボット手術が進むべき道筋について発表していただきたい。
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シンポジウム |
子宮内膜症の最新内視鏡手術セッション趣旨、発表キーワードはこちら 女性活躍時代となり子宮内膜症による社会損失がクローズアップされている。内分泌治療がいちおうの普及をみたものの、骨盤深部や希少部位内膜症など手術が難しい病変こそ未だ外科的切除が欠かせない。本パネルディスカッションでは病変切除と機能温存のバランスを追求した手術手技と長期の治療成績およびエビデンス、将来的な発展性に関して発表していただきたい。
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パネルディスカッション |
vNOTES(経腟的内視鏡手術)の新規導入と未来セッション趣旨、発表キーワードはこちら 婦人科手術で最も低侵襲なのは今も昔も腟式手術である。腹腔鏡手術の最低侵襲化を目指す上でNOTES手術が各領域で開発され、婦人科特有の術式として継承されてきた腟式手術とNOTESの融合形としてvNOTESにかけられる期待は大きい。その一方で限られた視野と、単孔式かつ逆行性ゆえの手順の難しさがあり、未だ普及に至っているとは言い難い。本ワークショップでは初心者から上級者まで何を目指すことが可能か、患者・コメディカルの目線も含めて発表していただきたい。
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ワークショップ |
仙骨腟固定術はどこに行くのか -現状と展望-セッション趣旨、発表キーワードはこちら 骨盤臓器脱に対する仙骨腟固定術の有効性が報告され、本邦でも腹腔鏡(LSC)とロボット(RSC)の普及が進んでいる。これからLSCはRSCに置き換わる一方なのか、臓器脱の再発は無くても排泄機能・性機能への長期的影響はないのか、仙骨前から骨盤へのアプローチ層の選択など、比較的歴史の浅い術式ゆえに未だ議論が定まっていない事項も多い。本ワークショップでは機能温存のための手術手技と長期の治療成績およびそのエビデンスに関して発表していただきたい。
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ワークショップ |
婦人科ロボット支援手術の多様性と限界への挑戦セッション趣旨、発表キーワードはこちら 婦人科領域のロボット手術件数も年間1万件に達する日は近い。保険術式は限られているものの良性疾患への運用が進み、多くの施設から多様な改良術式や運用法が提案されてきた中で昨年末から新機種も投入され、ますます多様な術式の構築がなされることが期待されている。本ワークショップでは多様な機種を用いて婦人科ロボット手術はどこまで進むのか、限界への挑戦について模索したい。
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ワークショップ |
小児外科領域 | セッション形式 |
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Low volume centerにおける小児内視鏡外科手術の教育 -課題と展望-セッション趣旨、発表キーワードはこちら 小児領域でも多くの疾患で内視鏡手術が浸透してきているが、急速な少子化が進行する地方のLow volume centerでは教育に十分な症例を確保できないのが現状である。特に日本小児外科学会専門医・指導医取得に必要な術式は誰を術者にしてどのアプローチで行うか頭の痛い問題である。本ワークショップではLow volume centerでの問題点、克服への取り組みなどを発表いただきたい。
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シンポジウム |
小児外科におけるロボット支援手術 -現況と展望-セッション趣旨、発表キーワードはこちら 成人では各領域でロボット支援手術が急速に広まっている。内視鏡下手術自体がそうであったように、今後小児領域でも適応が拡大されることが予想されるが、どのような術式に有効であるかは議論の余地がある。本シンポジウムでは、ロボット支援手術をすでに導入している施設から、小児外科領域での適応疾患、手術手技、治療成績、導入にあたっての注意点、今後の展望などに関して発表していただきたい。
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シンポジウム |
Hirschsprung病 -Soave vs Swenson vs Duhamel-セッション趣旨、発表キーワードはこちら Hirschsprung 病の根治術式は、開腹手術の時代からSoave 法、Swenson 法、Duhamel 法が三大術式であり各施設がそれぞれのこだわりを持ってやられてきたが、近年は経肛門的あるいは内視鏡下手術が主流になっている。本パネルディスカッションでは各術式にこだわる理由、適応となる病型、術後排便機能を含めた成績などについて議論を深めたい。
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パネルディスカッション |
Long gap食道閉鎖 -手技の工夫と成績-セッション趣旨、発表キーワードはこちら 食道閉鎖症に対しては胸腔鏡下手術が浸透してきているが、Long gap症例に関しては食道延長法や根治手術時期、吻合法などいまだ議論の余地がある。本ワークショップではLong gap 食道閉鎖症に対する胸腔鏡下手術の経験と成績、手技上の工夫、問題点などを発表いただきたい。
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ワークショップ |
小児外科領域における技術認定取得者の関与と手術成績セッション趣旨、発表キーワードはこちら 昨年に引き続き、技術認定取得者のかかわりの有無と手術成績について、各施設の現状を発表いただきたい。
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ワークショップ |
小児胸腔鏡下肺切除の肝セッション趣旨、発表キーワードはこちら 小児胸腔鏡下肺切除は重篤な合併症のリスクを有する高難度手術に位置付けられている。本パネルディスカッションでは経験豊富な施設での導入~教育、手技のこだわり、手術成績について議論を深めたい。
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ワークショップ |
呼吸器外科領域 | セッション形式 |
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肺癌に対するロボット支援手術の工夫とピットフォールセッション趣旨、発表キーワードはこちら ロボット支援手術は全国的に目覚ましく普及し,症例数が増大している.そのような中で,ロボット支援手術特有の合併症、トラブルシューティング、ピットフォールについての情報の共有は極めて重要である。根治性と安全性を両立した呼吸器外科手術を最善に行うための工夫とピットフォールに関して議論していただきたい。
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シンポジウム |
呼吸器外科胸腔鏡安全技術認定制度の現状と課題セッション趣旨、発表キーワードはこちら 医療安全の観点から呼吸器外科領域における胸腔鏡手術が安全に実施されるシステムを構築することを目的とし、呼吸器外科安全技術認定制度がスタートしている.本認定制度の現状また課題,手術手技における安全性のコンセンサス,禁忌について討論いただきたい.
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パネルディスカッション |
縦隔疾患に対する低侵襲手術を考えるセッション趣旨、発表キーワードはこちら 縦隔腫瘍に加え重症筋無力症に対するロボット支援胸腔鏡手術も保険収載され、国内で縦隔疾患に対するロボット手術件数は増加している.一方で,アプローチ法にも様々な流儀がある.各施設における胸腺腫瘍や重症筋無力症を中心とした縦隔疾患に対する胸腔鏡手術(VATS,RATS,単孔式など)に関する様々な取り組み,そのメリットやデメリットについてご提示頂き議論したい.
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パネルディスカッション |
肺癌手術におけるアプローチの選択 -VATS,RATS,単孔式,それぞれの利点と欠点-セッション趣旨、発表キーワードはこちら 低侵襲外科手術には各種のアプローチ法があり、その特徴を正確に理解し選択する必要がある.本セッションでは、根治性と安全性を両立した各アプローチ法におけるDoとDon’tを提示していただき,各アプローチが持つメリット、デメリットを比較、共有し、議論していただきたい.
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パネルディスカッション |
単孔式胸腔鏡下肺癌手術の現状と課題セッション趣旨、発表キーワードはこちら 低侵襲呼吸器外科手術の発展に伴い,胸腔鏡手術,ロボット支援手術に続いて,単孔式手術も現在多くの施設で普及してきている.単孔式手術のメリット・デメリット,また工夫やピットフォールについて各施設の取り組みなどを中心に議論いただきたい
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ワークショップ |
肥満外科領域はこちら | セッション形式 |
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減量・代謝改善手術の適応拡大を目指した最新エビデンスセッション趣旨、発表キーワードはこちら 日本人の肥満2型糖尿病患者に対する減量・代謝改善手術に関するコンセンサスステートメントにおいて、減量・代謝改善手術はBMI32以上の2型糖尿病に対して検討すべき治療選択肢として位置づけられたが、保険収載には至っていない。本セッションでは、BMI35未満の2型糖尿病や非アルコール性脂肪性肝炎などへの手術適応の拡大を目指した最新のエビデンスについて発表していただきたい。
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シンポジウム |
減量・代謝改善手術後の合併症と修正手術セッション趣旨、発表キーワードはこちら 減量・代謝改善手術では、短期・長期的な合併症により修正手術が必要となることがある。また、良好な体重減少が得られても、余剰皮膚などの問題が生じることがある。本セッションでは、減量・代謝改善手術後に生じる合併症とその対策としての修正手術の手技と成績について発表していただきたい。
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シンポジウム |
私はこうやって減量・代謝改善手術を増やしましたセッション趣旨、発表キーワードはこちら 現在、わが国での減量・代謝改善手術件数は1,000件弱と徐々に増えてきているが、施設ごとの手術件数には大きな差がある。また、わが国の手術適応となる患者数に対しての手術件数は、先進国の中で最小となっている。本セッションでは、今後どのようにして各施設の手術件数を増やし、必要な患者に適切な治療を行うことができるようになるかを議論していただきたい。
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パネルディスカッション |
減量・代謝改善手術を安全かつ有効に行うためのちょっとした工夫セッション趣旨、発表キーワードはこちら 肝肥大と内臓脂肪が多い中で行う減量・代謝改善手術は、術前の減量プログラム、術中の肝圧排法、胃上部の視野確保、血管処理のデバイス選択や吻合・縫合法の工夫などが重要である。本セッションでは、術中偶発症・術後合併症の予防や手術難易度の軽減を目指した各施設における手技の工夫について発表していただきたい。
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ワークショップ |
肥満症に対する内視鏡治療セッション趣旨、発表キーワードはこちら 減量・代謝改善手術は腹腔鏡での治療が95%以上を占めるが、近年では胃内視鏡を用いた治療も行われている。手術と比べ減量効果は少ないが侵襲も少ないため、より受け入れられる可能性がある。わが国でも、胃内バルーン、内視鏡的スリーブ状胃形成術が行われているが、海外ではさらに多数の内視鏡治療が行われている。本セッションでは、手術よりも低侵襲な肥満症治療について議論していただきたい。
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ワークショップ |
肥満症を伴った大腸癌に対する治療戦略セッション趣旨、発表キーワードはこちら 近年、肥満症を伴った大腸癌患者が増加している。JCOG0404試験の副次解析においても肥満患者に対する腹腔鏡手術は課題が残るとされている。一方で、重症肥満症に伴う減量・代謝改善手術はわが国でも普及しつつあり、海外では癌に対する手術や移植などを見据えたBridge Bariatric Surgeryという概念も生まれている。 肥満症を伴った大腸癌患者に対して、 どのように治療戦略を立てていくか各施設における工夫を議論していただきたい。
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ワークショップ |
ヘルニア領域 | セッション形式 |
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鼠径ヘルニア手術治療の変遷から得た外科医教育 -総括と展望-セッション趣旨、発表キーワードはこちら 若手外科医の登竜門と言われている鼠径ヘルニア治療では、現在様々な低侵襲手術が行われている。各施設におけるこの10年間の鼠径ヘルニア手術術式の変遷・手術成績・確立された教育方針について述べていただき、その総括と現在の問題点・将来の展望について報告していただきたい。
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シンポジウム |
どこへいく?どうなる? 正中腹壁瘢痕ヘルニアに対する低侵襲手術の術式選択セッション趣旨、発表キーワードはこちら 腹壁瘢痕ヘルニアに対する手術は、現在のところ定まったものがなく、施設により前方、腹腔内からの腹腔鏡手術、腹膜前からの腹腔鏡手術、ロボット支援手術などが乱立している状況である。このセッションでは様々な手術方法および手術成績を示していただき、症例に応じた最善の方法は何かを議論していただきたい。
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パネルディスカッション |
鼠径ヘルニアにおけるロボット支援手術 -肯定派?否定派?-セッション趣旨、発表キーワードはこちら ロボット支援鼠径ヘルニア手術が、世界的に広まってきている。しかし未だ本法の有用性が明らかにされた状況ではなく、懐疑的な意見もある。ロボット支援鼠径ヘルニア手術と腹腔鏡下手術の手術成績・医療コスト・教育における有用性・海外の状況などを比較し、エビデンスに基づいた今後の課題と展望を議論していただきたい。
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パネルディスカッション |
どこへいく?どうなる? 再発鼠径ヘルニアの腹腔鏡下手術 -新しい手技の工夫&ピットホール-セッション趣旨、発表キーワードはこちら 再発鼠径ヘルニアの手術は難易度が高い。各施設における10年間の再発鼠径ヘルニア症例の手術数と手術成績を報告し、腹腔鏡下手術における再発ヘルニア治療に対する新しい工夫&ピットホールについて報告し、今後の課題と展望を議論して欲しい。
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ワークショップ |
どこへいく?どうなる?外鼠径ヘルニア治療の最前線 -LPEC法の限界とピットホール-セッション趣旨、発表キーワードはこちら 小児ヘルニア治療はPots法とLPEC法に二分されているが、LPEC法を成人にも適応拡大している施設もある。各施設における小児および成人鼠径ヘルニアにおけるLPEC法の現状と手術成績を提示し、その限界とピットホールについて、その情報を共有していただきたい。
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ワークショップ |
どこへいく?どうなる?複雑性腹壁瘢痕ヘルニア -ロボット支援手術vs腹腔鏡下手術vs開腹手術-セッション趣旨、発表キーワードはこちら 複雑性腹壁瘢痕ヘルニアに対する定型的な手術治療はない。現在では施設の状況により、ロボット支援手術、腹腔鏡手術、開腹手術などが選択されている。各施設において現在行われている術式選択の基準とその手術成績を報告し、その情報を共有していただきたい。
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ワークショップ |
腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復困難症例に対する開腹移行のdecision making -肯定派?否定派?ハイブリッド?-セッション趣旨、発表キーワードはこちら 前立腺全摘後症例、陥頓症例、巨大ヘルニア症例などの困難症例に対する腹腔鏡下手術時の開腹移行については、術者個々の感覚に頼っているのが現状と思われる。開腹移行した症例数とその状況を分類して報告し、各施設における開腹移行の基準およびタイミングを分類して報告し、その情報を共有していただきたい。
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ワークショップ |
心臓血管外科領域 | セッション形式 |
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ロボット支援僧帽弁形成術 -さらなる低侵襲手術を目指して-セッション趣旨、発表キーワードはこちら ロボット支援弁形成は2018年に保険収載となったが,導入当初はMICSに準じた術式にロボットを導入する方法が一般的てある.ロボット弁形成術を更に低侵襲術な術式として確立するために各施設が実施している主義の工夫や成績に関して発表していただきたい.
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ワークショップ |
整形外科領域 | セッション形式 |
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どこへいく?どうなる? 脊椎内視鏡の教育セッション趣旨、発表キーワードはこちら 脊椎内視鏡手術は年間 2 万件に届く勢いでその件数は増加している。一方で安全な普及のために教育は大きな課題である。本パネルディスカッションでは新たに脊椎内視鏡手術を習得する若手脊椎外科医に必要な環境、指導方法、各施設・地域での様々な取り組みなどについて議論を深めたい。
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パネルディスカッション |
形成外科 | セッション形式 |
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形成外科の精密手術を極める -現状と将来展望-
セッション趣旨、発表キーワードはこちら 形成外科では、生体における機能および形態の改善を目的として、皮膚縫合や顕微鏡下の神経・血管・リンパ管吻合など多くの手術手技において精密性を追求してきた。現在、さらに低侵襲かつScarlessな手術手技を求め、内視鏡の活用を増やし、将来的には手術支援ロボットの導入が期待されている。本ワークショップが、形成外科の精密手術の現状ならびに内視鏡手術から手術支援ロボット導入への将来展望について、多くの医師が意見を交換し、意識を共有できる機会としたい。
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ワークショップ |
耳鼻科,甲状腺,頭頸部 | セッション形式 |
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耳鼻咽喉顆・頭頸部外科におけるロボット支援手術の現状と未来セッション趣旨、発表キーワードはこちら ロボット支援手術は外科、心臓外科、前立腺外科、耳鼻咽喉科など多くの分野で導入されている。ロボット手術のプロクターは限られており、各病院の現状と、認定までのトレーニングの実際を発表していただきたい。また、ロボット支援手術における、手術手技向上のためのトレーニングの現状についても発表していただきたい。
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シンポジウム |
移植・再生 | セッション形式 |
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技術認定医育成を意識したドナー腎採取術:安全・十分な手術手技のための創意工夫セッション趣旨、発表キーワードはこちら 安全かつ適切に施行する技術の普及と向上を目的とする技術認定医制度は、腎移植においてもドナーとレシピエントのアウトカムの最適化に寄与することが期待される。経腹膜腔、後腹膜腔に用手補助といった多彩なアプローチが存在し、さらに一般外科・泌尿器科にまたがるドナー腎採取術には様々な特色がある。各施設独自の創意工夫を共有し、安全で洗練された手技を標準化することは、認定医の育成における重要な指針になりうる。
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パネルディスカッション |
女性・ダイバーシティ | セッション形式 |
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内視鏡外科におけるダイバーシティ&インクルージョンセッション趣旨、発表キーワードはこちら D&I推進は、管理職がその必要性を認識し、率先して体現することが重要である。内視鏡外科学会でもDiversityの議論がされているが、Inclusionの実践ができておらず、理事や各委員は、男性、大学関係者、技術認定医が大多数を占めている。多様な人材を活かし、内視鏡外科を発展させていくために学会として取り組むべきことは何であろうか。多様な働き方や女性役員の登用など今後の方向性を示していただきたい。
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シンポジウム |
医師の働き方改革は女性内視鏡外科医の追い風になるかセッション趣旨、発表キーワードはこちら 女性のキャリアを阻む要因は多岐に渡るが、性別役割分担や長時間労働が当たり前の雇用慣行は女性の社会進出の大きな障壁となってきた。2024年4月より医師にも時間外労働の上限規制が適用となり、全ての人が仕事でも家庭でも活躍できる「令和モデル」への変革が期待されている。本ワークショップでは、働き方改革の新制度導入後における女性外科医の現状や課題、男女共同参画推進のための方策について議論していただきたい。
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ワークショップ |
領域横断 | セッション形式 |
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内視鏡外科手術をとりまく環境問題を考えるセッション趣旨、発表キーワードはこちら 現在、内視鏡外科領域における活動においても地球温暖化への影響を考えていく必要がある時代となった。低侵襲手術においてもサージカルスモーク、ディスポ製品、CO2排出、医療資源ゴミなど様々な問題が提起されている。内視鏡外科も持続可能な形を追求していく必要がある。本セッションでは様々な視点から内視鏡外科手術をとりまく環境問題に関してご発表いただき、ご議論いただきたい。
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環境セッション |
低侵襲手術教育・技術開発の国際的組織の運営とその取り組みセッション趣旨、発表キーワードはこちら 現在、日本を中心にアジア圏においても低侵襲手術の教育や開発を目的とした国際的な組織が立ち上げられ、積極的な活動が展開されている。本セッションでは欧米やアジア各国で活動している低侵襲手術に関わる各組織のこれまでの取り組みや今後の方向性に関してご発表いただく。
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シンポジウム |
内視鏡外科におけるテクノロジーの実応用セッション趣旨、発表キーワードはこちら 内視鏡外科領域において多彩なテクノロジーが開発され、すでに実臨床において応用、定着してきているものもある。本セッションではエネルギーデバイスから、蛍光ガイドナビゲーション、AR, VR, MR、ナビゲーション、シミュレーション、遠隔手術に至るまで、現在までに開発されてきたテクノロジーのこれまでと今後の展開についてご発表いただく。
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シンポジウム |
内視鏡外科医師の働き方改革をとりまく諸問題セッション趣旨、発表キーワードはこちら 医師の働き方改革は待ったなしの状況となってきている。医師自身の健康を守るだけでなく、患者さんや国民全体に提供する医療の質が落ちることなく改革がすすめられることが重要である。内視鏡外科に携わる医師の働く環境はどう変わるか? 本セッションでは、タスクシフトやタスクシェアなど医師以外の医療関係者も含めた様々な改革や、ロボットの導入による内視鏡外科の発展に伴う変化など、働き方改革に向けた現状をご発表いただき、ご議論いただきたい。
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パネルディスカッション |
内視鏡外科手術教育・技術認定制度の今後セッション趣旨、発表キーワードはこちら ロボット支援手術に代表される内視鏡外科の発展に伴い若手教育も変わっていく必要がある。カダバートレーニングやアノテーション技術、遠隔教育など様々な次元で教育方法も変革の時を迎えている。本セッションでは、技術認定の評価やプロクター制度のあり方まで含めた、今後の若手教育に関して多方面からの視点でご発表いただき、ご議論いただきたい。
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パネルディスカッション |
低侵襲手術における術中合併症とトラブルシューティングセッション趣旨、発表キーワードはこちら 腹腔鏡手術、胸腔鏡手術、ロボット支援下手術のどの手術においても術中合併症は起こり得る。導入初期から時間の経過とともに高度な技術が必要な疾患に適用がひろがっており、起こり得る術中合併症の対策や回避するための注意点などを領域をこえて共有することは価値があると考えられる。本セッションでは、様々な領域で経験される術中トラブルに関して、その回避のためのこだわりやコツも含めてご発表いただきたい。
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ワークショップ |
低侵襲手術における画像・情報技術の利用と今後セッション趣旨、発表キーワードはこちら AIや画像認識から得られる情報やNCDなどビッグデータの活用により低侵襲手術の手技に変化が生じてきている。本セッションでは、これらAI・画像認識の進歩やビッグデータから生み出されてくるエビデンスにより低侵襲手術の手技がこれまでにどう変化し、今後どのように変化していくのかをご発表いただきたい。
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ワークショップ |
教育委員会企画 | セッション形式 |
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ロボット手術時代に内鏡視下縫合・結紮トレーニングは必要か?セッション趣旨、発表キーワードはこちら ドライボックスを用いた鏡視下縫合・結紮トレーニングは、内視鏡下手術における深部感覚や両手協調運動の習得するための有効な手段であるといわれ、縫合・結紮手技は技術認定審査において必須項目とされている。一方で、3Dモニター可で直感的な操作が可能なロボット支援手術の普及により、従来型の縫合・結紮トレーニングの必要性に疑問を持つ声も出ている。本セッションでは、ロボット手術の時代において若手外科医にとっての効果的かつ効率的なトレーニングとは何か、そして内視鏡下縫合・結紮トレーニングの意義について議論する。
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ディベート |
医工連携 | セッション形式 |
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