医工連携企画 / ステージ企画
12月5日(木) タイムテーブル
クリスタル・アワード受賞記念講演(16:15~17:00)
医療従事者(日本内視鏡外科学会会員)の発案と日本のものづくり企業との医工連携により製品化され、現在も市販されている医療機器の中から、医療への貢献および販売数の観点で優れたものを選考し、その開発者を表彰しています。成功事例紹介として、前年受賞者にサクセスストーリーを語っていただきます。(2024年より)
司 会 | : | 神崎 正人 | 東京女子医科大学 呼吸器外科 |
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惠木 浩之 | 北里大学メディカルセンター 外科 | ||
講演1 | : | メジャーゼ(測定機能付き内視鏡手術用ガーゼ)開発の取り組み | |
高木 剛 | 西陣病院 外科 | ||
講演2 | : | 使い捨てカイロの技術を応用した腹腔鏡用「曇り止め」機器”ラパホット”開発の取り組み | |
久保 祐人 | 大阪大学大学院医学系研究科 次世代内視鏡治療学共同研究講座 (現 国立がん研究センター東病院 食道外科) |
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講演3 | : | エンドラクター(術野確保を容易にするスポンジ製のリトラクター)開発の取り組み | |
土田 忍 | 三菱神戸病院 外科 |
12月6日(金) タイムテーブル
PMDA・医工連携ジョイントセミナー (9:30~11:00)
手術支援ソフトウェア開発の苦労話と規制観点も含めた今後の課題
昨今、世界的にも内視鏡外科領域で盛り上がりを見せているAIやVR技術を 活用した手術支援ソフトウェアだが、日本国内での取り組みは世界的にも評価が高い。一方で社会実装に向けた技術・規制観点での論点は多く、スタートアップ 企業として取り組んでいる開発者と規制側の立場とで、当該領域のこれまでの事例や今後の開発課題について議論する。
司 会 | : | 竹下 修由 | 国立がん研究センター東病院 大腸外科 |
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穴原 玲子 | 独立行政法人医薬品医療機器総合機構 医療機器審査第二部 | ||
解説者 | : | 冨岡 穣 | 国立がん研究センター東病院 医工連携支援室 |
講演1 | : | PMDAレクチャー「医療機器開発ことはじめ」 基礎的な医療機器承認制度の解説やPMDAとのかかわり方を中心にやさしく解説します |
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穴原 玲子 | 独立行政法人医薬品医療機器総合機構 医療機器審査第二部 | ||
「プログラム医療機器にまつわるアレコレ」 プログラム医療機器に関連ある話題のトピック(DTx、AIなど)について、医療機器の開発と絡めながら説明します。 |
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加藤 健太郎 | 独立行政法人医薬品医療機器総合機構 プログラム医療機器審査部 | ||
講演2 | : | 手術支援ソフトウェア開発の取り組み | |
緒方 剛 | 株式会社Holoeyes | ||
熊頭 勇太 | アナウト 株式会社 | ||
本間 光将 | 株式会社Jmees |
Women surgeons, nurses and clinical engineers×手術環境
(14:00~15:30)
女性外科医に加えて手術室スタッフにもご参加いただき「よりよい手術環境とは?」をテーマに講演形式でのセッションを企画しました。手術室でのイライラの相談や解決策の提案を行い、手術環境の改善を目指します。
司 会 | : | 河野 恵美子 | 大阪医科薬科大学 一般消化器外科 |
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長谷川 芙美 | JAとりで総合医療センター 外科 | ||
講演1 | : | 腹腔鏡下手術;術中のイライラをなくすセッティングを考える | |
篠塚 恵理子 | 千葉徳洲会病院 | ||
講演2 | : | 私が考える、よりより手術環境に向けて | |
岩﨑 麻里絵 | 済生会熊本病院 臨床工学部 | ||
講演3 | : | 手術室のこれからを支える医工連携について考える ~臨床工学技士の立場より~ |
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藤井 彩 | 順天堂大学医学部附属練馬病院 臨床工学室 | ||
講演4 | : | 鏡視下手術時におけるよりよい環境整備を目指して | |
秋葉 未帆 | JAとりで総合医療センター | ||
講演5 | : | 360度動画を用いた手術室看護師教育のための教材開発 | |
久田 由紀子 | 九州大学病院国際医療部 アジア遠隔医療開発センター | ||
講演6 | : | 手術室で働く女性看護師の小さな日々のストレス | |
郡山 千草 | 社会医療法人恒心会 恒心会おぐら病院 手術室 看護主任 | ||
講演7 | : | 若手女性外科医が活躍するために~誰もが使いやすい医療機器~ | |
太田 成美 | 長崎大学病院 移植・消化器外科 | ||
講演8 | : | 外科医の足元を支える、これからの手術を支える | |
竹原 裕子 | 岡山済生会総合病院 外科 |
各講演の抄録はweb抄録をご参照ください。
12月7日(土) タイムテーブル
九州経済産業局主催セミナー(9:30~11:00)
池野 文昭氏
スタンフォード大学で200社を超える医療機器スタートアップの研究開発や実験などに関わり、みずから医療機器スタートアップとベンチャーキャピタルを創業した経験を持つ。
価値主導型の機器開発が医療の未来を変える~医工連携のキーファクター~
半導体や自動車等他業種に携わる事業者が医療機器分野に参入を希望する場合、独自で開発し製品化するのは困難である。そこで実際に医療機器を使う医療従事者の意見を聞き、共に開発する医工連携は有効な手段といえる。しかし、医工連携で開発した機器が必ずしも製品化し売れるとは限らない。医療機器の開発に必要な視点とは何か。医療機器の国産化を目指す政府の取り組みとともに市場に受け入れられる医療機器を開発する秘訣を明らかにする。
司 会 | : | 福成 嘉和 | 経済産業省九州経済産業局地域経済部 ヘルスケア・バイオ産業課長 |
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開会挨拶 | : | 楠木 真次 | 経済産業省九州経済産業局地域経済部部長 |
講演1 | : | 地方から世界へ 日本の医療機器産業を外貨が稼げるビジネスにするために何が必要か?」 |
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池野 文昭 | スタンフォード大学バイオデザインプログラムディレクター | ||
講演2 | : | 医工連携による医療機器開発のボトルネックとブレークスルー | |
竹﨑 博 | 株式会社トライテック 代表取締役 | ||
講演3 | : | 経済産業省における医療機器開発支援の取り組みと方向性 | |
近藤 慶明 | 経済産業省商務・サービスグループ医療福祉機器産業室 係長 | ||
パネル ディスカッション |
: | 価値主導型の機器開発が医療の未来を変える~医工連携のキーファクター~ | |
ファシリ テーター |
: | 七戸 俊明 | 北海道大学医学研究院消化器外科学教室II |
パネリスト | : | 池野 文昭 | スタンフォード大学 |
竹﨑 博 | 株式会社トライテック | ||
主 催 | : | 九州経済産業局 | |
共 催 | : | 一般社団法人九州オープンイノベーションセンター(KOIC) (九州ヘルスケア産業推進協議会(HAMIQ)) |
How I use it セッション(12:40~13:40)
日々の手術の中、既存の手術デバイスのひと工夫を発表していただきます!
多くの人と共有することでその工夫が進化するかもしれません。また、新しい機器開発につながる可能性もあります。ご発表いただいた工夫は聴講者によるリアルタイム採点を実施予定!優秀者にはアワードを授与いたします!
司 会 | : | 惠木 浩之 | 北里大学メディカルセンター 外科 |
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早稲田 龍一 | 福岡大学 呼吸器・乳腺内分泌・小児外科 | ||
講演1 | : | ひばり縛りを用いることで、結紮なし・再利用も容易になった インターナルオーガンリトラクターによる視野展開法 |
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山田 大輔 | JCHO九州病院 | ||
講演2 | : | ラバーヒーターによる腹腔内洗浄水の温水化について | |
北薗 巌 | 一般財団法人児玉報謝会 新成病院 | ||
講演3 | : | 腹腔鏡手術でV locやSTRATAFIXを使用するときの工夫 | |
相馬 泰平 | 静岡医療センター外科 | ||
講演4 | : | 多角的に利活用可能な蛍光ガーゼ | |
田代 良彦 | 昭和大学 医学部外科学講座 消化器一般外科学部門 | ||
講演5 | : | Scopeのみでセプラフィルムを挿入する方法 〜Roll & Push Technique〜 | |
島田 雅也 | 福井県済生会病院 外科 | ||
講演6 | : | 若年女性の巨脾に対する腹腔鏡下脾臓摘出術の標本摘出時の工夫 | |
松川 浩之 | 香川大学 消化器外科 | ||
講演7 | : | TAPP法における背外側のメッシュ固定のためにV-Locを滑り止め材として使う | |
中瀬 有遠 | 市立奈良病院 消化器外科 | ||
講演8 | : | ラパロ用帯状ガーゼを用いた臓器牽引法の簡便化 | |
高木 剛 | 西陣病院 外科 |