演題募集

公募・一般演題

登録方法

インターネットによるオンライン登録のみです。
本ページ下部の「演題登録はこちら」ボタンから、案内にしたがって演題の登録を⾏ってください。
演題登録後、締め切り前までは、登録内容の修正が可能です。

演題募集期間

2024年7月4日(木)~9月5日(木)

応募資格

筆頭演者は会員に限ります。
筆頭演者で非会員の方は、下記より入会手続きをお願いいたします。

日本臨床腎移植学会 入会のご案内

演題採否

発表演題の採否および発表時間は、2024年11月下旬頃に決定し、ご登録いただいたe-mailアドレス宛に送信します。
なお、最終的な発表形式は大会長に一任させていただきます。応募いただいた形式と発表形式が変更になる場合がありますが、ご了承ください。

文字数制限

項目文字数
演題名全角30文字
抄録本文(著者名・所属)全角600文字
総文字数(著者名・所属・演題名・抄録本文の合計)全角630文字
登録可能な最大著者数(筆頭著者+共著者)20名
登録可能な最大所属施設数10施設

文字数は、項目間にスペースが含まれるものとして計算しております。スペースの計算方法は以下のとおりです。
日本語の場合は、所属機関名や著者の項目間に、それぞれ全角1文字分のスペースがあるものとして計算しております。

尚、最後の項目の後にはスペースはないものとして計算いたします。

公募演題 カテゴリー

公募シンポジウム

免疫抑制療法のベストプラクティス

主旨
腎移植の成績は新規免疫抑制薬の開発により飛躍的に向上している。ステロイド、カルシニューリン阻害薬、代謝拮抗薬が現在のスタンダードと考えられるが、ステロイド中止や、CNI減量、抗腫瘍効果等を目的に mTORの併用も試みられている。各施設の取り組みやその変遷について、臨床経験や研究成果を提示いただき、議論を通じて更なる移植成績の向上を目指したい。

働き方改革 この1年で何が変わったか

主旨
2024年4月医師の働き方改革の施行後、地域医療、夜間救急にも影響は少なからず生じた。献腎移植に至っては、夜間深夜帯に開始されることがほとんどで、腎摘出チームに加われば、さらに長時間労働になる。一方で脳死下臓器提供は増えており、このままでは移植外科医の負担は増す以上に、若い外科医の移植医療への参入に深い懸念が生じる。術後の移植外科医のインターバルの置き方、その時の外科医間のタスクシェア、内科医の参入、バーチャルクロスマッチ導入、特化した臓器摘出全国チーム策定などを 緊急課題として議論したい。

腎移植患者における脳心血管合併症軽減に向けた取り組み

主旨
腎移植後レシピエントの死因のうち、心疾患および脳血管障害は15~25%を占めており、移植後長期成績向上のために脳心血管合併症の軽減を図ることは重要である。脳心血管合併症に対する予防と治療について、またPEKTや腹膜透析ファーストの有効性、動脈硬化、二次性副甲状腺機能亢進症の管理などについて、各施設における取り組みを提示していただき、特に移植前と移植後を通じた管理の体制やその重要性について論じていただきたい。

マージナルドナーからの腎移植への対策

主旨
ドナー不足を解消するため、マージナルドナーの活用法が求められている。心停止後ドナーを含むマージナルドナーからの移植は、臓器保存と虚血再灌流障害の軽減が移植後成績向上の鍵であり、機械灌流はこれらを改善する方法として期待されている。また生体移植では、マージナルドナーが提供後に腎機能障害や末期腎不全に至らぬよう配慮されることが必要である。このテーマでは、マージナルドナーの選定基準の見直し、移植後の管理法と成績評価、機械灌流の活用可能性、腎提供後の長期的なドナーの評価と管理に関する議論を深めることを求める。

小児腎移植周術期管理の問題点

主旨
小児腎移植では、周術期管理において体重や年齢に応じた個別対応が求められ、特殊な麻酔管理や血管吻合技術の工夫も必要である。術後の低体重児や乳幼児の水分管理、感染症予防、心理的ケアも重要かつ難しい課題である。小児腎移植実施施設よりこれらの実践や研究成果、移植成績などを紹介して頂きたい。

血液型不適合症例における残された課題と対策

主旨
血液型不適合腎移植は安全に施行できるようになったが、血液型抗体価高力価患者に対する戦略は定まっていない。また低力価症例では血漿交換を回避するなど脱感作療法の簡略化が試みられているが、術後重篤な拒絶反応やTMAを発症する場合もある。各施設の脱感作プロトコール及び移植基準を紹介していただき、拒絶反応・術後合併症・感染性合併症などの諸問題について議論していただきたい。

ポストパンデミックにおける腎移植の現状

主旨
新型コロナウイルス感染のout breakによって、移植医療は大きな制約を受け、腎移植術後の免疫抑制管理および感染管理においても大きな影響を受けた。新型コロナウイルス感染パンデミックを乗り越えて、術前検査、手術、周術期管理、遠隔期の維持免疫抑制療法やワクチン接種などが、どのように変化したかについて各施設の経験を発表いただく。そして、ポストパンデミックでの腎移植プログラムを如何に安全に行うかについても積極的な議論をお願いしたい。

AIを使った腎移植管理の夢を語ろう

主旨
本セッションでは、AIを活用して腎移植医療の質を高めることを目指す。現代のAI技術が腎移植患者管理にどのような貢献ができるのか?例えば、AIによる画像解析技術が移植腎の拒絶反応や感染症を早期に診断する、または機械学習を利用して患者の長期予後を予測するなどが期待される。AI技術と腎移植管理をシームレスに統合し、新たな医療のフロンティアを切り開く礎としたい。

腎臓移植における異種移植の可能性と課題について

主旨
ゲノム編集技術の進歩は、細胞のみならず組織・臓器を対象として標的となる抗原のノックアウトやヒト化蛋白の遺伝子移入などによる遺伝子改変することで、これまで障壁が大きいとされてきた異種移植の可能性に光を投じた。一方で、同種移植でも未だ解決していない拒絶反応など、引き続き解明すべき課題は残っていることも現状である。本セッションでは、腎移植における異種移植の可能性や課題について、基礎からトランスレーショナルリサーチ、倫理的提唱など広く議論いただきたい。

公募ワークショップ

70歳以上ドナー・レシピエント腎移植の現状と展望

主旨
慢性透析患者の年齢は中央値で70歳を超えている。今後更に高齢化が進む日本社会において、腎移植医療の対象もさらに高齢化が進むことが予想される。70歳以上のレシピエントに対する腎移植、70歳以上のドナーについて献腎、生体移植両面からこれまでの経験を共有いただき、今後の展望と共に発表いただきたい。

クロスマッチ陽性腎移植に対する対策と課題

主旨
クロスマッチ陽性腎移植症例に対する術前脱感作療法として、単純血漿交換あるいは二重膜濾過血漿交換療法などの抗体除去療法、抗CD20抗体であるリツキシマブ投与、高用量免疫グロブリン静注療法(IVIG)などが推奨されているが、適切な投与方法は確立されていない。各施設におけるプロトコールの理論、移植実施の判断、移植成績を共有し、今後の課題を討議したい。

No margin, no mission! 腎バンク・移植財団の運営どうしてる?
(都道府県臓器移植推進組織協議会とのジョイントセッション)

主旨
2023年には過去最高の149例の臓器提供が行われた。今後も増加が見込まれる臓器提供の初動を担う都道府県臓器移植Coの多くは、地域の腎臓バンクや臓器移植財団に所属する。本セッションでは地域における持続可能な移植医療体制構築を行なっていくために、No margin, no mission!として各地域の移植推進組織運営の好事例、抱える課題について議論いただきたい。

バーチャルクロスマッチ導入への課題

主旨
欧米では次世代シークエンサーによる正確なHLAタイピングと抗HLA抗体特異性同定検査により、バーチャルクロスマッチの精度は増して普及が加速している。高い検査精度を維持するためには正確な抗HLA抗体プロファイルを定期的に更新し、複数のデータベースや情報システムの品質管理が必須である。献腎が少なく待機期間が長い日本で、今後バーチャルクロスマッチを導入するために、検査費用やデータ精度、信頼性の維持など、乗り越えるべき課題やその対策を論じていただきたい。

BKV腎症の治療戦略

主旨
移植後BKV腎症は、深刻な合併症となる可能性があるため、早期発見と適切な治療が重要である。免疫抑制管理は、BKV腎症の予防や治療において重要な役割を果たすが確立した治療戦略はなく、患者個々の状況やリスクを考慮したアプローチが必要である。本セッションではBKV腎症の予防や治療に対する各施設の免疫抑制管理についてご発表いただきたい。

腎移植後TMAの対策と治療

主旨
腎移植後の血栓性微小血管症(TMA)は移植直後から発症し、移植腎障害や移植腎喪失に至る可能性がある。近年、免疫抑制薬や抗体関連型拒絶反応、虚血再灌流障害、ウイルス感染症に起因した二次性TMAに対し、それぞれの原因に応じた適切な治療や抗C5抗体薬、血漿交換療法の導入により腎機能改善症例も見受けられるようになってきた。各施設の経験した腎移植後TMA症例において、その危険因子や治療内容と成績を共有することで、改めてTMAに対する今後の対策を講じたい。

CMVに対する予防投与と先制治療(ディベート)

主旨
腎移植後のCMV感染に対する予防投与と先制治療の有効性においては、議論が分かれるところである。近年、免疫抑制薬や術前脱感作療法の進歩により、免疫学的ハイリスク症例の腎移植が可能となっている。このような状況で、CMV感染に対する予防投与の必要性、先制治療を行う場合の留意点などを含めた、各施設の治療戦略について議論いただきたい。

右腸骨窩への腎移植が困難な場合の工夫

主旨
腎移植の移植床は通常右腸骨窩を選択することが多い。しかし、二次移植や膵腎同時移植、血管の石灰化など右腸骨窩への移植が困難な場合に、左腸骨窩へ移植が選択される。左腸骨窩への移植は、解剖学的な理由から吻合後に静脈が圧迫される懸念があり、吻合デザインに注意を要する。本セッションでは、左腸骨窩への移植において合併症回避のための工夫や取り組み、同所性腎移植などのアプローチ、移植に難渋した症例など各施設における経験を共有していただきたい。

移植後尿路合併症に対する対応と工夫

主旨
腎移植後の尿路合併症(尿瘻、吻合部狭窄、移植腎膀胱尿管逆流)は、適切に対応しなければ移植腎機能に悪影響を及ぼす重要な合併症である。各施設の臨床経験や最新の研究成果を通じて、尿路合併症を軽減する工夫や、発症時の対処法、そして新たなアプローチについて提示していただき、その成果・課題について議論し今後の参考としたい。

一般演題 募集カテゴリー部門

一般演題 医師部門 口演
一般演題 医師部門 ポスター
一般演題 看護部門 口演
一般演題 看護部門 ポスター
一般演題 コーディネーター部門 口演
一般演題 コーディネーター部門 ポスター
一般演題 薬剤師・臨床検査技師・その他部門 口演
一般演題 薬剤師・臨床検査技師・その他部門 ポスター

一般演題 カテゴリー

1 腎代替療法選択 27 外科的合併症
2 レシピエント手術 28 悪性腫瘍
3 ドナー手術 29 栄養管理
4 献腎ドナー 30 妊娠・出産
5 生体腎ドナー 31 医療経済
6 マージナルドナー 32 地域医療
7 腎保存 33 IT・AI
8 免疫抑制薬・TDM 34 移植腎病理
9 拒絶反応 35 ドナー看護
10 ABO不適合腎移植 36 レシピエント看護
11 既存抗体陽性移植 37 看護研究
12 HLA検査・抗体検査 38 一般啓発・普及啓発
13 de novo DSA 39 臓器提供
14 COVID-19 40 他臓器同時移植
15 感染症(COVID-19以外) 41 提供家族ケア
16 透析導入前腎移植PEKT 42 レシピエントコーディネーター
17 原疾患 43 ドナーコーディネーター
18 急性・慢性腎不全 44 遠隔診療
19 小児腎移植・透析 45 チーム医療・多種職医療
20 高齢者腎移植・移植後高齢者管理 46 心理・精神・メンタルサポート
21 腹膜透析・血液透析 47 社会システム
22 ラッドアクセス・シャント 48 基礎研究
23 移植後透析再導入 49 異種移植
24 再発性腎炎 50 再生医療
25 長期生着例 51 生命倫理・臨床倫理
26 内科的合併症 52 その他

利益相反について

筆頭演者・共著者分も含めて過去3年間における発表内容に関連する企業や営利を目的とする団体に関わる利益相反状態の申告が必要となります。下記を必ずご確認の上、演題登録をお願いします。
一般社団法人日本臨床腎移植学会「医学研究の利益相反(COI)に関する指針」について

倫理性の担保について

ヒトを対象とした医学系研究発表は世界医師会総会(World Medical Assembly)において承認されたヘルシンキ宣言(1964年承認、2000年10月修正)の精神に則って行われた研究でなければなりません。
また、人を対象とする医学系研究に関する倫理指針 および 日本移植学会倫理指針 を遵守するものでなければなりません。この点について必ずご確認の上、演題登録をお願いします。

日本臨床腎移植学会 メディカルスタッフ研究優秀賞について

臨床腎移植の発展・普及に寄与する、メディカルスタッフを対象とした臨床研究を奨励することを目的として創設されました。

対象 メディカルスタッフ(看護師、移植コーディネーター、薬剤師、栄養士、臨床検査技師、その他)
応募資格(筆頭演者) ■本臨床腎移植学会正会員または施設会員に所属するメディカルスタッフ
■今までに本賞を受賞したことのない方
■所属長、または当該施設の評議員の推薦を受けた者
応募方法 オンラインでの演題登録の際に、「メディカルスタッフ研究優秀賞」に応募するチェックボックスにチェックをつけてお申込みください。なお、同様の内容で他の助成と重複して応募することはできません。
審査 選考委員による書類審査と学会でのプレゼンテーションを審査し、総得点の多いものから3~5題を受賞対象として選定します。
表彰および発表 学会期間中にメディカルスタッフ研究優秀賞を授与します。
助成は1件につき年額5万円とします。
多数の応募をお待ちしています。

演題受付番号とパスワード 重要

「演題受付番号」が自動的に割り当てられます。同時に、登録者本人の任意のパスワードを決めていただきます。
「演題受付番号」とパスワードを用いることによって、演題登録期間内は登録内容を何回でも変更することができます。
演題登録時に発行される受付番号およびパスワードは、演題受領の確認や修正に必要となりますので、必ず控えをお取りください。なお、セキュリティ保持のため、受付番号・パスワードに関してのお問い合わせには一切お答えできませんので、ご了承願います。

演題受領通知

演題登録が完了すると、演題登録時に入力されたE-mailアドレスへ受領通知メールが自動送信されます。
受領通知メールが届かない場合は登録されたE-mailアドレスの入力が間違っている可能性があります。
「演題確認・修正」ボタンより演題登録内容をご確認ください。

オンライン演題登録をした後は、確実に登録されているか、確認修正画面にて登録番号とパスワードを用いて必ずご確認いただきますようお願いいたします。

演題登録画面

※演題登録確認のメールが届かない方へ

正しいメールアドレスが登録されていれば、確認のメールは遅くとも数時間のうちに自動送信されています。1日待ってもこのメールが届かず、受付番号を確認した覚えもない場合は、登録自体が完了していない可能性がありますので、下記運営事務局までお問い合わせください。

※WEBメール(Gmail・Yahoo mail等)をご利用の方へ

本会からの各種メールが「迷惑フォルダ」に振り分けられてしまっている事例が多く見受けられます。未着と思われる場合はまず迷惑フォルダの中をご確認ください。メールソフト以外にも、Webのアカウントにも「迷惑フォルダ」がございますのでそちらもご確認ください。

お問い合わせ先

一般演題登録に関するお問い合わせ先
第58回日本臨床腎移植学会 学術担当
日本コンベンションサービス株式会社
E-mail:jscrt58@convention.co.jp