第57回日本腹部救急医学会総会  第57回日本腹部救急医学会総会

会長挨拶

第57回日本腹部救急医学会総会
会長 斉田 芳久
東邦大学医療センター大橋病院 外科

2021.3.15

第57回日本腹部救急医学会総会は、あいにくのWebでの開催でしたが、多数の講演・発表と1200名以上の参加登録者をもちまして無事閉会しました。

ひとえに、貴重な研究成果を発表してくださった演者の皆様とうまく運営し活発な質疑・応答を引き出してくださった司会の皆様、およびWeb上で活発な議論をしてくださいました聴衆の皆様のお陰と感謝いたしております。

なお一般演題は3月いっぱい、認定医制度セミナーは5月19日までオンデマンドで配信されますのでぜひご利用ください。

来年の第58回総会は来年の3月24.25日に新宿の京王プラザホテルで新理事長の吉田先生のもとで開催される予定です。1年後に、ぜひとも直接皆様とお目にかかれることを祈念し、閉会のご挨拶とさせていただきます。

ありがとうございました。

2021.1.15

本年3月11日~12日に永田町にて開催を予定しておりました第57回日本腹部救急医学会総会ですが、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の状況が増悪するなか、さらなる感染拡大のリスクを最小限とすることを最優先とすべきと考え、永田町での現地開催を断念し、完全Web形式による総会を開催することといたしました。会員の皆様におかれましては寛大なるご理解とご支援を賜りたくお願い申し上げます。

本総会では、会長講演、理事長講演、特別講演、教育講演、特別企画、シンポジウム、パネルディスカッション、ワークショップ、一般口演、企業協賛セミナーのすべてをWeb配信とし、事前登録をいただいた会員の皆様にはIDとパスワードによりすべてのプログラムにアクセスできるようにプラットフォームを構築いたします。

Web開催となりましても、会員の皆様にとりまして有意義な総会となりますよう、鋭意準備を進めてまいります。近日中に、会員の皆様には、参加登録やWeb視聴等の詳細についてご案内をいたしますので、今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。

現在も感染者数が拡大を続け、各地での医療態勢は厳しい状況にあります。日本各地で、また世界中で新型コロナウイルス感染症対応にご尽力されている全ての医療者の皆様に心より敬意を表します。

開催形態をWeb方式に大きく変更することに伴い、会員の皆様には多大なるご心配とお手数をおかけいたしますことお詫び申し上げますとともに、引き続き皆様のご理解、ご支援を賜りたく何卒よろしくお願い申し上げます。

2020.6.19

この度、2021年3月11日(木)・12日(金)の2日間、東京永田町において第57回日本腹部救急医学会総会を開催させていただくことになりました。本総会を東邦大学で開催させていただきますのは、恩師の炭山嘉伸先生が開催した第25回、1995年以来となります。

日本腹部救急医学会は1983年に名誉創立者・名誉理事長の高田忠敬先生が腹部救急疾患の診療向上を目的とし創立され、”若手の登竜門”として位置づけられ、約40年が経過する大変伝統ある学会ですので、その総会を主催させていただくことは、この上ない栄誉であるとともにその重責に身の引き締まる思いです。これもひとえに、名誉創立者の高田忠敬先生、前理事長の平田公一先生、理事長の山本雅一先生、理事、評議員、会員の先生のお陰と、厚く御礼申し上げます。

さて、今回のメインテーマは「知行同一」といたしました。すなわち、「知ることは行為の始めであり、行為は知ることの完成である」という意味の理念であります。若手の登竜門として、総会で新しい知識を得て、それを臨床という行為で生かして完成させていっていただきたいとの思いからこのテーマを選びました。腹部救急診療の向上には外科・内科、放射線科など横断的な知識が不可欠であります。本総会がこれらの新しい知見を得る良い機会になるようなプログラムの編成で総会の準備をしたいと思います。

現在、COVID-19感染で多くの学術的活動が制限されていますが、できるだけ安全に開催できるよう各方面と連携して準備を進めてまいります。東邦大学をあげて、実りある総会になるよう準備させていただきますので、多くの皆様のご参加をお待ちしております。