会長挨拶

会長 木村 昭夫

第51回日本救急医学会総会・学術集会

会長 木村 昭夫
(国立研究開発法人 国立国際医療研究センター
センター病院 救命救急センター長)

第51回日本救急医学会総会・学術集会の会長を仰せつかりました独立研究開発法人・国立国際医療研究センターの木村昭夫でございます。2023年11月28日(火)から11月30日(木)の3日間、東京ドームシティ(東京ドームホテル、プリズムホール、シアターGロッソ)で開催させていただく運びとなりました。まずは初めに本会を開催するにあたってご協力いただいた日本救急医学会会員の皆様、また会員以外の発表者の皆様に厚く御礼申し上げます。お陰様で1383題の発表演題を登録していただきました。ただ口演に関しましては、会場などの都合により、評議員の方々の査読で5点満点中4点以上の演題が対象となり狭き門となったことについては、ご容赦いただきたく存じます。また、開催内容について色々なご提案をいただきましたが、十分に対応できなかったことに対しては、この場を借りてお詫び申し上げます。

さて、今回は、「日本の救急医学を世界的視野から俯瞰する」というテーマで開催いたしますが、とかく内向きになりがちの本学術集会を、より国際的に開かれたものにすべく、企画を進めてまいりました。日本救急医学会の科学的研究の実力がどの程度であるかを皆で共有し合い、今後とも世界特にアジアにおいて、先進的な国であり続けるためには、どのようなことに取り組むべきかを、会員皆様とともに考えていく場としていきたいと思っております。開催場所は、以前の後楽園遊園地である東京ドームシティであり、気分転換に楽しんでいただくことができる会場となっておりますので、よく学び、程よく遊び、会期の3日間を存分に満喫していただけるよう、スタッフ一同頑張っていく所存でございますので、多くの皆様のご参加をお待ちしております。