市民公開講座
大会長からご参加される皆様へ
がん治療におきましては、患者さん自身の意思決定が重要であることは言を俟ちません。しかしながら、近年のがん治療は、既存の手術、放射線治療技術の改良・発展に加え、多くの新規治療薬の開発、免疫療法等の新規治療法の実用化によって複雑・高度化した結果、病状と治療選択肢を正しく理解して適切な意思決定を行うことが従来よりも格段に困難となりつつあります。このため、医療従事者とのより緊密なコミュニケ―ションが求められます。
本市民公開講座では、前立腺癌をはじめとする泌尿器科がんにおきまして、患者さん・看護師・泌尿器科医・放射線科医それぞれの立場から、患者さんと医療従事者のコミュニケーションを深めるためのポイントについてお話しいただき、両者のより良い関係構築の方策について議論を深めたいと思います。
日本泌尿器腫瘍学会 第9回学術集会
会長 溝脇 尚志
(京都大学大学院医学研究院 放射線腫瘍学・画像応用治療学 教授)
日時
2023年10月21日(土)15:30~16:30
会場
Web配信(PC/タブレット/スマートフォンからご視聴いただけます)
※視聴方法の詳細はお申込みいただきました方にメールでご案内させていただきます。
テーマ
泌尿器がんになっても自分らしく生きる
~患者さん主体の意思決定のために~
講座概要
泌尿器がんにおける治療選択肢の多様化に伴い、患者さん自身の意思決定がより重要となっています。患者さん・看護師・泌尿器科医・放射線科医それぞれの立場から、患者さんと医療従事者のコミュニケーションを深めるためのポイントについてお話しいただきます。
共催
日本泌尿器腫瘍学会 第9回学術集会/ヤンセンファーマ株式会社 メディカルアフェアーズ本部
参加申込締切
2023年10月18日(水)
プログラム
総合司会
溝脇 尚志 先生(京都大学大学院医学研究科 放射線腫瘍学・画像応用治療学 教授)
開会の辞
1. 泌尿器科医の視点から
三好 康秀 先生(藤沢市民病院 泌尿器科 専門医長/横浜市立大学 客員教授)
2. 放射線科治療医の視点から
相澤 理人 先生(京都大学大学院医学研究科 放射線腫瘍学・画像応用治療学 特定助教)
3. 看護師の視点から
近藤 まゆみ 先生(北里大学病院看護部 がん看護専門看護師)
4. 前立腺がん患者会代表の視点から
武内 務 様(腺友倶楽部)