募集要項
パネルディスカッション
卒後10年目までの冠動脈バイパス手術例
新専門医制度の開始により、修練医には早期に多くの執刀経験が必要である。心臓外科領域で最も執刀機会を得やすい手術の一つが冠動脈バイパスであるが、一方で複雑病変など難易度の高い症例が増加しているため、どの程度執刀数が増加しているのかなどその実態や成績は明らかでない。そこで、卒後あるいは修練開始後10年以内の若手術者による冠動脈バイパス術(一部吻合のみは含まない)の術式(On, Offなど)、枝数、グラフト材料とデザインなどの実態を明らかにし、早期成績を同施設のシニアの成績と比較し相違点を検討した上で、可能であれば非劣勢を示して若手が執刀するの妥当性について論じて頂きたい。