会長挨拶

第48回日本頭頸部癌学会
会長 中川 雅裕
浜松医科大学形成外科

この度、2024年6月20日(木)~21日(金)の2日間で、浜松駅に隣接するアクトシティ浜松におきまして 第48回日本頭頸部癌学会を開催させていただきます。日本頭頸部癌学会は耳鼻咽喉科領域、口腔外科領域、放射線領域、形成外科領域の医師やメディカルスタッフが集う学術集会で、会長を形成外科が務めるのは8年ぶり4回目であります。大変光栄なことであるとともに重責に身の引きしまる思いであります。
今回の学会のテーマは“異文化の融合からInnovationを創生する”とさせていただきました。頭頸部癌の治療は、耳鼻咽喉科頭頸部外科、歯科口腔外科、放射線治療科、内科薬物療法科、リハビリテーション科などの医師やメディカルスタッフ、看護師、管理栄養士、その他さまざまな職種からなる多職種チーム医療で集学的に治療を行ってきました。また、最近ではさまざまな画像診断や遺伝子パネルを含めた診断学、分子標的薬や光免疫療法などの薬物療法、外視鏡手術やロボット手術などの手術療法、生活の質(QOL)や治療後の機能を向上し副作用を予防・軽減させる支持療法などの進歩が著しいものがあります。それらをさらに医学だけにとどまらず新しい分野との交流を深め、工学や理学、遺伝子工学、情報学、様々な企業、行政などを加えてさらにInnovationを起こし、診断学や治療法などの医療や患者のQOLを向上させる福祉社会を発展させたいと思っております。また、形成外科の主な活躍の場である、頭頸部再建や機能、QOLの向上についても発表や討論の機会を増やしたいと考えています。
学会を開催する浜松は、うなぎや餃子で有名ですが、それ以外にも遠州灘のトラフグやもちがつおなどの魚類や浜名湖のどうまん蟹、かき、あさり、すっぽん、のりなど美味しい海産物がたくさんあります。また、静岡県はクラフトビールの聖地もありますので、クラフトビールも楽しんでいただければと考えています。
本学会は現地参加とオンデマンド配信を予定していますが、是非浜松に来られて、静岡の観光や浜松のおいしものを満喫していただきたいと思います。2024年6月に浜松でお会いできるのを楽しみにしております。