会長挨拶

第2回日本膝関節学会 会長
眞島 任史 (日本医科大学整形外科学教室 主任教授)

この度第2回日本膝関節学会を2024年(令和6年)12月6日(金)・7日(土)の両日、沖縄コンベンションセンターで開催いたします。本学会を運営する機会をいただきましたこと大変光栄に存じます。
日本膝学会の前身は1975年に発足した日本膝関節研究会です。1980年東京膝関節研究会が発足し、2000年に両研究会が統合し日本膝関節学会が発足し、2009年に日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会(JOSKAS)に統合されました。その後、膝関節をとりまく医療が更に発展し、より深い議論を行う場が必要とされ、膝関節専門学会の存在を求める声が高まり、2023年に日本膝関節学会として本学会が発足しました。
第1回の新たなる旅立ちのテーマ「Reborn」を受けて、第2回の学会テーマは「Leap Forward」としました。このテーマは、私たちが膝関節の研究や臨床において、新たな飛躍を遂げるために必要な勇気と創造力を象徴しています。私たちは、新たな知識や革新的なアイデアを共有し、膝関節の治療の分野において世界に踏み出すことを目指しています。日本医科大学は2025年に開学150周年を迎えます。本学にとって大きな節目を前に日本膝学会を開催させていただけることに大きな責任を感じております。
この学会が膝関節の研究と治療において飛躍的な進歩を遂げるための貴重な場であり、交流の機会となることを心より願っております。