会長挨拶

第63回日本母性衛生学会総会・学術集会
会長 遠藤 俊子
関西国際大学 学長補佐

第63回日本母性衛生学会学術集会を、神戸国際会議場において【女性・子ども・家族の健康とSDGs】と題して2022年9月9-10日に開催いたします。

新型コロナウイルス感染症拡大で、2年間WEBでの開催となりました。まだ、収束への道筋はみえておりません。Withコロナの中で、ここしばらくは感染予防対策を講じながら、あらたな学術集会の在り方を模索する段階にあります。しかしながら、一方では顔を合わせての議論やコミュニケーションも学びや生きることへのモチベーションになります。
第63回では、Meet Kobeとして対面での本学会の開催をいたします。

本学会は、1959(昭和34)年に第1回の学術集会を開催し、「すべての女性の健康を守り、母性を健康に発達させ、母性機能を円滑に遂行させる」ために、その時代から多職種連携によるチーム医療を唱っており、会員も医師、看護職(助産師、保健師、看護師)、栄養士、歯科医師、保育士等会員5000名を擁する学会です。設立時からの理念を受け継ぎながら、社会の変化を見据えながら、国際規模の知見の共有と顔の見える連携を重ねてまいりました。

一方、2015年9月に国連サミットで決定した持続可能な開発目標(SDGs)17の国際目標が示されました。その後、我が国でも『SDGsアクションプラン2020』として発表されました。日本のSDGsモデルの展開を加速化することが決まっています。そのひとつが「SDGsの担い手としての次世代・女性のエンパワーメント」です。女性・子ども・家族の健康を支援する本学会の理念と一致します。

新型コロナウイルスによる感染対策を経験し、収束をしても元通りではない、「ニュー・ノーマル」という言葉が生まれてきました。この機会に新たな女性・子ども・家族の健康を考え、支援を考える学術集会としたいと思っています。

第63回日本母性衛生学会学術集会では、上記の課題に取り組んでおられる会員の皆さまはじめ多くの関係者、当事者であります女性・子ども・家族の皆様にも参加いただけるプログラムやイベントを準備致します。何卒、宜しくお願いを申し上げます。