倫理審査・承認について以下が想定されます。各内容に応じて対応してください。
① 倫理審査が不要な発表(症例報告/匿名加工情報や非識別加工情報を扱った研究/論文や公開されたデーターベース,ガイドラインの解析研究/培養細胞のみを扱った研究/法令に基づく研究)
② 観察研究での所属施設の審査・承認
③ 介入研究での所属施設の審査・承認および公開データベースヘの登録
④ その他の研究での所属施設の承認
⑤ 遺伝子治療やヒト幹細胞を用いた臨床研究での国の承認
なお、発表される研究や症例報告においては、個人情報への配慮、インフォームドコンセントの取得方法、倫理審査委員会(認定臨床研究審査委員会)の審査と承諾、情報公開、有害事象発生等について、正しい対応がとられていなければなりません。
また、侵襲または介入ありの研究や前向き研究においては、必要に応じ各施設倫理委員会の承認番号や公開データベース登録番号の追記が望ましい (注意:後向き観察研究でも倫理委員会審査は必要)