第93回日本薬理学会年会第93回日本薬理学会年会

第93回日本薬理学会年会の中止のご連絡(令和2年2月25日版)

今般の新型コロナウイルス感染症が拡大の兆しを見せる中、かねてより、準備を進めて参りました第93回日本薬理学会年会(3月16-18日)のパシフィコ横浜における開催を中止することとし、誌上開催とすることを決定致しました。止むを得ないこととはいえ、本学会にとり、貴重な学術集会の機会が失われましたことは大変残念なことと存じます。また一定数の当日参加者を前提としていたため、財政的にも苦しい事態となりました。

従前よりご案内していた今月末2月28日を待たず、今回の判断に至りました事由は以下の通りです。
1.現在既に感染経路が辿れない事例が多数発生していること
2.高齢者、基礎疾患のある罹患者のみならず広い年齢層にわたって重症例が報告されていること
3.感染症対策を徹底しても、現実には管理が徹底せず、リスクをゼロにすることはできないことを示唆する事例が報告されていること
4.病態はあくまで、病原体と宿主個体側との相互作用で発症・進展するものであり、どちらか一方の要因で決定されるものではないこと
5.感染者の大多数が軽症にとどまるとはいえ、一定頻度で重症・死亡例が報告されており、リスクを極力回避すべきであること
6. 本年会の開催が感染拡大の「場」を提供する可能性を否定できず、薬理学が国民の健康を願う立場であることを考慮すると、より一層慎重な対応が求められるべきこと

後日、年会のプログラム集をPDFとして公表すること、並びに、J-StageのWEB出版として英文抄録がWEB上に掲載される予定となっております。これらの情報を是非閲覧いただき、情報交換・意見交換等を行っていただきますことを希望するとともに、今後とも引き続き薬理学会への積極的なご参加、活性化、若手の研究奨励にご尽力を賜りますようお願い申し上げる次第です。

納入済みの参加費、演題登録料につきましては、学会会場での開催の中止となりますが、紙上開催という位置づけとなり、年会での発表内容は、今後、プログラム集、ホームページ、J-Stageにて公表されることになります。従いまして、学会規則に準拠し原則として返却は致しません。懇親会費のお取り扱いにつきましてはご希望は承る所存です。なお同会費費用を薬理学会へのご寄付に変えていただく場合には、当該のお手続きは不要となります。

協賛いただいております各社様におきましては、今後の対応について決まり次第、各準備室よりご連絡をさせていただきます。


なお、評議委員等、役員の先生方には追って理事会、総会および学術評議員会の代替についてご連絡の予定です。

最後に、この度の開催準備に取り組むにあたり、協賛をいただきました企業の方々、プログラム・組織委員、演題、シンポジウム企画のご提案、その他様々なご助言や協力を賜りました薬理学会会員の皆様、および関係者の皆様方に厚くお礼を申し上げる次第です。

第93回日本薬理学会年会長 五嶋 良郎
日本薬理学会理事長 吉岡充弘

お知らせ一 覧

  • 2020年03月27日 
    ・年会が紙上開催となりました。
    緊急シンポジウムの紙上公開を開始しました。
  • 2020年02月21日 
    ・中国薬理学会共催シンポジウム及び中国からの一般演題は中止となりました。
    ・懇親会、若手研究者キャリア形成支援プログラム交流会、公開講座は中止となりました。
    ・特別講演に一部変更があります。詳細は日程表・プログラムページをご確認ください。
  • 2020年01月21日 
    事前参加登録を延長しました