第32回臨床内分泌代謝Update第32回臨床内分泌代謝Update

会長挨拶

第32回臨床内分泌代謝Update

会長 岡本高宏
(東京女子医科大学 内分泌外科)

このたび、第32回臨床内分泌代謝Updateの会長を務めさせていただくことになりました。本会を東京女子医科大学が担当させていただきますのは第17回高野加寿恵教授(2007年)以来であります。90年以上の歴史を持ちます、伝統ある日本内分泌学会の生涯教育集会を開催させていただけますこと誠に光栄であり、機会を与えて頂きました皆さまに感謝申し上げます。

会期を2022年11月11日(金)・12日(土)の2日間とし、東京の京王プラザホテルにて開催させていただきます。

臨床内分泌代謝Updateは日本内分泌学会の生涯教育集会として1991年に開始され、2000年から現在の名称で毎年開催されております。文字通り医学・医療に関する最新の知識を学ぶ機会を提供し、わが国の内分泌・代謝臨床の向上に貢献して参りました。

今回のテーマを『「ホルモン」でつながる学びの輪と心』とさせていただきました。日本内分泌学会は基礎医学、臨床病理学、内科学、小児科学、産婦人科学、泌尿器科学、脳神経外科学、内分泌外科学と多様な専門領域から構成され、会員数は8,000名を超えております。Updateには毎年2,000名近い会員が参加し、「ホルモン」をキーワードに各領域が顔を合わせて内分泌学の「知・技・心」を学び、実地臨床での互いの連携を円滑にする貴重な機会ともなっております。そうした目的を果たせますよう、教室の総力を挙げて運営に邁進する所存でございます。

コロナウイルス感染症の蔓延によって先行きが見通せない厳しい状況ではありますが、11月には皆様とじかにお目にかかれることを期待し、楽しみにしております。また併せまして、Webの利便性を生かした集会となりますよう、工夫を重ねたいと思います。

皆様には是非ご参加いただき、「ホルモン」でつながっていただければ幸いに存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。