この度、2024年7月26日から27日の日程にて、名古屋市のウインクあいちを会場として第32回日本意識障害学会を開催させていただくこととなりました。学術集会を主催させていただくこと、身に余る光栄と感じております。
現在、鋭意プログラム案の作成を進めておるところでありますが、今回は「意識障害へ─心と生活を支える取り組み─」をメインテーマとさせていただこうと考えております。現時点で、急性期意識障害の診断と治療、意識障害の病態生理、遷延性意識障害の病態と診断、意識障害の看護管理、社会医学と福祉制度などをトピックとして、教育講演・シンポジウムさらにはハンズオンのワークショップを設定し、それとともに、私の専門領域であるリハビリテーション医療の意識障害に対する取り組みおよび認知機能が低下した高齢者のせん妄なども取り上げて行きたいと考えております。
愛知県における本学術大会の開催は、本年の藤田医科大学の森田功先生に続き、連続となります。開催場所も同じウインクあいちですので、その経験を引き継がせていただき、より充実して行き届いた運営を目指します。関係者の皆様から、お力添えをいただければ嬉しい限りです。何卒、よろしくお願い申し上げます。