第81回日本癌学会学術総会第81回日本癌学会学術総会

サバイバー・科学者 プログラム
(略称 SSPプログラム)
参加者 募集要項

日時

2022年 9 月 29 日(木)~10月1 日(土)

会場

パシフィコ横浜
(〒220-0012神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1)
※今後の感染状況により、開催方法をWEB開催へと変更する場合がございますこと、ご了承ください。

目的

がん患者や家族を支援する団体運営者または個人が、日本癌学会学術総会への参加を通じてがん研究に関する理解を深めることで、がん研究に対してがん患者や家族の立場から参画する「リサーチ・アドボケート」が養成されること。また、リサーチ・アドボケートとがん研究者が協働してがん研究の推進を図ることで、がん医療の向上に寄与すること。

概要

SSP プログラム参加者は第 81回日本癌学会学術総会において、SSP プログラムの受講、プログラムセッションの聴講、ポスターの閲覧、並びにあらかじめ指定されたテーマによるポスター掲示・発表ができます。また、学術総会参加費の免除、学術総会参加に伴う旅費交通費の助成が行われるとともに、プログラム修了者には修了証が授与されます。

応募資格

SSPプログラムに応募するには、以下の要件の全てを満たすことが必要です。

  1. がん患者や家族を支援する団体運営者または個人であること。
  2. SSPプログラムの全日程に参加し、指定された全てのプログラムに参加すること。
  3. 学術総会会場のポスター会場において、あらかじめ指定されたテーマによるポスター掲示・発表を行うこと。
  4. 医師、歯科医師、メディカルスタッフ(看護師・薬剤師・放射線技師・臨床工学技士・理学療法士・作業療法士等の医師以外の医療従事者)、製薬企業関係者でないこと。
  5. 特定の治療法、代替療法、健康食品等を推奨する団体運営者または個人でないこと。
  6. 特定の政治団体、宗教団体を支持する団体運営者または個人でないこと。
  7. 暴力団または暴力団員との関わりがないこと。

募集人員

10名程度(初参加/2回目以降併せて 16名程度)

募集締切

2022年6月24日(金曜日)17:00
延長後締切日:2022年6月30日(木曜日)17:00
再延長後締切日:2022年7月6日(水曜日)17:00
申込受付を終了しました
参加費:無料

プログラム

9月29日 ■1日目

8:00–8:20
参加受付

8:20–8:50
「アドボケートメンター【注1】によるオリエンテーション」
天野慎介(グループ・ネクサス・ジャパン)、桜井なおみ(CSRプロジェクト)
眞島喜幸(パンキャンジャパン)、大西啓之(NPO法人キュアサルコーマ)

8:50–9:00
「開会式」@メインホール

9:00–9:50
「SSP プログラム開会挨拶」
畠山昌則(東京大学大学院医学系研究科)
Margaret Foti (AACR:American Association for Cancer Research)
「SSP プログラムの概観」
眞島喜幸(パンキャンジャパン)
「SSP プログラムのナビゲーション」
桜井なおみ(CSR プロジェクト)

9:50 –11:10
学術総会口演の聴講

11:10 –12:00
「SSP 基礎講座:がん研究から、がん医療へ - がんゲノム医療開発の現状と課題 -」
野田哲生 (がん研究会がん研究所)

12:00 –12:50
「SSP 基礎講座:ウイルス療法」
藤堂具紀(東京大学医科学研究所)

12:50–16:10
学術総会口演の聴講

16:10 –17:00
「SSP 基礎講座:ライブイメージングと最新化学に基づく新がん医療技術の創製」
浦野泰照(東京大学大学院薬学系研究科・医学系研究科)

17:00 –17:10
「初日のまとめ」
天野慎介(グループ・ネクサス・ジャパン)

9月30日 ■2日目

8:30–9:00
SSP プログラム参加者によるポスター掲示【注 2】

9:00–11:10
学術総会口演の聴講

11:10–12:00
「SSP 基礎講座:がんに対する免疫療法の進歩」
鳥越俊彦(札幌医科大学医学部)

12:00–12:50
「SSP 基礎講座:コロナ禍におけるワクチン開発研究のカンブリア紀的進化と近未来」
石井 健 (東京大学医科学研究所)

12:50–13:50
「アドボケートメンターとのグループセッション」
桜井なおみ(CSR プロジェクト)、眞島喜幸(パンキャンジャパン)

13:50–16:30
学術総会口演の聴講及びポスターディスカッションの(発表)準備

16:30–18:00
SSP プログラム参加者によるポスターディスカッション(発表)【注 2】

18:00–18:20
SSPプログラム参加者によるポスター撤去

18:20 –18:30
「2日目のまとめ」
天野慎介(グループ・ネクサス・ジャパン)

19:30 –21:30
「名誉会員・評議員合同懇親会」
(※)SSPプログラム参加者は全員参加となります

10月1日 ■3日目

9:00–09:50
「SSP 基礎講座:がんゲノムの進化(仮)」
三森功士(九州大学病院別府病院)

9:50–12:00
学術総会口演の聴講

12:00–13:50
グループ・プレゼンテ―ションの準備

13:50–15:10
学術総会口演の聴講

15:10–16:10
「グループ・プレゼンテ―ション」【注 3】
グループ 1 のテーマ「がんのウイルス療法」
グループ 2 のテーマ「光を使った新たながんの医療」

16:10–16:40
修了証書授与式
閉会挨拶
畠山昌則(東京大学大学院医学系研究科)

【注 1】
アドボケートメンターは、がん患者や家族を支援する団体運営者または個人の立場から、 SSP プログラム参加者に対して助言を行います。

【注 2】
SSP プログラム参加者は、2 日目の午前 9:00 までに自身のポスター掲示を行い、2 日目の16:30 から 18:00 までの「ポスターディスカッション」において、自身のポスターについて短時間発表ならびに質問などに応じることが必要です。ポスターの内容については、「所属団体または個人の活動紹介」(内容に「所属団体または個人の活動からみたがん研究への期待」を一部含むこと)とし、応募時にその抄録を提出することが必要です。詳しくは別紙「SSPプログラム参加者のポスターについて」をご参照ください。

【注 3】
SSP プログラム参加者は、「がんのウイルス療法」または「光を使った新たながんの医療」のいずれかについて、学術総会の口演を聴講して学び、3 日目の「グループ・プレゼンテーション」において、グループ発表することが必要です。発表の際には、アドボケートメンターや、サイエンティフィックメンターがサポートします。サイエンティフィックメンターは、がん研究に関わる医療者または研究者の立場から、SSP プログラム参加者に対して専門的な助言を行います。

注意事項

SSPプログラム参加者は、以下の注意事項を守ることが必要です。募集要項並びに注意事項をお守りいただけない場合には、選考後であっても参加取り消しや、学術総会参加に伴う旅費交通費等の返還を求める場合がありますので、予めご了承ください。

  1. SSP プログラム参加者は、日本癌学会事務局及び SSP プログラム運営者からの指示に従うようにしてください。
  2. SSP プログラム参加者は、企業等がスポンサーとなって開催されるランチョンセミナーの聴講や、企業等がスポンサーとなって展示されるブースへの立ち入りはできません。
  3. SSP プログラム参加者は、学術総会における口演への、発言や質問は禁止です。
  4. 治療中などの理由で特別なケアが必要な方は、事前にお知らせ下さい。なお、ご昼食の準備はございますが、特別食は癌学会側で準備することは出来かねますので、ご自身で持参いただく必要がありますこと予めお断りしておきます。
  5. 学術総会におけるポスターセッション(SSP プログラム参加者作成のポスターを除く)や口演において、写真撮影や録画、録音は禁止されています。
  6. SSP プログラム参加者は、やむを得ない事情により、SSP プログラムの一部または全てを欠席する場合には、日本癌学会事務局へすみやかに連絡をしてください。欠席の場合には、学術総会参加に伴う旅費交通費等の返還を求める場合があります。
  7. 最終日にお渡しします SSP プログラム修了証書は、3 日間にわたり開催される SSP プログラム全てに参加された場合のみ授与されます。

応募方法

SSP プログラム申し込みフォームをダウンロードし必要事項を入力の上、2022年6月 24日(金)17:00 2022年6月30日(木)17:002022年7月6日(水)17:00 まで以下アップロードボタンよりご提出ください。
申込受付を終了しました

選考方法

日本癌学会協働委員会委員及びアドボケートメンターで構成される選考委員会において選考します。選考結果は、2022年 8 月 31 日(水)までに日本癌学会事務局よりご連絡いたします。

お問い合わせ先

一般社団法人 日本癌学会事務局
E-mail:jca.office@imic.or.jp