第48回日本股関節学会学術集会第48回日本股関節学会学術集会

会長挨拶

会長挨拶

第48回日本股関節学会学術集会
会長 川手 健次
奈良県総合リハビリテーションセンター 院長
奈良県立医科大学 客員教授

謹啓

時下、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。また平素より格別のご高配を賜りまして、厚く御礼申し上げます。

このたび伝統ある第48回日本股関節学会学術集会会長にご指名いただき、誠に光栄に存じております。会期は2021年10月22日(金)、23日(土)の2日間、会場は“奈良県コンベンションセンター”にて開催させていただきます。本学会を奈良の地で初めて開催させていただけますことを大変嬉しく存じております。

今回はテーマを「心体光明-世界を股にかける-」とさせていただきました。心体光明とは菜根譚という中国の古典に出てくる四字熟語で、心と体が正しく物事を理解することという意味です。新型コロナウイルス感染により世界中の人々の生活様式、国内国際交流が一変いたしました。奈良は奈良時代に聖武天皇の皇后である光明皇后が施薬院・悲田院をお作りになり先駆的な救療活動をされた地であります。この地で正しく知識を理解し暗闇の世界中へ光を届けるのが本学会の目指すところであります。

現在、皆様をお迎えすべく奈良県総合リハビリテーションセンターと奈良県立医科大学整形外科学教室とが一丸となって準備を行っております。是非、この機会に大和国奈良に足をお運びいただき、学会とともに奈良の街や文化を満喫いただければと思います。

多くの方々のご参加を心よりお待ちしております。

敬白