第87回日本泌尿器科学会 東部総会第87回日本泌尿器科学会 東部総会

プログラム

会長講演

Think Different in Neurourology and Tissue Engineering

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月28日(金) 9:00~9:45  第1会場
座長西澤 理藤森病院 泌尿器科
演者石塚 修信州大学医学部 泌尿器科学教室

特別講演

特別講演1
骨髄幹細胞シートの作成とその腎臓再生医療への応用

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月28日(金) 11:00~11:45  第5会場
座長今村 哲也信州大学医学部 泌尿器科学教室
演者岡野 光夫東京女子医科大学 先端生命医科学研究所/ユタ大学細胞シート再生医療センター

特別講演2
前立腺癌手術に向けた腹腔鏡下鼠径部ヘルニア治療と前立腺癌手術後の腹腔鏡下鼠径部ヘルニア治療の問題点

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月29日(土) 11:00~11:45  第2会場
座長鈴木 和浩群馬大学大学院医学系研究科 泌尿器科学
演者早川 哲史名豊病院 腹腔鏡ヘルニアセンター

特別講演3
どうする? 経尿道的前立腺肥大症手術後の尿道狭窄

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月29日(土) 11:00~11:45  第5会場
座長加藤 晴朗長野市民病院 泌尿器科
演者堀口 明男防衛医科大学校 泌尿器科

招請講演

招請講演1
日本3百名山ひと筆書き ~ グレートトラバース3~

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月28日(金) 13:30~14:30  第2会場
座長石塚 修信州大学医学部 泌尿器科学教室
演者田中 陽希プロアドベンチャーレーサー・ TEAM East Wind所属

招請講演2
プレゼンテーション zen

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月29日(土) 13:20~14:20  第2会場
座長皆川 倫範信州大学医学部 泌尿器科学教室
演者ガー レイノルズ関西外国語大学 教授

招請講演3
医療画像とAI~形態情報の可能性に挑む~

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月29日(土) 14:40~15:40  第2会場
座長藤井 靖久東京医科歯科大学 大学院 腎泌尿器外科学
演者山本 陽一朗理化学研究所 革新知能統合研究センター 病理情報学チーム

教育講演

教育講演1指導医教育コース認定プログラム
過活動膀胱に対する薬物療法:新ガイドライン改訂のキーポイント

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月28日(金) 9:55~10:55 第1会場
座長関戸 哲利東邦大学医療センター大橋病院 泌尿器科
演者井川 靖彦長野県立信州医療センター 泌尿器科

教育講演2専門制度対応講習単位認定プログラム
男性不妊症に対する生殖医療の保険診療化を迎えて
―泌尿器科医師の役割―

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月28日(金) 15:00~16:00  第1会場
座長中島 耕一(東邦大学医学部 泌尿器科学講座大森)
演者辻村 晃順天堂大学医学部附属浦安病院 泌尿器科

教育講演3指導医教育コース認定プログラム
転移性腎細胞癌の薬物治療 どう変わり、何が課題なのか

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月29日(土) 8:20~9:20  第1会場
座長近藤 幸尋日本医科大学医学部 泌尿器科学教室
演者大家 基嗣慶應義塾大学医学部 泌尿器科

教育講演4
最新でない機器でも頑張れる!泌尿器科のエコー深堀り

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月29日(土) 10:00~10:45  第5会場
座長小路 直東海大学医学部 外科学系腎泌尿器科学
演者皆川 倫範信州大学医学部 泌尿器科学教室

教育講演5専門制度対応講習単位認定プログラム
結節性硬化症に伴う腎血管脂肪腫に対する治療戦略

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月29日(土) 11:00~12:00  第1会場
座長槙山 和秀横浜市立大学医学研究科 泌尿器科学
演者野々村 祝夫大阪大学大学院医学系研究科 泌尿器科学

シンポジウム

シンポジウム1
Think different in mCSPC treatment strategies!

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月28日(金) 9:10~10:40  第4会場
座長上村 博司横浜市立大学附属市民総合医療センター 泌尿器腎移植科
座長鈴木 啓悦東邦大学医療センター佐倉病院 泌尿器科
座長の言葉
mCSPC/mHSPC に対する1 次治療に関して、わが国では第1 世代アンチアンドロゲン併用でのCAB 療法が広く行われてきた。その中、ハイリスクmCSPC に対するアビラテロン(LATITUDE 試験)を皮切りに、エンザルタミド(ARCHES 試験、ENZAMET 試験)、アパルタミド(TITAN 試験)といったアンドロゲン受容体標的治療薬(ARAT)、ドセタキセル(CHAARTED 試験)の併用がそれぞれの大規模臨床試験データに基づいて承認されてきた。さらに、low volume disease(LVD)症例に対する局所放射線治療や、少数転移(Oligomets)症例に対する転移巣へ放射線治療(MDT)といったエビデンスも報告されてきた。
さらに昨年以降、mCSPC に対してADT+ ドセタキセル+ARAT の3 剤併用(Triplet)治療として大規模前向き試験であるARASENS 試験とPEACE-1 試験の結果で、その有用性も報告された。このようにmCSPC治療は、薬剤の併用など多様化・集学化が進み、患者ごとの個別化が求められている。個別化医療を進めるには、癌ゲノム解析などを行って前立腺癌の生物学的特徴を理解することが重要と考える。また、PSMAPETなどの新たな画像手段の開発も重要であろう。
本シンポジウムでは、mCSPC に対する各治療のエビデンスを整理して、それぞれの治療の最適な患者像を探るとともに、最適化に向けた分子生物学的機序などについても考えてみたい。

前立腺癌の臨床的・生物学的特徴から考える mCSPC/mHNPC転移性前立腺癌に対する個別化治療

演者小坂 威雄慶應義塾大学医学部 泌尿器科学教室

アップフロント・アビラテロン治療

演者三好 康秀藤沢市民病院 泌尿器科

エンザルタミド・アパルタミドのUpfront治療

演者橋本 浩平札幌医科大学医学部 泌尿器科学講座

Triplet(ADT+DOC+ARAT)療法の意義と求められる患者像とは

演者神谷 直人東邦大学医療センター佐倉病院 泌尿器科

シンポジウム2
Think different in the bridge between pathology and clinical site

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月28日(金) 14:40~16:00  第2会場
座長深貝 隆志昭和大学医学部 泌尿器科学講座
座長菊地 栄次聖マリアンナ医科大学 腎泌尿器外科
座長の言葉
ベムブロリズマブ (キイトルーダ®)、アベルマブ(バベンチオ®)、エンホルツマブ ベドチン(パドセブ®)、ニボルマブ(オプジーボ®)など新規治療薬が尿路上皮癌において用いられるようになり、進行性尿路上皮癌に対してパラダイムシフトが生じている。これらの薬剤の適応承認のもととなった臨床試験は主に組織型として尿路上皮癌を対象としている。一部に尿路上皮癌亜型 (UC variant histology) が含まれているものの、そのvariant histology の内訳までは不明である。一般に尿路上皮癌亜型はhigh stage で診断されることが多く、治療抵抗性を示し、予後不良の経過をたどることが少なくない。発生頻度は高くないがゆえに、実臨床では尿路上皮癌亜型に遭遇した場合、その治療方針の決定にしばしば難渋する。今回UC with glandular/squamous differentiation、micropapillary subtype、sarcomatoid/plasmacytoid subtype を中心にその病理所見を理解し、治療方針を考察することを目的に本シンポジウムを企画した。病理医と泌尿器科医との連携のもと難治性の尿路上皮癌亜型の攻略に挑みたい。

尿路上皮癌の亜型診断及び治療戦略に与える影響

演者都築 豊徳愛知医科大学 病理診断学

臨床経験・エビデンスから考察するUC with glandular/squamous differentiationの治療戦略

演者七条 武志昭和大学医学部 泌尿器科学講座

臨床経験・エビデンスから考察するmicropapilary subtypeの治療戦略

演者大澤 崇宏北海道大学病院 泌尿器科

Sarcomatoidおよびplasmacytoid variantを伴った尿路上皮癌にどう立ち向かうか

演者早川 望聖マリアンナ医科大学医学部 腎泌尿器外科

シンポジウム3
Think different in RARC:予後の改善と合併症の低減

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月28日(金) 15:10~16:30  第4会場
座長大野 芳正東京医科大学 泌尿器科学分野
座長中川 徹帝京大学医学部 泌尿器科学講座
座長の言葉
膀胱癌に対するロボット支援腹腔鏡下膀胱全摘除術(RARC)が保険収載されて4 年が経過した。RARC は出血量の軽減や腸管機能の早期回復といったメリットがあり、その実施件数は急速に増加している。しかしながら、腹膜播種やポート再発など、従来の開腹手術ではあまり経験されなかった再発様式も報告されている。
さらに、RARC 実施後の再発率・予後は、開腹手術と比較して必ずしも改善しておらず、筋層浸潤性膀胱癌は依然として予後不良な疾患である。
本シンポジウムでは、最初にRARC の治療成績を概観し、予後や特有の合併症について再確認する。続いて、予後改善・合併症低減を目指した各施設の工夫について、治療体系の最適化(術前化学療法や患者選択など)、技術面での工夫(術式の標準化など)、周術期支援(ERAS など)、といった観点でご講演頂く。最後にシンポジスト全員にご登壇いただき、RARC 合併症の低減と治療成績の改善への方策について、議論頂く予定である。

RARCの治療成績・合併症 Overviewと当院の治療成績

演者村岡 研太郎横浜市立大学大学院医学研究科 泌尿器科学

筋層浸潤性膀胱癌の予後改善の工夫
~NACレジメンの使い分け、およびRARC/ORCの使い分けの観点から~

演者進藤 哲哉札幌医科大学医学部 泌尿器科

RARC/ICUDの術式の標準化

演者成田 伸太郎秋田大学 泌尿器科

当院におけるRARC-ICUD 術後早期回復プログラムの導入

演者中村 真樹NTT東日本関東病院

シンポジウム4
Think different in pediatric LUTS

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月28日(金) 15:10~16:30  第5会場
座長柿崎 秀宏旭川医科大学医学部 腎泌尿器外科学教室
座長三井 貴彦山梨大学医学部 泌尿器科学講座
座長の言葉
小児の下部尿路機能は、乳児期にみられる反射性排尿を抑制する神経機能が成長とともに発達し、5 歳までに随意的な蓄尿・排尿の調節が可能になるといわれています。しかし、小児では特有の病態を呈する下部尿路機能障害(LUTD)やLUTS が存在することから、適切な診断や治療が求められます。
小児期のLUTD の原因の一つに二分脊椎などの先天性神経疾患があり、症候性尿路感染や腎機能障害の原因となるため、幼少期からの適切な尿路管理が必要です。また、神経疾患を伴わない児でも過活動膀胱や機能障害性排尿などが一定の割合で存在します。さらに、小児ではLUTD/LUTS に加えて便秘などの排便異常が合併することがあり、症候性尿路感染などに関連していることが知られています。この病態は、BladderBowel Dysfunction としてLUTD/LUTS に加えて排便異常の治療を行うことが勧められています。
小児のLUTD/LUTS に対する治療として、ウロセラピーや薬物療法が行われますが、難治症例に対してボツリヌス毒素膀胱壁内注入療法が海外では施行され、良好な成績が報告されています。本邦では、小児症例に対しては保険収載されていないため臨床試験の段階ですが、今後期待される治療法の一つです。
このように、小児におけるLUTD/LUTS では特有の病態を理解し、症例に合わせて診療にあたる必要があります。本シンポジウムでは、代表的な小児のLUTD/LUTS を紹介し議論を深めたいと考えています。

小児LUTSにおける潜在性脊髄係留症候群とボツリヌス毒素注入療法

演者佐藤 裕之都立小児総合医療センター 泌尿器科・臓器移植科

Dysfunctional voiding

演者市野 みどり長野県立こども病院

積極的BBD診断、治療による有熱性尿路感染症例の診療

演者日向 泰樹自治医科大学とちぎ子ども医療センター 小児泌尿器科

小児の神経因性膀胱

演者千葉 博基北海道大学大学院医学研究院 腎泌尿器外科学教室

シンポジウム5
Think different in BPH surgery

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月29日(土) 8:20~9:20  第2会場
座長高橋 悟日本大学 泌尿器科
座長舛森 直哉札幌医科大学医学部 泌尿器科学講座
座長の言葉
前立腺肥大症の外科治療は、有効性を損なわずに安全性を高める、すなわち低侵襲化を目的に進歩してきた。
本邦においては、本年、UroLift とRezum との2 つの新しい低侵襲前立腺肥大症手術手技が保険承認となった。
UroLift はワイヤーを使用して前立腺部尿道を即時的に開存させる手技である。同じく開存に分類される尿道ステントとは異なり、滑脱のリスクはない。また、射精障害のリスクは少ないとされている。Rezum は、ラジオ波を使用するTUNA やレーザーを使用するILCP と同様に前立腺組織の凝固壊死を起こす手技であるが、水蒸気による対流加温を利用するため腺腫の外側には熱は伝わらず効率的な凝固壊死が可能である。本シンポジウムでは、いち早く上記手技を導入した3 施設から、新規手技の初期経験についての発表をいただく。
さらには、従来の切除、核出、蒸散、切開による手技との違いや新規技術の使い分けについても議論する予定である。

PVPとPUL~他とは何が違うのか~

演者京田 有樹札幌医科大学 泌尿器科学講座

排尿自立に向けて期待される前立腺肥大症に対する新規低侵襲治療
(経尿道的前立腺吊上術、経尿道的水蒸気治療)

演者持田 淳一日本大学医学部附属板橋病院 泌尿器科

新しい前立腺肥大症に対する”超“低侵襲治療:UroLiftとRezum

演者遠藤 文康聖路加国際病院 泌尿器科

シンポジウム6
Think different in urinary stone treatment

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月29日(土) 8:30~9:50  第5会場
座長市川 智彦千葉大学大学院医学研究院 泌尿器科学
座長納谷 幸男帝京大学 ちば総合医療センター 泌尿器科
座長の言葉
尿路結石症の治療というと、まず頭に思い浮かぶことは内視鏡を用いた砕石術でしょうか。もちろん、現在最も行われている外科的治療はTUL であり、またECRIS も普及し始めています。一方、結石の治療は結石を壊すことだけではなく、結石症にならないようにすることも重要です。また、結石の疼痛治療も重要な項目です。URS が普及した今、ESWL が行われる頻度は以前よりも減っていますが、侵襲を考えれば内視鏡治療よりも、ESWL で治療したほうがよい患者も実在すると思います。この患者をどのように同定するか、なんとなくのイメージはあるが、はっきりと示されていないのが実情だと思います。
本シンポジウムではまず上記に関し、話をしていただいたのちに、内視鏡治療の話に移っていきます。手術は解剖に始まり、解剖に終わると言ってよいと思いますが、解剖と結石のできやすさの関係、治療のストラテジーの立て方、TUL とECRIS のピットフォールとトラブルシューティングと話を進めます。ECRIS はまだ敷居が高いと感じている先生方もいらっしゃると思いますが、今日の話を聞き、安全なECRIS の施行に役立てばと思います。明日からの結石治療に役立つ、また基礎的、あるいは臨床的な結石研究に関心を持ってもらえるシンポジウムであると思います。ぜひ、多くの先生方にご参加いただき、活発な討議を繰り広げることができればと考えております。よろしくお願い申し上げます。

尿路結石形成の解明と治療への応用を目指して

演者畠山 真吾弘前大学 先進血液浄化療法学講座

URS の時代における ESWL至適症例

演者坂本 信一千葉大学医学部 泌尿器科学教室

腎盂形態ごとにできる腎結石の特徴とその治療ストラテジー

演者高沢 亮治都立大塚病院 泌尿器科・尿路結石センター

尿路結石治療のピットフォールとトラブルシューティング

演者福田哲央大口東総合病院

シンポジウム7
Think different in laparoscopic advanced RCC treatment

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月29日(土) 13:20~14:40  第4会場
座長羽渕 友則秋田大学大学院医学系研究科 腎泌尿器科学
座長宮嶋 哲東海大学医学部 腎泌尿器科学
座長の言葉
T2 またはT3 の進行性腎癌に対して腹腔鏡手術を適応する場合が少なくありません。しかしながら、大きな腫瘍径の腎癌によって術野が狭められ動作制限を来す症例や、腎静脈や下大静脈への腫瘍塞栓の進展を来している症例において、腹腔鏡手術は依然として高難度であり、安全性を考慮しつつ用意周到な治療戦略が必要となります。免疫チェックポイント阻害薬や分子標的薬などの新規薬剤の登場により進行性腎癌に対して薬物療法の有効性が期待できるようになり、以前に比べて手術適応の範囲も拡大しつつあると考えます。また薬物療法後の腎摘除は局所進展例が多いことに加えて、癒着も強くなる傾向があり、難度は高くなることが多いようです。さらに手術支援ロボットの適応拡大により高難度な根治的腎摘除術の難度低減が期待されます。今や、進行性腎癌に対する治療戦略も大きな転換点を迎えていると言っても過言ではありません。本シンポジウムでは経験豊富な熟練した術者にご登壇頂き、「進行性腎癌をどのように攻略しているのか」ご発表頂く予定です。活発な討論を期待しております。

進行性腎癌に対する腹腔鏡手術

演者原林 透北海道がんセンター

進行性腎癌に対する腹腔鏡手術

演者沼倉 一幸秋田大学大学院医学系研究科 腎泌尿器科学講座

安全性と確実性を考慮した腎静脈腫瘍塞栓を伴う腎癌に対する腹腔鏡下手術

演者川崎 芳英東北大学大学院医学系研究科 泌尿器科学分野

進行性腎癌に対する腹腔鏡手術;複合免疫療法後の腹腔鏡手術による根治手術

演者新田 正広東海大学医学部 外科学系腎泌尿器科

シンポジウム8
Think different in recent prevention of surgical site infection

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月29日(土) 13:20~14:30  第5会場
座長宮﨑 淳国際医療福祉大学医学部 腎泌尿器外科
座長の言葉
2015 年には、日本泌尿器科学会(JUA)より『泌尿器科領域における周術期感染予防ガイドライン』が発表された。発表後も泌尿器科領域において、種々のエビデンスが報告されている。本シンポジウムでは、まず亀井先生に、SSI の総論とともに、各術式における予防抗菌薬の使用方法について、周術期予防抗菌薬の一般的な考え方、投与方法を概説していただく。次に、桧山先生には、我々泌尿器科医がもっとも多く行っている前立腺生検におけるSSI 予防について、直腸スワブ培養に関する本邦の報告や現在行われている臨床試験について紹介していただく。さらには、使用する予防抗菌薬の適正使用の観点から、キノロン系抗菌薬だけではなく、他薬剤への切り替えや、耐性菌増加をいかに抑制するかについてご意見を述べていただく。上原先生には小児泌尿器科手術におけるSSI の頻度や予防抗菌薬について報告していただき、小児泌尿器科手術における開腹手術や腹腔鏡手術のSSI の頻度や使用抗菌薬についてご講演いただく。最後にTURBT やTURP などの尿路内視鏡手術と、汚染手術である膀胱全摘術についてのSSI 予防について宮崎が概説する。
本シンポジウムが、皆様の日々の診療におけるSSI 予防の一助になれば光栄である。

総論・泌尿器科領域における予防抗菌薬の投与法

演者亀井 潤自治医科大学 腎泌尿器外科学講座 泌尿器科学部門

小児泌尿器科手術における周術期の予防抗菌薬投与法

演者上原 央久北海道立子ども総合医療・療育センター 小児泌尿器科

周術期感染予防ガイドライン・前立腺生検

演者桧山 佳樹NTT東日本札幌病院 泌尿器科

周術期感染予防ガイドライン・TUR・膀胱全摘術

演者宮崎 淳国際医療福祉大学医学部 腎泌尿器外科

パネルディスカッション

パネルディスカッション1
Think different in robotic system

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月28日(金) 11:00~12:10  第1会場
座長近藤 幸尋日本医科大学医学部 泌尿器科学教室
座長齋藤 一隆獨協医科大学 埼玉医療センター 泌尿器科
座長の言葉
泌尿器科領域の低侵襲手術の主流はロボット支援手術となっているが、同手術については、現在、2 つの流れが認められる。一つは、適応手術の拡大であり、泌尿器科に加えて、消化器、肺、肝胆膵外科、婦人科手術などの多くの診療科の手術が適応となり、泌尿器科領域においてもさらに腎、副腎手術など対象手術が拡大している。もう一つの流れとして新規手術支援ロボットの登場があげられる。これまでダビンチサージカルシステムが2000 年来、唯一の手術支援ロボットとして独占状態にあったが、我が国発の新規手術支援ロボットとしてhinotori が泌尿器科手術で使用可能となり、多くの施設に導入されている。また、大学発ベンチャーから遠隔操作対応型の手術支援ロボット(ロボット名Saroa)の開発がすすめられ、今後我が国においても複数の手術支援ロボットが使用可能となっていくと考えられる。現時点での、これら手術支援ロボットは、いずれもリーダー・フォロワー型で、精細な立体内視鏡画像下に、ロボット鉗子を直感的に操作し、精密な手術を行うという基本コンセプトは共通している。実際の操作性などにおいては、ロボットごとの特徴があり、それぞれの特性に応じた手術操作が必要となることが想定される。今後、複数の手術支援ロボットが使用可能となることで、術式の標準化についての検討も必要になり、そのうえで手術アウトカムの向上も目指していくことになる。また、これまでダビンチサージカルシステムで整備されてきた、認定、プロクター制度など、手術において最も重要といえる教育においても標準化が必要になっていくと考えられる。本セッションにて、現在わが国で使用可能、または開発中の手術支援ロボットの現状について講演してもらい、今後のロボット支援手術の方向性について議論を行いたい。

Think different in robotic system―ダビンチについて―

演者吉岡 邦彦板橋中央総合病院 泌尿器科

国産手術支援ロボット(hinotori)による前立腺全摘除術について

演者瀬戸口 誠獨協医科大学埼玉医療センター 泌尿器科

大学発ベンチャーによる把持力提示機能付き手術支援ロボットの開発

演者川嶋 健嗣東京大学大学院情報理工学系研究科

パネルディスカッション2
Think different in RAPN:適応と限界

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月28日(金) 13:30~14:50  第1会場
座長伊藤 明宏東北大学大学院医学系研究科 泌尿器科学分野
座長高木 敏男東京女子医科大学 泌尿器科
座長の言葉
T1 腎腫瘍については各種ガイドラインにより腎部分切除術が推奨されており、多くの施設でRAPN が施行されています。RAPN の目的は、制癌性を保った上での腎機能温存であり、腫瘍の位置や特性によって、2つの目的が達成困難な症例が存在します。腫瘍位置での困難症例として腎門部と完全埋没型、技術的な困難症例としてRAPN 後の再発腫瘍をテーマにhigh volume center からの演者にRAPN の適応と限界について議論いただきます。更に、現在、画像診断やその他診断技術の進歩により、術前に腫瘍の組織型や悪性度の予測が一部可能となっております。それを踏まえた上での術式選択は、制癌性において非常に重要です。本セッションでは、術前検査結果からのRAPN の適応と限界についても焦点を当て、演者の先生と議論を深めていきます。
今まで多くの学会で、困難症例に対して技術的にいかに安全に行うかが議論されてきました。多くの症例を積み重ねた結果、本当にRAPN を行うことが適切なのか、一度検証するいい機会であると考え本セッションを企画しています。多くの参加者の皆様と議論したいと考えております。

画像所見におけるRAPNの適応と限界~その腫瘍、本当にRAPNでいいですか?~

演者蓼沼 知之横浜市立大学附属病院 泌尿器科

RAPN 再発に対する RAPN の適応と限界

演者吉田 一彦東京女子医科大学

腎門部腫瘍に対するRAPNの適応と限界
-開けて冷やしますか?それとも全摘しますか?-

演者川守田 直樹東北大学大学院医学系研究科 外科病態学講座 泌尿器科学分野

完全埋没型腫瘍に対する適応と限界

演者沼倉 一幸秋田大学大学院医学系研究科 腎泌尿器科学講座

パネルディスカッション3
Think different in urological cancers::ゲノム医療

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月28日(金) 13:30~15:00  第4会場
座長久米 春喜東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学
座長福原 浩杏林大学医学部 泌尿器科
座長の言葉
がんに対する薬物療法、特に殺細胞性抗がん剤は、効果がありかつ有害事象の生じない投与量で使用されてきた。通常、どの薬物も大量に投与すれば効果を得られるが、患者に不利益な副作用を及ぼしてしまう。つまり、効果のある投与量が10mg で、有害事象の生じる投与量が12mg である場合、その少ない投与量レンジの10-12mg を投与することにより、副作用に耐えながら治療を継続することが可能であった。至適量は臨床試験などで平均的に決定するしかないが、薬物に対する耐性は個体差が大きいことはよく知られている。
そもそもがんはゲノム異常によって発生する疾患であり、腎癌や膀胱癌など「疾患」に対して一律に行われる治療よりもその遺伝子変異に特化した治療が行われるべきである。近年、遺伝子解析技術が飛躍的に向上したことにより、すべての遺伝子を対象とした網羅的な解析が可能となってきた。肺癌領域では、既に、がん組織を使って多数の遺伝子を同時に調べる「がん遺伝子パネル検査(がんゲノムプロファイリング検査)」を行い、そのがんに合わせたがんゲノム医療が一般的になっている。泌尿器科領域においても去勢抵抗性前立腺癌に対して導入されたが、今後ますます普及すると考えられる。個体差に依拠しない従来の殺細胞性抗がん剤は、将来的には、ゲノム医療に代替されると推察される。
泌尿器科領域のがんゲノム医療の現状と医療技術の進歩による将来像について、エキスパートに概説いただく予定である。

Where we are:泌尿器癌PrecisionOncologyの現在地

演者松原 伸晃国立研究開発法人国立がん研究センター東病院 腫瘍内科

Current perspectives of circulating tumor DNA in renal cell carcinoma

演者加藤 大悟大阪大学医学部 泌尿器科

がんゲノム医療の進展を支える基礎研究~がんゲノム解析について

演者佐藤 悠佑東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学講座

パネルディスカッション4
Think different in management of complicated neurogenic lower urinary tract dysfunction

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月28日(金) 13:30~15:00  第5会場
座長関戸 哲利東邦大学医療センター大橋病院 泌尿器科
座長橘田 岳也旭川医科大学 泌尿器科
座長の言葉
神経因性膀胱(neurogenic bladder:NB or NGB、最近では神経因性下部尿路機能障害[neurogenic lowerurinary tract dysfunction])は、大脳、仙髄より上位の脊髄、仙髄あるいは末梢神経の障害に起因するものにその病態が分類されます。NB 患者においては、腎機能悪化や症候性尿路感染の防止、社会的な尿禁制の獲得と生活の質の改善が重要な臨床的課題となります。これらの課題を解決するためには、NB の病態毎に、多職種連携による行動療法・薬物療法を含めた適切な尿路管理が必要となります。しかし、原因となっている神経疾患や下部尿路機能障害の重症度によっては尿路管理に難渋するケースに遭遇します。そのような難治性NB 患者に対する尿路管理は、泌尿器科医にとって腕の見せ所であるにも関わらず、苦手意識を持つ先生方も少なくないようです。そこで、本パネルディスカッションでは、①脳卒中患者を効果的に排尿自立に誘導する方策、②間欠導尿が困難な脊髄障害患者における実践的な打開策、③難治性排尿筋過活動に対する100 年に1 度と言われる画期的な治療法であるボツリヌス毒素膀胱壁内注入療法、④保存的あるいは低侵襲治療に抵抗性の患者における、機能再建外科としての泌尿器外科の真髄である尿路再建手術の4 つのテーマを取り上げました。本パネルディスカッションがご参加の先生方の難治性NB に対する尿路管理の理解を深める契機となることを期待しております。多数の先生方のご参加をお待ちしております。

脳血管患者に対する排泄自立に向けての理学療法士の役割

演者栗田 麻衣子東京都リハビリテーション病院

CIC困難な脊髄損傷者における尿路管理~カテーテルの工夫、反射性排尿、膀胱瘻管理~

演者高橋 良輔総合せき損センター 泌尿器科

薬物療法に抵抗性の神経因性下部尿路機能障害に対する外科的治療
ボツリヌスA毒素膀胱壁内注入療法を中心に

演者澤田 智史山梨大学医学部 泌尿器科学講座

保存的治療に抵抗性のNLUTD患者に対する尿路再建術の選択

演者樋口 まどか北海道大学病院 泌尿器科

パネルディスカッション5
Think different in metastatic RCC treatment

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月29日(土) 9:25~10:55  第1会場
座長篠原 信雄北海道大学病院 泌尿器科
座長土谷 順彦山形大学医学部 腎泌尿器外科学講座
座長の言葉
転移性腎細胞癌の治療は、分子標的薬や免疫療法薬の進歩により、大きな変貌を遂げている。特に一次療法においては免疫チェックポイント阻害剤と血管内皮増殖因子受容体標的チロシンキナーゼ阻害剤の併用療法が主体となり、複数の治療レジメンが第一選択として承認され、さらに薬物療法の進歩に伴い従来の腎摘除術に対する考え方も大きく変化している。一方、このような多様化した選択肢の中から個々の患者に対する治療をいかに選択するかということが新たな臨床的課題となっている。現代の医療においてはEBM に基づいて治療の選択は個別化される。すなわち、病理学的・臨床的特徴、併存疾患、患者の倫理観や心理・社会・経済的要因など多くの患者特異的な要因に基づいて決定される。しかしながら、面前の患者に対する治療法を選択する上で、臨床試験が提供する情報は少なく十分とは言い難い。
本パネルディスカッションでは、転移性腎細胞癌治療における、① cytoreductive nephrectomy、②非淡明細胞癌、③高齢者、④腎機能障害といった実際に経験する臨床的な問題点について、症例を提示しながら各シンポジスト間で議論していただく予定である。ガイドラインは教えてくれないこれらの問題について、新たな視点から考える(think different)機会になれば幸いである。

Cytoreductive nephrectomy(CN)は全身治療前に行うか、治療後に行うか?

演者大澤 崇宏北海道大学病院 泌尿器科

進行性非淡明細胞腎癌の治療最前線

演者城武 卓埼玉医科大学国際医療センター 泌尿器腫瘍科

高齢(80歳以上)の転移性腎細胞癌症例における一次治療の選択

演者田中 一東京医科歯科大学大学院 腎泌尿器外科学

軽度腎機能障害を有する患者に対する治療選択は?

演者内藤 整山形大学医学部 腎泌尿器外科学講座

パネルディスカッション6
2024働き方改革-より良いwork styleを目指して-

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月29日(土) 8:30~10:00  第4会場
座長岩村 正嗣北里大学医学部 泌尿器科学
座長冨田 善彦新潟大学医歯学総合病院 泌尿器科
座長の言葉
働き方改革とは、第3 次安倍内閣が掲げた目標、「一億総活躍社会」を実現するための一連の政策を指すが、そもそも3 つの目標があった。それは、1.労働人口の増加、2.出生率の上昇、3.労働生産性の向上である。「3.」の長時間労働・非効率的な労働を改善する必要性の理由としては、例えば労働生産性がOECD38 か国中23 位、G7 では最下位(2020 年12 月報道)があげられるが、これは必ずしも実際の生産性を反映するものではないとの議論もある。そもそも、医師には応招義務が存在し、我々が提供する医療サービスの絶対量を調節できない中で、労働時間を規定内に管理せよということ自体に無理があり、「困っている患者さんがいるなら、診療を頑張る」、という、医師の本分と他職種では可能であろう「生産性を向上するために、時間外勤務を減らすべきである」、というロジックは、どう考えても相いれないものがある。救急患者を診るときに、「本日の尿路感染症の入院枠は売り切れましたので、お断りします。」などという対応は社会的に不可能であることは議論の余地がない。すでに、他職種で施行されている法律には、罰則規定がある。
現在(2022 年8 月23 日)全国各地で、コロナの発熱外来を開設する医療機関では、押し寄せる患者さんの中で、時間外勤務もへったくれもなく奮闘する医師が数多くいるが、将来はそのような場合、彼/ 彼女らの管理者には「6 カ月以下の懲役または30 万円以下の罰金」が科されるのだろうか、そんな医療機関の管理者(病院長)になど、だれがなるのであろうか。
ただ、我々医師(勤務医)も、労働法制はもとより、雇用者と被雇用者という意識すら極めて希薄な状況で、これまでの「慣習」に依った労働をしてきたのもまた事実である。現状、長時間労働が「美徳」であるとの観念や、定時での退勤への「うしろめたさ」など、その非合理性を否定できない側面も、また、多くあるのは事実である。(いつもいてくれるDR. はたよりになりますけどね。)
したがって、この、2024 年の働き方改革の実施を、個々の医師が、自身の仕事のスタイルを見直すきっかけとし、真の意味でのライフ・ワークバランスを考える良い機会であるとも考えられる。もちろん、我々泌尿器科医もチームで診療にあたることがほとんどであることから、他医師、また看護師をはじめとした医療職、病院(クリニック)スタッフ全員との仕事の方向性のすり合わせもまた重要である。
本セッションでは、ステップ1.働き方改革について理解する。ステップ2 現状(泌尿器科医の勤務実態)を理解する。ステップ3 まとめ。目指すwork style を考える。からなり、参加される先生方に自分自身の働き方改革を考えるバックグラウンドを提供したいと思います。みなさん、ふるってご参加ください。

働き方改革のポイント

演者冨田 善彦新潟大学医歯学総合病院 泌尿器科

地方における泌尿器科医の働き方の問題点と目指すスタイルー若手の視点からー

演者星 達也北海道大学病院 泌尿器科

医師の働き方改革の実践にむけてー都心部における大学病院勤務医の働き方の現状と今後の課題ー

演者赤塚 純日本医科大学医学部 泌尿器科学教室

女性医師の立場から考える働き方改革と目指すスタイル

演者高橋 さゆり東京大学医科学研究所附属病院 泌尿器科

パネルディスカッション7
Think different in advanced urothelial cancer

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月29日(土) 10:20~11:50  第4会場
座長大山 力弘前大学 泌尿器科
座長西山 博之筑波大学医学医療系 腎泌尿器外科
座長の言葉
近年の薬剤開発の進歩に伴い、尿路上皮癌に対する新規薬物療法の開発が進んでおり、転移性尿路上皮癌に関しては、プラチナ製剤を中心とした一次化学療法の他、維持療法/ 二次治療としての免疫チェックポイント阻害剤、3 次治療としての抗体療法が承認され、標準治療がこの数年で大きく変化してきた。また、筋層浸潤性尿路上皮癌に対しても、プラチナ製剤を用いた周術期補助療法の他に、免疫チェックポイント阻害剤を用いた術後補助療法が承認された。しかし、依然プラチナ製剤はKey-drug であることも変わりがなく、尿路上皮癌に対する標準治療を考える上で、腎機能障害の有無は重要である。そこで、本パネルディスカッションでは、筋層浸潤性尿路上皮癌・転移性尿路上皮癌をテーマに、「腎機能障害の有無により、標準治療がどのように変わるか?」について議論を深めることを目的として、新進気鋭の4 名のエキスパートの先生方をお呼びした。まず、尿路上皮癌領域における腎機能障害のエビデンスについて、その後、筋層浸潤性膀胱癌と腎盂尿管癌とにおける周術期薬物療法および転移性尿路上皮癌における薬物療法について、腎機能障害の有無別の標準治療の考え方がどのように変わるかをご講演いただく予定である。本セッションが皆様の診療の一助になることを期待している。

UC領域における腎機能障害のエビデンス
〜がん薬物療法と腎機能障害ガイドラインの改定を踏まえて〜

演者井上 高光国際医療福祉大学成田病院 腎泌尿器外科

MIBCに対する周術期治療:標準治療と腎機能障害を有する場合の論点

演者進藤 哲哉札幌医科大学医学部 泌尿器科

UTUCに対する周術期治療:標準治療と腎機能障害を有する場合の論点

演者五十嵐 大樹岩手医科大学 泌尿器科学講座

mUCに対するシークエンス治療:標準治療と腎機能障害を有する場合の論点

演者喜多 昭介国立がん研究センター中央病院

ワークショップ

ワークショップ1
Think different in RARP: 根治性と合併症予防を意識した工夫

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月28日(金) 9:10~10:40  第5会場
座長小島 祥敬福島県立医科大学医学部 泌尿器科学講座
座長藤村 哲也自治医科大学 腎泌尿器外科学講座
座長の言葉
ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術(RARP)が保険適用となり10 年が経過し、現在では限局性前立腺癌に対する手術のgold standard となりました。手術用ロボットが有する優れた特徴により、標準術式の確立とともに、さらなる手術成績の向上が期待されています。根治的前立腺全摘除術の目標は、確実な癌制御はもちろんのこと、尿禁制維持,勃起能維持、断端陰性、合併症のない手術を実現するいわゆるpentafecta を達成することにあります。RARP が一般化された現在においても、これらを如何に達成するかは、私たち泌尿器科医にとって重要な課題です。本ワークショップでは、これらpentafecta の中で、尿失禁と術後合併症に焦点を当てて、根治性と合併症手術を両立するための工夫について、RARP のエキスパート4 名にご講演をいただくことにしました。安東先生には、尿禁制回復の予測因子について、山本先生には術後鼠径ヘルニア予防について、佐藤先生は術後イレウス予防について、山田先生には静脈血栓塞栓症予防について、それぞれご自身のご経験を踏まえて、手術ビデオを供覧していただきながらご講演いただきます。また総合討論では、術後合併症を回避するための各施設でのそれぞれの工夫について討論したいと思います。本ワークショップを通じて、皆さんのさらなる手術手技や手術成績の向上にお役立ていただければ幸いです。

膜様部尿道の温存はRARP術後の尿禁制回復に寄与する

演者安東 聡自治医科大学 腎泌尿器外科学講座

RARPにおける静脈血栓塞栓症(VTE)の予防と対応

演者山田 雄太東京大学 泌尿器科

ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術におけるヘルニア予防操作の検討

演者山本 勇人弘前大学大学院医学研究科 泌尿器科学講座

ロボット支援前立腺全摘除術後のイレウス発症リスク低減のための工夫

演者佐藤 雄一福島県立医科大学医学部 尿器科学講座

ワークショップ2
Think different in 進行前立腺がんの診断:最新画像診断とLiquid Biopsy

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月28日(金) 10:50~12:00  第4会場
座長釜井 隆男獨協医科大学 泌尿器科学教室
座長永田 政義順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学
座長の言葉
本セッションでは、進行前立腺がんの診断についての最新の話題について議論する。近年、次々に進歩している画像モダリティーとどのがん種でも実臨床に応用されつつあるLiquid biopsy に注目し、3 人の演者に最新画像技術とLiquid biopsy, そしてそれらを組み合わせた診断から治療応用までの今後の可能性について講演頂き、知見を広めていきたい。
画像診断については、PSMA-PET や全身MRI (DWIBS) などのnext generation imaging (NGI) の進歩によって前立腺がんの最新の実臨床がどう変わっていくか。PSMA-PET の登場により、微小転移の診断精度が上がり、転移なし去勢抵抗性前立腺がん(M0CRPC) の診断や治療適応も変化していくかもしれない。さらに、これら最新画像診断を用いることで、CRPC 治療が、軸となる全身療法に加えて、活動性病変(oligoprogressivedisease) に対する標的療法を加える集学的治療オプションも検討されるようになってきている。
Liquid biopsy とは、がん組織からの生検ではなく、主に末梢血から血中循環腫瘍細胞(CTC) や腫瘍由来循環DNA(ctDNA) やexosome などを検出して、遺伝子プロファイルを解析する手法で、非侵襲的に時系列解析が可能である。CRPC において、CTC におけるアンドロゲン受容体のスプライシングバリアント- 7(AR-V7)の発現は、エンザルタミドやアビラテロン耐性の指標であり、実臨床への応用が期待される。また末梢血ctDNA からBRCA1/2 などの変異を解析できるFoundationOne Liquid も保険収載された。前立腺がん治療過程でのLiquid biopsy は、質的な変化を捉えるには適しており、全身MRI やPSMA-PET でとらえた微小転移を遺伝子変異のプロファイルから悪性度や治療効果を評価できる可能性がある。PSMA-PET など画像診断とLiquid biopsy によるPSMA 発現解析を組み合わせ、PSMA 標的核医学治療の有効性を引き出せる可能性についても議論したい。

新規画像診断による前立腺がんの治療戦略の進歩

演者吉田 宗一郎東京医科歯科大学大学院 腎泌尿器外科学

Oligomets前立腺がんの診断としてのLiquid biopsyの現状:画像診断との併用で何が変わるか

演者畠山 真吾弘前大学先進血液浄化療法学講座

PSMA画像診断から標的治療へ:血中循環腫瘍細胞CTCにおけるPSMA発現

演者永田 政義順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学

ワークショップ3
Think different in retroperitoneal tumor treatment

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月29日(土) 9:30~10:50  第2会場
座長福原 浩杏林大学医学部 泌尿器科
座長小原 航岩手医科大学医学部 泌尿器科
座長の言葉
後腹膜腫瘍は比較的稀な疾患で年間の新規発症者数は10 万に1 人程度はあるが、泌尿器科医であれば一度は経験する疾患である。稀な疾患であるがゆえに診療に際しては系統的な知識が必要とされるが、主治医は多くの疑問や悩みを抱えながら患者さんに対峙する場面も多いと思われる。参考となる診療指針は?腫瘍の鑑別には何があるか?根治手術は可能か?適切な薬物療法は?など、多様な疑問を解決して診療する必要がある。本ワークショップは後腹膜腫瘍の診療における疑問の解決に迫ることを意図して企画させていただいた。
はじめに、後腹膜肉腫診療ガイドラインについて概説いただき、皆様に標準診療について理解を深めていただく。次に、後腹膜腫瘍の鑑別について発表いただき、組織型による再発や予後等について確認していただく。
次いで、後腹膜肉腫に対する治療の根幹となる手術療法について、拡大あるいは合併切除も含めた手術の実際と課題について発表いただき、手術における泌尿器科医の役割も含めて再認識いただく。最後に薬物療法について、新規薬やゲノム診療も踏まえた内容を発表いただき、知識の整理に役立てていただく。いずれもタイムリーかつ最新の内容が含まれており、どの世代の泌尿器科医にとっても必見と思われる。皆様とともに後腹膜腫瘍の診療におけるthink different について議論してまいりたい。

後腹膜肉腫診療ガイドラインを紐解く

演者松本 隆児北海道大学病院泌尿器科

後腹膜腫瘍の鑑別診断と課題

演者多武保 光宏杏林大学医学部泌尿器科学

後腹膜肉腫に対する手術療法と課題

演者込山 元清国立がん研究センター中央病院泌尿器・後腹膜腫瘍科

後腹膜肉腫に対する薬物療法と課題

演者岸田 健神奈川県立がんセンター

Scholarship Forum – Postgraduate Lectures from AUA

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月28日(金) 9:55~10:55  第2会場
ModeratorTomohiko IchikawaChiba University

AUA1  Diffusion Histology Imaging: A Clinical Tool to Non-Invasively Diagnose and Manage Prostate Cancer

SpeakerEric KimWashington University School of Medicine

AUA2  Interstitial Cystitis/Bladder Pain Syndrome and the role of the microbiome in pelvic pain

SpeakerA. Lenore AckermanUCLA Medical Center

Asian Joint Symposium

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月28日(金) 11:05~12:05  第2会場
ModeratorTomohiko IchikawaChiba University

AJS1  Taiwan’s upper tract urothelial carcinomas: unique features and treatment experiences

SpeakerJacob ST PangPresident of Taiwan Urological Association, Chung Shan Medical University

AJS2  What we need to know about concealed penis ?

SpeakerSang Don LeePresident of Korean Urological Association Department of Urology, Pusan National University of Medicine

AJS3  Nation-wide project of ct DNA analysis for genitourinary cancers

SpeakerNorio NonomuraPresident of Japanese Urological Association, Department of Urology, Osaka University Graduate School of Medicine

保険教育プログラム

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月29日(土) 13:20~14:20  第1会場
座長伊藤 敬一防衛医科大学

指導医教育コース認定プログラム知って得する保険診療の基礎知識(東部編)

講師斎藤 忠則医療法人伯鳳会東京曳舟病院

卒後教育プログラム

卒後教育プログラム 1
腎不全・腎移植

現地オンデマンド配信 10月27日(木) 14:20~15:20  第2会場
司会吉田 一成医療法人 麗星会/ 北里大学

泌尿器科医が知るべき透析アクセスの肝

講師甲斐 耕太郎バスキュラーアクセスクリニック目白

卒後教育プログラム 2
外傷・救急医療

現地オンデマンド配信 10月27日(木) 15:40~16:40  第2会場

泌尿器科外傷2

講師八木橋 祐亮静岡市立静岡病院

卒後教育プログラム 3
小児泌尿器科

現地オンデマンド配信 10月28日(金) 9:40~10:40  第3会場

先天性下部尿路疾患の診療

講師東武 昇平佐賀大学

卒後教育プログラム 4
尿路結石

現地オンデマンド配信 10月28日(金) 11:00~12:00  第3会場

尿路結石の外科治療(合併症の予防と対応)

講師志賀 直樹亀田総合病院

卒後教育プログラム 5
泌尿器科腫瘍

現地オンデマンド配信 10月28日(金) 13:30~14:30  第3会場

去勢抵抗性前立腺癌治療のup date

講師橋本 浩平札幌医科大学

卒後教育プログラム 6
泌尿器科腫瘍

現地オンデマンド配信 10月28日(金) 14:50~15:50  第3会場

泌尿器がんにおける免疫療法の実際

講師小原 航岩手医科大学

卒後教育プログラム 7
女性泌尿器科

現地オンデマンド配信 10月28日(金) 16:10~17:10  第3会場

間質性膀胱炎: ガイドランとその先

講師秋山 佳之東京大学

卒後教育プログラム 8
エンドウロロジー・腹腔鏡

現地オンデマンド配信 10月29日(土) 8:20~9:20  第3会場

ロボット支援下腎盂形成術の基本手技

講師石井 大輔北里大学

卒後教育プログラム 9
老年泌尿器科・前立腺肥大症

現地オンデマンド配信 10月29日(土) 9:40~10:40  第3会場

前立腺肥大症に対する薬物療法アップデート

講師吉澤 剛日本大学医学部附属板橋病院

卒後教育プログラム 10
内分泌・生殖機能・性機能

現地オンデマンド配信 10月29日(土) 10:55~11:55  第3会場

男性不妊症に対する診断と治療

講師小林 秀行東邦大学

卒後教育プログラム 11
尿路性器感染症

現地オンデマンド配信 10月29日(土) 13:20~14:20  第3会場

院内感染症対策 up to date

講師石川 清仁藤田医科大学病院 医療の質・安全対策部 感染防止室

卒後教育プログラム 12
共通講習(必修):医療倫理

現地オンデマンド配信 10月29日(土) 14:40~15:40  第3会場

「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」とアドバンス・ケア・プランニング

講師竹下 啓東海大学医学部基盤診療学系医療倫理学領域

ダイバーシティ推進委員会プログラム

指導医教育コース認定プログラムジェンダー平等とプロフェッショナリズム

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月29日(土) 14:40~15:40  第1会場
座長石塚 修信州大学
座長高橋 さゆり東京大学

提言  プロフェッショナリズムとジェンダーのただならぬ関係

演者前田 佳子昭和大学

基調講演  医師のアイデンティティ形成とジェンダー
~誰もがキャリアを重ねられるためのカギがここにある~

演者松井 智子浜松医科大学地域家庭医療学講座

講演1  最近の医学生のジェンダー・キャリア・ライフワークバランスの意識調査からみる泌尿器科のマーケティング戦略

演者木村 友和筑波大学

講演2  凡人のための仕事術!
~ 3 人の子供をもつマイナー外科夫婦、サスティナブルな生活を目指して~

演者吉田 香苗東京大学

NCD 講演

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月28日(金) 16:10~17:10  第1会場
司会賀本 敏行宮崎大学

NCD1  専門医制度におけるNCD の活用状況と臓器がん登録としてのNCD のあり方

講師菊地 栄次聖マリアンナ医科大学

NCD2  NCD データの利活用

講師安井 孝周名古屋市立大学

Take Home Message

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月29日(土) 15:50~16:35  第1会場
座長篠原 信雄北海道大学病院 泌尿器科
演者小川 輝之信州大学医学部 泌尿器科学教室

共催セミナー

ランチョンセミナー 1
腎細胞癌の治療戦略Up to date

現地LIVE配信 10月28日(金) 12:20~13:20  第1会場
座長冨田 善彦新潟大学医歯学総合病院

LS1-1 病理学的観点からみた腎癌の術後再発因子について

演者大橋 瑠子新潟大学大学院 分子・診断病理学分野

LS1-2 腎細胞癌における今後の展望

演者中井川 昇神奈川県立がんセンター

共催MSD 株式会社

ランチョンセミナー 2
周術期補助療法を深堀する-膀胱癌編-

現地LIVE配信 10月28日(金) 12:20~13:20  第2会場
座長大家 基嗣慶應義塾大学

LS2 周術期補助療法を深堀する-膀胱癌編-

演者菊地 栄次聖マリアンナ医科大学

共催ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社/小野薬品工業株式会社

ランチョンセミナー 3
高齢前立腺癌患者に対する治療戦略

現地LIVE配信 10月28日(金) 12:20~13:20  第3会場
座長鈴木 和浩群馬大学

LS3 高齢前立腺癌患者に対する治療戦略

演者加藤 琢磨香川大学

共催アストラゼネカ株式会社/MSD株式会社

ランチョンセミナー 4
変わりゆく前立腺癌治療~化学療法のNext Stage~

現地LIVE配信 10月28日(金) 12:20~13:20  第4会場
座長大山 力弘前大学

LS4-1 ドセタキセル治療のこれまでとこれから

演者寺田 直樹福井大学

LS4-2 mCRPC治療におけるCabazitaxelの役割

演者井上 貴博三重大学

共催サノフィ株式会社

ランチョンセミナー 5
進行性前立腺がん治療において考えるべき重要な指標とは?

現地LIVE配信 10月28日(金) 12:20~13:20 第5会場
座長齋藤 一隆獨協医科大学埼玉医療センター

LS5-1 mHNPCレジストリー(J-ROCK試験)の意義を考える

演者溝上 敦金沢大学

LS5-2 がんの臨床試験とPRO/QOL評価

演者清田 尚臣神戸大学医学部附属病院 腫瘍センター

共催ヤンセンファーマ株式会社メディカルアフェアーズ本部

ランチョンセミナー 6
PDD-TURBT(膀胱癌)

現地LIVE配信 10月28日(金) 12:20~13:20  第6会場
座長谷川 俊貴新潟県立がんセンター新潟病院

LS6-1 当院におけるアミノレブリン酸(5-ALA)を用いた光力学診断補助下
TURBTの取り組み

演者原 寛彰信州大学医学部附属病院

LS6-2 TUR-BTにおける光力学診断(PDD)の有用性

演者望月 孝規山梨大学医学部

共催日本化薬株式会社

ランチョンセミナー 7
過活動膀胱

現地LIVE配信 10月28日(金) 12:20~13:20  第7会場
座長髙橋 悟日本大学医学部

LS7-1 改訂ガイドラインからみる難治性過活動膀胱の治療戦略

演者篠島 利明埼玉医科大学

LS7-2 Male LUTSの24時間排尿パターンとビベグロンの効果

演者辻󠄀村 晃順天堂大学医学部附属浦安病院

共催杏林製薬株式会社/ キッセイ薬品工業株式会社

ランチョンセミナー 8
高齢OAB患者の薬物治療~OAB診療ガイドライン[第3版]改訂を踏まえて~

現地LIVE配信 10月29日(土) 12:10~13:10  第1会場
座長巴 ひかる東京女子医科大学附属足立医療センター 骨盤底機能再建診療部

LS8 高齢OAB患者の薬物治療~OAB診療ガイドライン[第3版]改訂を踏まえて~

演者橘田 岳也旭川医科大学

共催アステラス製薬株式会社

ランチョンセミナー 9
腎細胞癌の薬物治療戦略

現地LIVE配信 10月29日(土) 12:10~13:10  第2会場
座長舛森 直哉札幌医科大学

LS9-1 レンバチニブの特性からペムブロリズマブとの併用療法を考察する

演者水野 隆一慶應義塾大学

LS9-2 ペムブロリズマブ+レンバチニブ併用療法を考慮したい症例とは

演者藤井 靖久東京医科歯科大学大学院

共催MSD株式会社/エーザイ株式会社

ランチョンセミナー 10
UroLift2 システムによるBPH治療の新たな展望

現地LIVE配信オンデマンド配信 10月29日(土) 12:10~13:10  第3会場
座長石塚 修信州大学医学部附属病院

LS10-1 BPH治療におけるUroLiftの役割を考える

演者遠藤 文康聖路加国際病院

LS10-2 経尿道的前立腺吊上術(PUL)の第一歩~UroLiftの初期経験~

演者阿南 剛四谷メディカルキューブ

共催テレフレックスメディカルジャパン

ランチョンセミナー 11
Think Different
~アパルタミドの有用性を引き出すための皮膚科・泌尿器科からのアプローチ~

現地LIVE配信 10月29日(土) 12:10~13:10  第4会場
座長羽渕 友則秋田大学
杉元 幹史香川大学

LS11-1 アパルタミドの皮疹マネジメントを考える

演者勝田 倫江東京慈恵会医科大学 皮膚科学講座

LS11-2 進行性前立腺癌治療におけるアパルタミドの効果と皮疹マネジメント

演者木村 高弘東京慈恵会医科大学

共催ヤンセンファーマ株式会社/ 日本新薬株式会社

ランチョンセミナー 12
難治性骨盤部疼痛を伴う慢性前立腺炎の治療戦略~私はこうして治療している~

現地LIVE配信 10月29日(土) 12:10~13:10  第5会場
座長横山 修福井大学

LS12 難治性骨盤部疼痛を伴う慢性前立腺炎の治療戦略~私はこうして治療している~

演者鳥居 毅横浜東口鳥居クリニック

共催扶桑薬品工業株式会社/東菱薬品工業株式会社

ランチョンセミナー 13
一歩前進!ゲノム時代の前立腺癌治療の個別化

現地LIVE配信 10月29日(土) 12:10~13:10  第6会場
座長北村 寛富山大学

LS13 一歩前進!ゲノム時代の前立腺癌治療の個別化

演者川上 理埼玉医科大学総合医療センター

共催アストラゼネカ株式会社

ランチョンセミナー 14
まずは疑うことから間質性膀胱炎の診療

現地 10月29日(土) 12:10~13:10  第7会場
座長朝倉 博孝埼玉医科大学

LS14 まずは疑うことから間質性膀胱炎の診療

演者伊藤 貴章田村クリニック

共催杏林製薬株式会社

アフタヌーンセミナー 1
前立腺癌治療up to date

現地LIVE配信 10月28日(金) 16:10~17:10  第2会場
座長野々村 祝夫大阪大学

AS1-1 mHSPC治療の現況と将来展望

演者小林 恭京都大学

AS1-2 進行性前立腺癌診療の最近のTopics~APCCCからのfeedback~

演者鈴木 啓悦東邦大学医療センター佐倉病院

共催武田薬品工業株式会社

アフタヌーンセミナー 2
泌尿器科医にとっての難治性過活動膀胱に対する新たな選択肢
~ボツリヌス療法の実際~

現地 10月29日(土) 14:50~15:50  第4会場
座長柿崎 秀宏旭川医科大学

AS2 泌尿器科医にとっての難治性過活動膀胱に対する新たな選択肢 ~ボツリヌス療法の実際~

演者澤田 智史山梨大学

共催グラクソ・スミスクライン株式会社

アフタヌーンセミナー 3
RezumシステムによるWAVE治療がもたらす前立腺肥大症の新治療

現地 10月29日(土) 14:50~15:50  第5会場
座長中川 健東京歯科大学市川総合病院

AS3-1 RezumシステムによるWAVE治療のメカニズムと手技の実際

演者斎藤 惠介順天堂大学医学部附属順天堂医院

AS3-2 WAVE治療の初期治療成績と展望

演者加藤 祐司坂泌尿器科病院

共催ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社

イブニングセミナー 1
泌尿器腫瘍におけるバベンチオ

現地LIVE配信 10月28日(金) 17:25~18:25  第1会場
座長釜井 隆男獨協学園獨協医科大学病院

ES1-1 転移性腎癌一次治療の実際~バベンチオ+インライタ併用療法を中心に~

演者森田 順昭和大学

ES1-2 バベンチオ維持療法を含む尿路上皮がん薬物治療について

演者安部 崇重北海道大学

共催メルクバイオファーマ/ファイザー株式会社

イブニングセミナー 2
M0CRPC治療意義と診断タイミング 実臨床におけるニュベクオの貢献

現地LIVE配信 10月28日(金) 17:25~18:25  第2会場
座長三井 貴彦山梨大学大学院総合研究部

ES2 M0CRPC治療意義と診断タイミング 実臨床におけるニュベクオの貢献

演者橋本 浩平札幌医科大学医学部

共催バイエル薬品株式会社/日本化薬株式会社

イブニングセミナー 3
高齢者OAB治療に対する抗コリン剤の長所と短所

現地LIVE配信 10月28日(金) 17:25~18:25  第3会場
座長関戸 哲利東邦大学医療センター大橋病院

ES3 高齢者OAB治療に対する抗コリン剤の長所と短所

演者木内 寛大阪中央病院

共催ファイザー株式会社

イブニングセミナー 4
CRPCのThink different~転移の有無での薬物治療戦略を考える~

現地LIVE配信 10月28日(金) 17:25~18:25  第4会場
座長原 勲和歌山県立医科大学

ES4-1 m0CRPC治療戦略を再考する

演者上村 博司横浜市立大学附属市民総合医療センター

ES4-2 mCRPCにおけるアビラテロンの効果を考える

演者三好 康秀藤沢市民病院

共催ヤンセンファーマ株式会社/日本新薬株式会社