このたび2026年10月9日(金)および10日(土)の両日にわたり、和歌山城ホールならびにダイワロイネットホテル和歌山を会場として、「第147回 中部日本整形外科災害外科学会・学術集会」を開催させていただく運びとなりました。歴史と伝統ある本学術集会を担当させていただくことは、誠に光栄の至りであり、このような機会をお与えくださいました学会員および役員の先生方に、心より感謝申し上げます。
今回の学術集会のテーマは、「天然に親しみ 天然を見つめる」といたしました。本学初代学長・古武彌四郎先生は、「本も読まなくてはならぬ。考えてもみねばならぬ。しかし凡人は、働かなくてはならぬ。働くとは、天然に親しむことである。天然を見つめることである。かくして、天然が見えるようになる。」との言葉を遺されています。この言葉には、私たち医療人が進むべき姿勢が簡潔に、しかし深く示されていると感じております。すなわち、知識を得て思索するだけでなく、実際の現場に身を置き、患者と疾患という“天然”を見つめるなかでこそ、本質が立ち現れてくる。その営みから臨床上の問いを見出し、サイエンスへと昇華させていく――まさに古武彌四郎先生の遺訓こそが、本学会の使命であり、またご参加の皆様が歩まれるべき道であると私は確信しております。
開催地・和歌山は、紀伊半島の豊かな自然と悠久の歴史に彩られた土地です。世界遺産に登録された高野山や熊野古道をはじめ、精神的・文化的価値に満ちた名所が数多く存在します。また、食文化も多彩で、訪れる方々に心豊かなひとときをもたらしてくれます。ぜひご滞在中には、和歌山の自然や歴史、そして食の魅力にも触れていただければ幸いです。多くの皆様のご参加をお待ちしています。