第79回日本食道学会学術集会

演題募集

応募規定

1. 筆頭演者は日本食道学会員に限ります。

応募時点で筆頭演者が非会員の場合は、会員番号欄に「999999」を入力し、
筆頭演者に限り2025年4月11日(金)までに入会手続きを済ませてください。
会員でない場合には発表をお断りすることがあります。

  • 看護師、臨床検査技師、診療放射線技師、臨床工学技士、薬剤師などの準会員も同様です。医学部学生の演題応募に際しては学会の入会義務はありません。
  • 来年度より、準会員の初年度の会費および学術集会参加費が免除されます。
    詳細は、日本食道学会ホームページのお知らせをご確認ください。
    https://www.esophagus.jp/private/information/news_20241018.html

日本食道学会 新規入会手続き

2. 倫理審査の要/不要について

日本食道学会の演題応募に際しては、倫理審査が不要な発表以外は、必ず所属施設または関連の大学病院・関連学会(学会に研究倫理審査機能がある場合)・医師会等の倫理審査制度を利用し承認を得たうえで演題登録を行ってください。
倫理審査委員会の審査状況については、応募画面内にチェックリストを設けておりますので、ご回答をお願いいたします。チェックリストは応募者に臨床研究を行う上で、順守すべき倫理指針を再認識していただくことを目的としています。選択された内容について、査読委員から異議があった演題は、第79回学術集会プログラム委員会にて検証を行い、倫理的に問題があると判定された場合は、不採用となりますのでご注意ください。
なお、倫理審査委員会の承認番号は不要でございます。
発表内容がどの項目に該当するかについては、下記をご確認ください。

3. 演題応募時には利益相反についての開示申告が必要です。

演題募集期間

2024年11月6日(水)正午~2024年12月18日(水)正午

演題カテゴリー

会長特別企画 アルコールと食道がんの啓発をさらに前に
司会のことば
アルコール飲料は200以上の疾患に関係するため、WHO は健康被害を引き起こす危険な飲酒を避けることを目標に掲げている。食道がんは、アルコール飲料とその代謝産物であるアセトアルデヒドが明らかな危険因子とされ、学会としてもこの課題に取り組む必要がある。しかし、これまで、本学会が積極的にこの課題に関わることはなかったのが実情である。本セッションでは、アルコールによる食道がんのリスクの啓発活動に関して、市民の視点、アカデミアの視点、行政の視点からどのように取り組むべきかを議論し、今後の教育や政策に反映できるような内容になることを期待する。
特別企画 食道がんにおける医療開発・保険適応の課題
司会のことば
よりよい医療の普及のためには、医療開発と保険適応は必須である。一方、医療者や研究者は臨床現場で様々な課題に直面し、それを解決するために様々な基礎研究や臨床研究を続けている。しかし、それらが臨床実装されるためにはさらに多くのプロセスが必要であり、ゴールが適切に設定されているか、対象は適切か、ニーズに合っているかなど、様々な視点でのアプローチが必要であるとともに、有効性と安全性を科学的に証明して臨床実装に至る。更に、臨床実装後も継続的な評価がなされ、よりよいものにするライフサイクルマネージメントが求められる。本セッションでは、食道がんにおける医療開発と保険適応に関して、規制当局、行政とアカデミアで意見交換を通して、よりよい医療を効率的に臨床実装できるための企画としたい。
口腔内melanosisと口腔、咽喉頭・食道のがん-領域を超えた診療連携を目指して-
司会のことば
口腔から咽喉頭・食道は、扁平上皮に覆われ、同部位に発生する悪性腫瘍は、飲酒・喫煙など共通の癌誘発因子の長期的な暴露によって発生することが明らかになっている。そのため、頭頸部と食道領域に重複して発癌する広域発癌患者が少なくない。一方、頭頸部や食道のmelanosisは、同部位に発生する癌のリスク因子であるとともに歯周病のバイオマーカーとされており、口腔疾患と頭頸部・食道疾患の両者に共通する重要な所見と考えられる。以上より、口腔内melanosisを本領領域における共通のバイオマーカーとして歯科・医科の診療連携を行うことが、この領域に発生する癌の予防と早期発見につながる可能性がある。本セッションを契機として、新たな診療連携の礎になれば幸いである。歯科学、内科学、外科学を問わず、広い領域からの演題を期待する。
合同企画【日本頭頸部癌学会】 頭頸部表在癌におけるチーム医療
司会のことば
本邦で開発された咽頭喉頭表在癌の診断と治療は25年が経過し、咽喉頭表在癌は適切な局所切除により良好な予後が得られる事が明らかとなった。頭頸部癌の最多年齢層が70歳代となった高齢化社会では臓器認知機能低下/重複癌を伴う症例が増加し、低侵襲治療で良好な予後の得られる表在癌診療は消化器と頭頸科の双方において重要となっている。一方で表在癌の診断治療は解剖学的位置からも消化器科と頭頸科の境界領域のため診療科連携も必須である。本セッションでは咽喉頭表在癌の診断と治療の現状と、特に頭頸科消化器科の連携に関連する各種演題を募集し、診断と治療の未来像についても討議したい。
合同企画【日本胃癌学会】 食道胃接合部癌への外科治療~反省から学ぶ~
司会のことば
食道胃接合部癌への外科治療は多岐にわたる。切除範囲は胃全摘、下部食道噴門側胃切除、食道亜全摘に大きく分かれ、アプローチ別にも経裂孔、経胸、縦隔鏡、腹腔鏡、胸腔鏡、ロボットがある。郭清範囲は食道浸潤長に規定されるがそもそも食道浸潤長の長さが測定困難な場合もある。結果的に、治療方針の決定、思いもよらない術中所見、重篤な術後合併症、芳しくない術後QOLに悩むことがある。
本セッションでは食道胃接合部癌外科治療の中で、治療方針、手術、術後管理などにおいて後から振り返り、本来はこうすべきだった、以降はこの点を留意しているというような事項を演者に発表していただき、皆で共有したい。
合同企画【日本放射線腫瘍学会】 放射線治療に伴う毒性とその対策
司会のことば
局所進行食道癌に対する放射線治療成績は、同時化学療法の併用で飛躍的に向上しましたが、放射線治療による正常臓器への影響、とくに心肺毒性を低減させることが長期成績やQOL改善に向けた課題となっています。高精度放射線治療の導入により、有害反応の低減が図られていますが、その長期成績は未だ十分とはいえず、粒子線治療については先進医療での提供に留まっています。また、放射線治療に伴う重篤な食道炎やリンパ球減少が予後を悪化させることが複数の臨床研究で明らかとなっており、支持療法の導入が治療成績の更なる改善に寄与するのではないかと期待しています。そこで本セッションでは、「放射線治療に伴う毒性とその対策」というテーマで議論したいと思います。奮ってご参加ください。
International Session Quality control, safety management and training in the treatments for esophageal cancer patients
※English Session

司会のことば
In clinical practice for patients with esophageal cancer, multimodal treatments are performed by specialized teams including surgeons, radiologists, medical oncologists and endoscopists. To achieve good efficacy and safety with comprehensive treatments, it is important to manage patients through quality control and education for each treatment as well as cross-sectional system of medical safety and patient advocacy. In this session, we would like to have the organizational structures and innovative approaches implemented by various institutions and groups internationally to maximize patient outcome in esophageal cancer treatment. And we hope to contribute to the advancement of future esophageal cancer care through discussion in this session.
若手セッション 若手が描く食道学の未来(教育、診断、治療、研究)
司会のことば
多彩な食道疾患の診断モダリティの精度が向上し、治療手段も多様化しております。特に食道がんにおいては、集学的治療の進歩や免疫チェックポイント阻害薬の導入により治療内容は大きな変革を遂げ、治療成績も向上しております。
本セッションでは、食道疾患診療に関わる若手の皆様より、教育、診断、治療、研究など、現在のお取り組みをご紹介いただき、そこから見える食道診療の将来像について、良性、悪性問わずご発表いただければと思います。
診療科・職種横断的なセッションとなれば幸いです。
患者セッション 食道癌患者の声をよりよい食道癌診療に繋ぐために
司会のことば
がん治療を乗り越えた患者たちの体験や声に耳を傾けることは、医療現場において非常に重要です。本会では、患者の声を食道癌診療にどう反映させるかをテーマに、多角的な視点から議論を行います。患者のニーズや生活の質を考慮した診療体制の改善が求められる中、医療従事者と患者が協働し、診療の質向上を目指すための具体的な方策を模索します。この会が、患者中心の診療を推進する一助となることを期待します。
シンポジウム Reconsidering risk factors for esophageal cancer: From carcinogenic mechanisms to prevention strategies (squamous cell carcinoma and adenocarcinoma)
※English Session

司会のことば
Esophageal cancer is the sixth leading cause of cancer -related deaths worldwide, and comprises two main histological subtypes: squamous cell carcinoma and adenocarcinoma. These cancers have been thought to have different carcinogenic mechanisms from epidemiological and biological perspectives. Therefore, early detection of lesions based on risk factors is important to improve the prognosis of both cancers. In this session, we will discuss the latest findings on esophageal carcinogenic mechanisms as well as its prevention strategies, in both squamous cell carcinoma and adenocarcinoma, and clarify future issues regarding risk factors on esophageal cancer. We look forward to receiving many presentations on multifocal research, from elucidating the esophageal carcinogenic mechanism to prevention strategies, including epidemiological research, basic research, and clinical research.
切除不能進行再発食道がんに対する新たな治療戦略
司会のことば
切除可能な食道癌は、強力な術前治療によって良好な成績が示され、切除不能進行再発食道癌の治療は免疫チェックポイント阻害剤の保険適用により、大きく変化した。切除不能進行再発食道癌に対し、どのような臨床情報(遠隔臓器転移部位、腫瘍量など)から、一次治療を選択するか。集学的治療やコンバージョン手術等の可能性はあるか。本セッションでは、StageIVA, IVBや再発食道癌に対する治療の戦略およびその選択肢について議論したい。
ロボット手術と胸腔鏡手術の長期成績
司会のことば
2018年よりロボット手術が保険収載されて多くの施設が食道癌手術にこれを取り入れてくるようになった。しかし、胃癌手術におけるロボット手術と腹腔鏡手術との比較とは異なり、ロボット食道手術は従来の胸腔鏡手術との優越性は十分に明らかにされておらず、そのためいまだ保険点数は加点を獲得していない。食道癌手術では長期成績として根治性のみならず、嚥下評価、呼吸評価、栄養評価や社会復帰状況などにも配慮が必要であり、様々な術式が開発されてきた経緯がある。本シンポジウムではこのように生存率を中心に様々な長期成績の観点より客観的な手法を用いてロボット食道癌手術に優越性を示すことができるかを議論したい。
multiple LVLの臨床的意議
司会のことば
頭頸部や食道には、異型上皮や扁平上皮癌が多発する「Fieldcancerization現象」が半世紀以上も知られているが、このコンセプトに基づいた診療は確立されていない。食道ヨード色素内視鏡検査では、多発するヨード不染帯(multipleLugol-voidinglesions:multipleLVL)をしばしば認め、飲酒やALDH2遺伝子多型と関連する。MultipleLVLには炎症や異型上皮が含まれるが、同時性・異時性多発がんに関与するため、疾患概念として確立する必要がある。本セッションではmultipleLVLの臨床的意義に関する最新の知見を共有し、今後の診療に資する議論を期待する。
日本と海外におけるバレット食道・バレット食道癌の違い
司会のことば
欧米で多いバレット食道癌であるが、日本においてもその増加が報告されている。しかし、欧米と日本では、バレット食道の定義に関して、腸上皮化生を必須とするのか、1cm未満も含むのか、サーベイランとしてランダム生検をするのか、また、バレット食道そのものを治療するのかなど大きな相違がある。本シンポジウムでは、まず、日本と海外におけるバレット食道およびバレット食道癌の患者背景、頻度、診断、サーベイラン法および治療法の違いの現状を整理したい。その上で、発癌リスクが高いバレット食道を明らかにし、最適なサーベイランスおよびバレット食道癌の治療法を確立する契機としたい。多くの演題の応募を期待する。
食道運動機能障害/GERD診療の最前線:患者QOL改善を目指して
司会のことば
食道運動機能障害やGERDは、OQLを著しく低下させる疾患である。高解像度食道内圧検査や食道内pH/インピーダンス検査に代表される食道機能検査に基づいた診断基準が体系化されたが、最近ではニュータイプの食道運動機能障害として食道拡張障害によるものが注目されている。一方、治療においては、P-CABの登場、および経口内視鏡的筋層切開術や内視鏡的逆流防止粘膜切開といった新規治療法が開発された。このような診断と治療の発展によって食道運動機能障害/GERD診療は目覚ましい飛躍を遂げている。本セッションでは、食道運動機能障害/GERD診断と治療の最前線について、患者QOL改善の観点も含めて議論したい。
食道がんに対する術前/術後補助療法のプラクティスチェンジ
司会のことば
本邦において切除可能進行食道扁平上皮癌に対する標準周術期療法は、JCOG9907およびJCOG1109の結果より、術前化学療法である。腺癌が主たる組織型であり術前化学放射線療法が広く行われている欧米においても、Neo-AEGIS、ESOPECの結果より周術期化学療法が標準と認識されつつある。またCheckMate577により、術前化学放射線療法後食道切除の結果、非pCRであった場合の術後ニボルマブ療法が標準となったが、本邦における意義について議論が残る。さらに周術期療法における免疫チェックポイント阻害薬等、新たな研究が進んでいる。本セッションではrealworlddataによる実臨床の観点も含めて、標準治療の変遷と展望について議論を行いたい。
食道がん手術における再建法を考える
司会のことば
食道がん手術後の再建については、これまで縫合不全や吻合部狭窄など術後の短期合併症の軽減を目指して様々な工夫がなされてきた。一方、食道がん手術後の摂食機能低下や栄養障害は長期におよぶため、患者QOLや消化管運動生理、栄養状態をいかに改善するかが注目されるようになっている。本セッションでは、吻合方法、胃管の形状や再建経路、吻合位置、術中血流評価法など、基本的な胃管再建の工夫に加え、Roux-en-Yを付加した延長胃管、胃温存結腸再建等の特殊な再建方法が術後短期成績、長期QOL、消化管運動生理や栄養状態にどのような影響を与えるかデータを提示いただいてご議論いただきたい。
縦隔鏡手術の適応と課題
司会のことば
2018年の保険収載以来、食道癌に対する低侵襲アプローチとしての縦隔鏡手術の臨床的重要性が高まっている。現状、経胸手術困難症例に限定して選択する施設もあれば、肺合併症低減の利点から、切除可能症例に幅広く適用している施設もある。一方、経胸手術と同等の縦隔リンパ節郭清を実現するため、ロボット支援アプローチの導入、胸腔鏡の併用等、これまで様々な工夫が報告されている。また、手技の特性上、反回神経麻痺リスクが高いことから、持続神経モニタリングを導入している施設も多い。本セッションでは、各施設における適応と手技の工夫、短期および長期成績についてご発表いただき、さらなる普及に向けた課題を明らかにする。
安全かつ低侵襲な救済手術に向けて
司会のことば
近年、食道温存を目指した根治的化学放射線療法のエビデンスが集まりつつある。更なる適応の拡大にはCR率の向上とともに遺残再燃腫瘍に対するサルベージ手術(救済手術)の安全性の確立が必要である。強固な瘢痕に対して触覚の乏しい胸腔鏡手術やロボット支援手術を安全に施行するには、術式、郭清範囲、周術期管理など様々な工夫が求められる。各施設の取り組みや個別の症例における工夫などを紹介していただきたい。
食道癌CRT後のT1遺残・再発例に対する救済治療の選択
司会のことば
食道癌に対する根治CRTはステージ0からIVまで治療対象となり得るが、成績向上のためには、非CRの遺残例やCR後の原発巣再発例に対する救済治療が必須のオプションである。遺残・再発腫瘍が比較的浅いT1である場合、食道温存を念頭にしたESDやPDTなどの内視鏡治療、サルベージ食道切除術、ICIを含む薬物療法など多様な治療選択肢が考えられる。本セッションでは、それぞれの治療成績を提示いただき、メリットとデメリットについて共有するとともに、適切な治療時期や患者の希望・臓器予備能等からみた治療選択の可能性と妥当性について議論を深めたい。
食道扁平上皮癌の治療前臨床診断の精度
司会のことば
食道扁平上皮癌の治療は、手術、内視鏡治療、放射線治療、化学療法を駆使する集学的治療であるが、各モダリティの適否は病期ごとに異なる。cN0M0でのcT1a/bの鑑別は、内視鏡による局所治療の適否に必要である。高いCR率が望めるstageIでは、化学放射線療法(CRT)が手術と同等の選択肢となる。stageII/IIIでは、耐術に問題がなければ手術が主体だがCRTも病態により適応となることがある。遠隔転移のないT4症例ではCRTが標準治療である。
大きく異なるモダリティの適切な選択のために、正確なcT、cN、cMの診断が求められるが、これらの正診率は改善の余地がある。
本シンポジウムでは、治療前診断精度の向上への取り組み、成果に関する発表を募集し、治療最適化につながる診断法を探りたい。
食道がんにおけるPrecision surgery
司会のことば
食道がん手術において、術後合併症の回避が長期予後に関連することが示されている。「Precisionsurgery」とは、患者ごとの状況に応じた精密かつ効果的な外科的治療を指す概念である。食道がん手術では、術前の詳細な画像診断を通じて正確に腫瘍の深達度や転移状況を把握し、ロボット支援手術(RAMIE)や縦隔鏡手術などの低侵襲手技に加え、AIやリアルタイムの画像ガイダンス技術、神経モニタリングを活用することなどが含まれる。これにより、精緻な腫瘍切除・リンパ節郭清や反回神経などの重要な構造物を温存し、手術中の判断を精密化することで術後合併症のリスクを最小限に抑えることは近年特に重要である。本セッションでは、各施設でのこれらの最新の取り組みを示していただきたい。
高度狭窄を有するcStageIVB食道癌に対する治療戦略
司会のことば
食道癌診療ガイドライン(2022年版)では通過障害を伴うcStageIVB食道癌に対しては緩和的放射線療法を行うことが弱く推奨されている。一方で、化学療法+抗PD-1抗体などに代表されるがん複合免疫療法や3剤化学療法は、その高い局所制御力から放射線療法に代わる新たな選択肢として用いられるようになってきている。そこで各施設において、高度狭窄を有する切除不能進行食道癌症例に対するレジメ選択や栄養・支持療法を含めた治療戦略およびその臨床成績を示していただきたい。
パネルディスカッション がん免疫療法による食道癌治療におけるプラクティスチェンジ
司会のことば
食道がんに対する化学療法は、免疫チェックポイント阻害剤の登場により大きく変化した。化学療法そのものの有効性が改善しただけでなく、従来の殺細胞薬にない長期にわたる有効性や、異なる毒性プロファイルにより、高齢者への投与、局所進行切除不能例への投与、オリゴメタ症例に対する化学療法、周術期における化学療法など、さまざまな治療戦略の変化をもたらした。また、免疫療法の効果をさらに改善する試みとして、放射線療法との併用や、さらなる新薬との併用などが行われている。このパネルディスカッションでは、免疫療法を用いた今までになかった戦略や治療の可能性について、日常診療の観点からディスカッションを行いたい。
食道がん治療における栄養療法・リハビリテーションの重要性
司会のことば
食道がん治療における栄養療法・リハビリテーションの重要性は広く知られているものの、そのエビデンスは未だ十分ではない。術前低栄養やサルコペニアは術後の合併症発生や予後と関連するが、術後に発生する低栄養や筋肉量・筋力低下も、術後補助療法のコンプライアンスや長期予後そのものに影響するのだろうか?さらに、化学放射線療法施行時の栄養・リハビリテーションの重要性もまだ明らかではない。新しい薬物療法が導入された食道癌治療の成績をさらに向上させるために、栄養療法・リハビリテーションの重要性を示す新知見や各施設の取り組み等を積極的にご発表いただき、適切な介入の方法や時期など今後の方向性を討論したい。
再発転移食道がんにおけるConversion therapy
司会のことば
切除不能・再発食道癌に対して、近年の免疫チェックポイント阻害剤を含めた薬物療法により、切除可能な状態や少数転移の状況になる機会が増えている。その場合、手術や放射線治療などの局所治療を加えることによって、根治を目指したConversiontherapyが検討されうる。しかし、現在、再発臓器、転移個数などの状況によるConversiontherapyの適応基準や治療方法は明確ではない。本セッションでは、再発転移食道癌のConversiontherapyによる予後改善を目指した治療戦略の現状について、外科・内科・放射線科、それぞれの立場からご発表いただきたい。
食道がんにおけるOligoMetastatic Diseaseへの新たな挑戦
司会のことば
Oligometastasis(オリゴ転移)は一般的に少数の遠隔転移巣が1~2臓器に限局している状態を指すが、その定義は定まっていない。近年、免疫チェックポイント阻害剤など薬物療法の進歩により、進行食道がんでも長期生存が期待できるようになった。それに伴い、オリゴ転移症例に対して治癒を目指すための積極的な局所治療(手術、放射線治療)追加の意義が見直されている。最近では後方視的研究に加え、様々な癌腫で臨床試験が行われているが、依然コンセンサスはない。オリゴ転移症例の治療成績を示していただき、オリゴ転移の定義、原発巣や転移巣への局所治療の意義や課題、最適な治療戦略などについて議論していただきたい。
食道表在癌に対する内視鏡診断・治療の最先端
司会のことば
食道癌に対する内視鏡治療は、その低侵襲性と根治性の高さから広く用いられるようになり、その適応拡大も盛んに議論されている。しかし、内視鏡治療の成績を更に向上させるためには、病変の早期発見や術前診断の精度向上など、診断面での技術革新が不可欠である。加えて、内視鏡治療の偶発症予防や、他の治療法と組み合わせた新規治療法の開発といった治療面での工夫も求められている。
そこで本セッションでは、各施設における食道癌拾い上げや術前検査における新たな取り組み、内視鏡治療の適応拡大に関する成果、内視鏡を中心とした新規治療の開発などについて、扁平上皮癌や腺癌を問わず広く演題を募集する。
治療に資する病理診断のありかた 〜早期がん診断から治療効果を含めて〜
司会のことば
病理診断には、治療を開始するために治療標的病変を同定する診断、組織型や深達度を含む腫瘍の分類に関する診断、ゲノム医療に基づく分子標的療法や免疫チェックポイント阻害薬の適格性を決定する診断、種々の治療効果を判定する診断等があり、診断病理学から治療病理学へと治療に資する病理診断が益々求められている。本パネルディスカッションでは、診断、治療に関わる臨床医と病理医がお互いのニーズを共有して、劇的に進歩する医療に対応したこれからの治療病理学の発展に向けての課題を議論する場にしたい。
cT3borderlineresectableとcT4食道癌の診断能と治療成績の検証
司会のことば
本パネルディスカッションでは、cT3borderlineresectable(cT3br)およびcT4食道癌症例における診断能と治療成績に焦点を当て、最新の知見を共有し議論したいと思います。特に、境界病変であるcT3br食道癌の診断における課題や、cT3brおよびT4食道癌症例への最適な治療アプローチについて議論できればと思います。画像診断精度の向上や新たな集学的治療の開発が期待される中、治療戦略の最適化のための検証が不可欠です。診断や治療に関する最新の知見を共有し、今後の展望を議論する機会として、幅広い演題の応募をお待ちしております。
進行食道癌の集学的治療における内視鏡評価の現状
司会のことば
進行食道癌では、DCF療法による術前化学療法後の手術や、根治的化学放射線療法といった集学的治療が標準治療として行われている。従来より、内視鏡的に原発巣のCR判定を行う必要のあった根治的化学放射線療法だけでなく、術前化学療法の際にも、治療効果予測のために原発巣の内視鏡評価の重要性が報告されている。その気運の高まりを受けて、食道癌取扱い規約第12版では、内視鏡的評価の規準としてRRが制定されている。本セッションでは、RRも含めた、進行食道癌への集学的治療における原発巣の内視鏡的評価について、各施設における現状と将来展望についてご発表いただきたい。
ワークショップ スペシャルポピュレーションにおける食道疾患治療(高齢者・臓器障害・認知機能)
司会のことば
本セッションは「スペシャルポピュレーションにおける食道疾患治療(高齢者・臓器障害・認知機能)」というテーマで演題を募集する。近年食道がんの治療は多剤併用療法や免疫チェックポイント阻害剤の登場で治療成績は改善している。一方で、選択肢の多様化により、有害事象の個体差の大きい高齢者や臓器障害を持つ患者、さらには認知機能に問題を抱える患者など、一般的な治療アプローチが必ずしも適用できない方々に対する最適な治療法は、現場での大きなクリニカルクエスチョンになっている。そのようなスペシャルポピュレーションに対する抗癌剤投与の際の工夫や、周術期治療の管理について活発な討論を求める。
難治性食道狭窄に対する治療
司会のことば
食道狭窄は、アカラシアや進行食道癌など疾患に伴うものや食道ESDや放射線治療後など医原性のものがあり、嚥下障害や誤嚥など、QOLを悪化させる病態です。ESD後の対策としては、ステロイド局注や内服、細胞シート移植などの治療法が開発されていますが、予防しても狭窄が発生し、解除が困難な症例や追加治療が難しいケースも報告されています。本セッションでは、ESD後に限らず、すべての難治性食道狭窄に対する治療成績や治療戦略についてご報告いただきます。狭窄予防法の効果や問題点、将来の展望について討議し、特に独自性のある方法や新たな予測因子に関する検討を歓迎します。効果のみならず、危険性や合併症も含めて詳細な報告をお願いいたします。ぜひご応募ください。
食道疾患診療におけるAIの活用
司会のことば
近年のAI技術の進歩は著しく、すでに医学領域においてもさまざまな技術が日常臨床で活用されている。食道疾患においても例外ではなく、内視鏡診断・放射線診断といった診断領域や手術などの治療領域にもAI技術が導入されようとしている。一方で、ブラックボックスといわれるAIの結果をどのように解釈するのか、本当にAIを用いることによって患者アウトカムは改善するのか、AIを用いるデメリットはないのか、今後検討すべき課題も多い。現在食道疾患診療において活用されているAI技術や、今後臨床応用されることが期待される新規技術に関してご紹介いただき、今後の課題や展望を議論していただきたいと考えている。
食道がん診断・治療におけるバイオマーカー
司会のことば
JCOG1109試験の結果より術前DCF療法が切除可能進行食道癌の標準治療となり、また高度進行食道癌に対して免疫チェックポイント阻害剤が導入されるようになり、ここ数年で食道癌治療は大きく変化しています。一方、さまざまな癌でリキッドバイオプシーの有用性が報告されるなど、低侵襲バイオマーカーの開発が進められています。これらを踏まえて本セッションでは、食道癌に対する早期診断、悪性度診断、予後診断、治療効果予測に有用なバイオマーカーについて、臨床データを中心にご発表いただきたいと思います。ワークショップですので、現時点で保険適応となっている内容も含めて、今後多施設研究などで実用化の可能性のある挑戦的な研究も歓迎します。
要望演題 食道疾患診療におけるダイバーシティ、インクルージョンの取り組みと目標(若手医師の育成、女性医師のキャリアアップ)
司会のことば
近年、多くの業種でダイバーシティに加え、公平性が重視される組織づくりが求められている。これは、機会や負荷を公平に配分し、構造的不平等を改善する取り組みである。医療現場では、働き方改革や労働人口の減少が進む中、男女を問わず全ての医師が能力を発揮できる環境整備が急務である。特に食道がん治療に携わる若手医師の技術習得と女性医師のライフステージに応じたキャリア形成支援の充実が不可欠で、組織に多様性(diversity)、包摂性(inclusion)、公平性(equity)の視点を取り入れる必要がある。本セッションでは、若手医師の育成と女性医師のキャリアアップに向けた具体的な取り組みや課題について議論を深めたい。
瘻孔形成食道がんのマネジメント (診断・治療・その後の生活など)
司会のことば
食道がんの瘻孔形成(気管・気管支瘻、肺瘻、大動脈瘻、転移リンパ節の皮膚瘻など)は、患者の短期予後やQOLに深刻な影響を及ぼす病態である。本セッションでは、各施設における外科的・内視鏡的アプローチ、化学放射線療法、最新の治療技術を含む多様なマネジメント方法についてご発表いただきたい。また、瘻孔閉鎖のためのステントや組織接着剤の使用、感染管理、栄養サポートといった実践的対策にも焦点を当て、各治療法の適応と限界について最新の知見を共有し、治療成績向上を目指す場となることを期待する。
要望演題(症例報告) 特殊型食道がんの病理診断と治療
司会のことば
食道がんの組織型は、わが国では扁平上皮癌が90%程度であり、欧米では腺癌が多数を占めている。それらに対するエビデンスは多数蓄積され、標準治療が確立されてきた。一方、それ以外の組織型については、稀であり治療方針に役立つエビデンスも極めて乏しく、そうした症例に遭遇した際には、診断や治療方針に難渋することが多い。そこで、本セッションでは、そうした稀な組織型の食道悪性腫瘍についての経験を集め、明日の臨床に役立つ知見を得たい。具体的には、扁平上皮癌と腺癌を除く食道悪性腫瘍が対象である。
非定型的食道炎 (好酸球性食道炎含む)
司会のことば
食道炎や食道潰瘍をきたす原因としては、逆流性食道炎や好酸球性食道炎をはじめ、感染症(サイトメガロ、カンジダなど)、薬剤性食道炎、放射線食道炎、壊死性食道炎、リンパ球性食道炎など多岐にわたり診断や治療に苦慮する症例もある。本セッションでは診断や治療に苦慮した難治性GERDや様々な食道炎症例を提示していただきたいと思います。各疾患における検査所見(内視鏡所見、病理所見、機能検査所見等)、診断法、治療法などについて議論し食道疾患への関心と理解を深めて行きたいと思います。多くの演題登録を期待します。
臨床上注意を要する稀な免疫関連有害事象(irAE)
司会のことば
近年、免疫チェックポイント阻害薬の導入に伴い、食道がんの治療成績は大きく改善しています。その一方で、免疫チェックポイント阻害薬投与に伴う免疫関連有害事象(irAE)は、その多様性から診断が困難なケースや重症化するケースなど、臨床上の課題となっています。本セッションでは、特に「臨床上注意を要する稀なirAE」に焦点を当て、ご発表いただく先生方からは、貴重な症例報告を通して、その病態生理、診断、治療に関する知見を共有していただきたいと考えております。本セッションが、irAEに対する理解を深め、より安全な免疫チェックポイント阻害薬の投与に繋がることを期待しております。
ビデオセッション 上縦隔郭清
司会のことば
MinimallyInvasiveEsophagectomyの普及に伴い多くの微細解剖学的知見が得られ、それらに基づいて新しい手技の工夫や適切なエネルギーデバイスの使用法が発展してきた。これらはロボット支援食道切除の登場により更に進化している感がある。一方で体位や上縦隔郭清における反回神経麻痺予防のための工夫、食道離断のタイミング、周術期の声帯評価方法・時期に関してはそれぞれの施設で育まれたものがあり、画一化することは難しい。本セッションでは動画を中心に各施設の手技やデータ、声帯評価方法・時期を提示して頂き、本邦における上縦隔郭清手技の更なる発展を目指したい。
頸部郭清
司会のことば
扁平上皮癌が大半を占める本邦の食道外科においては、頸部郭清も必須の手技である。低侵襲手術の発達により胸腔内の郭清手技などについては共通の解剖理解が進んでいるが、直視下での手技となる頸部郭清については、学会で取り上げられる機会も少なく、各施設で様々な工夫のもとで行われている。本ビデオセッションでは、104リンパ節郭清や101リンパ節郭清の実際を動画で供覧いただき、参加者の学びとなるようなセッションとしたい。エキスパートのみならず、トレーニング中の外科医からの発表もお待ちしている。
カテゴリー テーマ
A:基礎 1 分子生物学
2 病理学
3 バイオマーカー
4 その他
B:全般 1 疫学
2 データベース研究
3 トランスレーショナルリサーチ
4 人工知能
5 予防
6 メディカルスタッフ
7 その他
C:良性疾患 1 先天性疾患
2 食道裂孔ヘルニア
3 食道憩室
4 食道異物
5 特発性食道破裂
6 外傷
7 好酸球性食道炎
8 逆流性食道炎
9 その他の食道炎・食道潰瘍
10 Barrett食道
11 良性食道狭窄(術後狭窄を含む)
12 アカラシア
13 食道静脈瘤
14 食道運動機能障害
15 食道良性腫瘍
16 症例報告
17 その他
D:悪性腫瘍 1 診断ー内視鏡診断
2 診断ー画像診断
3 診断ーその他
4 治療(手術)ー手術手技全般
5 治療(手術)ー内視鏡下手術(胸腔鏡下、腹腔鏡下、縦隔鏡下手術など)
6 治療(手術)ーロボット手術
7 治療(手術)ーConversion/salvage surgery
8 治療(手術)ー周術期管理
9 治療(手術)ー合併症
10 治療(化学療法)ー周術期化学療法
11 治療(化学療法)ー緩和的化学療法
12 治療(化学療法)ー免疫療法
13 治療(放射線療法・化学放射線療法)―根治的
14 治療(放射線療法・化学放射線療法)―緩和的
15 集学的治療
16 治療(内視鏡治療)ーEMR、ESD、ELPSなど
17 治療(内視鏡治療)ーPDT、ステント、PEGなど
18 症状緩和・緩和ケア
19 支持療法ー栄養管理、NST
20 支持療法ーリハビリテーション
21 支持療法ーチーム医療
22 症例報告
23 その他

登録方法

  • 抄録の文字数制限
    演題タイトル:全角40文字/半角80文字
    抄録本文:全角1,100文字/半角2,200文字
    ※図表がある場合には全角840文字/半角1,680文字
  • 登録可能な著者数、所属施設
    登録可能な著者数:筆頭演者を含め10名以内
    登録可能な所属施設:10施設以内
    所属登録は主たる所属機関のみとなります。(複数選択不可)
  • 原則として筆頭演者1名につき1演題のご応募といたします。
  • 所属機関名は「大学名 所属科」で記載ください。
    原則登録通りとさせていただきますが、一部抄録集に掲載する際に、主催校の判断で表記を統一する場合がございます。
  • 演題登録時に、任意のパスワードを設定していただきます。パスワードを紛失した場合でも、セキュリティーの関係上問い合わせには一切応じられませんのでご注意ください。
  • ご登録いただいた抄録はそのまま掲載されます。誤字・脱字・変換ミスを含め、校正・訂正は行いませんので、登録送信ボタンを押す前に、必ず内容に間違いがないかを十分にご確認ください。
  • 登録完了後、ご登録いただいたメールアドレスに演題受領通知が送信されます。
    2日を過ぎても受領通知がない場合、他の受信フォルダー(迷惑メール受信フォルダーなど)を確認のうえ、下記運営事務局までE-mailにてお問い合わせください。
  • 一度登録された演題に修正を加えるときは、登録内容確認画面にアクセス後、登録番号とパスワードを入力し、「確認・修正」ボタンを利用します。締切期限前であれば、修正・確認ができます。
  • 一度登録された演題を削除するときは、登録内容確認画面にアクセス後、登録番号とパスワードを入力し、「削除」ボタンを利用します。締切期限前であれば、削除ができます。

言語について

  • 演題タイトル・著者名:日本語・英語いずれも可能です。
  • 抄録言語:日本語・英語いずれも可能です。
    ※主題セッションは英語での抄録のご登録およびご発表を推奨いたします。
    ※English Sessionは英語でのご登録、発表をお願いいたします。
  • 発表言語:日本語・英語いずれも可能です。
  • 発表スライド言語:日本語・英語いずれも可能です。

利益相反について

産学連携による臨床研究には、学術的成果の社会への還元(公的利益)だけでなく、産学連携に伴い取得する金銭・地位・利権など(私的利益)が発生する場合があり、この二つの利益が研究者個人の中に生じる状態を利益相反と呼びます。
日本食道学会は、2011年9月27日に施行された「食道疾患臨床研究の利益相反に関する指針」(平成25年6月12日「食道疾患研究の利益相反に関する指針」に名称変更)に従い、臨床研究の学会発表での公明性を確保するため、第67回学術集会より発表者の利益相反状態について自己申告を行っていただくこととなりました。
当日は、利益相反状態の有無に関わらず、状況を開示いただきます。

なお発表に際し、画像やデータ等の提供を受けた場合、共同演者に加えるか、謝辞に掲載するようにしてください。

例)・病理画像を病理医に依頼し、コメントを記載した場合
・放射線画像について放射線科医のコメントを記載した場合 など

発表当日の開示フォーム

  • 口演セッションで発表の方
    スライド2枚目(タイトルスライドの次)に、挿入して開示してください。
  • ポスターセッションで発表の方ポスターの演題名の下に COI 状況を開示してください。

各種アワードに関して

以下3種のアワードを学術集会にて選考いたします。

  1. 優秀演題賞 および 最優秀演題賞
  2. 若手奨励賞 および 最優秀若手奨励賞
  3. メディカルスタッフ賞 および 最優秀メディカルスタッフ賞

選考対象

  1. 優秀演題賞 および 最優秀演題は、全一般演題を選考対象とする。
  2. 若手奨励賞 および 最優秀若手奨励賞は、演題募集時に応募を希望した演題を対象とする。
    若手奨励賞の応募対象は、2025年3月31日時点で40歳以下の医師・研究者とする。
    若手奨励賞に応募した場合は、優秀演題賞の選考対象外とする。
  3. メディカルスタッフ賞 および 最優秀メディカルスタッフ賞は、準会員(看護師、臨床検査技師、薬剤師、放射線技師、理学療法士、作業療法などの医師以外の医療従事者)の演題を対象とする。
    なお、演題応募時に非会員の場合には、職種の確認ができないため、対象外とする。
    - いずれの賞も一般演題にて採用となった演題を対象とする。

演題オンライン登録

演題登録に関するお問合せ先

第79回日本食道学会学術集会 運営事務局
日本コンベンションサービス株式会社 コンベンション事業部
〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-4-2 大同生命霞が関ビル14階
E-mail:endai-79jes@convention.co.jp

本演題登録事務局は、テレワークでの勤務を行なっております。
ご不便をお掛いたしますが、ご連絡のお問い合わせはメールにていただきますよう、お願い申し上げます。