若手向け企画のご案内

EFSDとの交換留学制度の助成者による報告会

「その一歩、糖尿病学会が応援します!」
〜リアルが聞ける交換留学プログラム報告会〜

JDSとEFSDによる共同事業、医師を対象とした交換留学プログラムの報告会を開催します。

実際に制度を活用して海外での研究・臨床経験を積んだ先輩たちが、留学のリアルを語ります。

キャリアを国際的に広げたいと思ってはいても、海外研究室での取り組み、現地での生活…不安なことは沢山ありますが、特に留学中の資金調達はチャレンジの一つです。

これから留学を考えている方にとって、ヒントと勇気がもらえる時間になるはずです!

リリー賞受賞者によるメディカルスタッフ・若手医師へのメッセージ(糖尿病医療者・研究者のダイバーシティを promote する委員会企画)

開催日時

2025年5月30日(金)10:10~11:10

開催会場

第16会場(ANA クラウンプラザホテル岡山19F 宙)

このセッションでは、リリー賞受賞者によるメディカルスタッフおよび若手医師へのメッセージとして、昨年、リリー賞(「糖尿病合併症としての末梢動脈疾患の臨床像と病態の解明」)を受賞された、大阪大学大学院医学系研究科 病院臨床検査学講座の髙原充佳先生にご講演をお願いしました。

糖尿病医療者・研究者のダイバーシティをpromoteする委員会では、医師に限らず、メディカルスタッフの研究活動支援にも力を入れています。

本講演では、髙原先生が研究や臨床を通じて得られた知見を、私たちにも分かりやすくお話しいただけるものと期待しています。

ぜひ皆さん、リリー賞受賞者の貴重なご講演をお聴きいただき、今後のご自身の活動にお役立てください。

【新企画】若手研究者セッション「若手研究者・臨床医の視点からみた糖尿病研究の今と未来」

今こそ語り合おう!
研究のこと、キャリアのこと、そしてこれからのこと。

「研究をどう続ける?」「留学のリアルは?」
「研究とキャリアのバランスとは?」

全国から集まった若手研究者が、それぞれのリアルな経験をもとに、ざっくばらんに語り合います。

テーマは「留学」「基礎研究」「臨床・トランスレーショナルリサーチ」「働き方と研究の両立」。
普段なかなか聞けない話を通して、新しい視点や仲間がきっと見つかるはず!

「こんな話、聞いてみたかった!」がきっと見つかります。ぜひご参加ください!

開催日時

2025年5月30日(金) 15:00~17:20

開催会場

第5会場(ラヴィール岡山)

セッション構成

研究の魅力と留学
基礎研究の可能性
臨床・トランスレーショナルリサーチ
働き方改革と研究の両立

世話人

野本 博司・川名 洋平・小田 知靖・霍田 裕明・川野 義長・鈴木 顕・三浦 絵美梨・馬殿 恵・村上 隆亮・三瀬 広記・岡川 章太

糖尿病研究に潜む醍醐味と魅力の再発見(糖尿病医療者・研究者のダイバーシティを promote する委員会企画)

アンケートでみる糖尿病研究の現状と課題
多彩な視点で研究の“突破口”を探る4講演

開催日時

2025年5月31日(土)14:50~17:20

開催会場

第7会場(ラヴィール岡山4F ジェンヌ)

  • アンケート調査から捉えた糖尿病研究の実態と課題の推移 笹岡 利安
  • グルカゴン研究による新地平の開拓 北村 忠弘
  • 糖尿病・肥満関連疾患の画期的新規治療法確立・予防医学に向けて 岩部 美紀
  • 海外留学で突き止めた糖尿病関連腎臓病の新規バイオマーカーと治療標的 小林 洋輝
  • 栄養食事療法の未来 池田 香織

次世代の医療を根本で支えているのは「研究力」ですが、昨今、日本の研究力の低下が危惧されています。そこで、糖尿病研究の醍醐味と魅力を発見するためのシンポジウムを企画しました。

まず、糖尿病領域の研究の実態と課題を把握していただくため、第67回と第64回年次学術集会の参加者を対象に実施したアンケート調査結果をご覧いただきます。研究を開始するきっかけづくりやキャリアアップへの活用に、また、研究時間および研究費獲得の実態と課題を共有して、研究の発展にお役立てください。

次に、いかにして研究のブレークスルーを生み出すかを多彩な視点から把握していただくため、4講演を企画しました。北村忠弘先生には、新規グルカゴン測定法の開発とその治療応用について、岩部美紀先生には、肥満・2型糖尿病の新たな治療法や予防戦略についてご講演いただきます。小林洋輝先生からは、海外留学を活かした研究の発展とキャリア形成について、池田香織先生からは、楽しみながら取り組む糖尿病治療―食事療法と治療用アプリの活用についてご講演いただきます。

多くの医師やメディカルスタッフの皆様の研究の発展に、ヒントやコツを得ていただけることを願っています。