日本糖尿病学会、日本糖尿病医療学学会
合同シンポジウム
日本糖尿病学会、日本糖尿病医療学学会合同シンポジウム
ー病気を考える医学、ひとに優しい医療②
糖尿病医学に支えられて治療法は目覚ましく進歩しております。私たちは、その進歩や治療利益を糖尿病をもつ人に伝えようと日々の医療を行っています。そこには人と人との関係が生じます。糖尿病をもつ人には一人ひとりの考えや事情があります。治療意欲や動機の維持という心理的課題もあれば、経済や社会的な環境も関与するでしょう。すなわち、医療者には糖尿病を持つ「人」と関わっていくという意識が必須であり、それはスティグマの除去にもつながるはずです。
糖尿病医療学は、医学的成果を生かしていくための糖尿病をもつ人(PwD:Person with diabetes)と医療者の関わり方に関する学問です。その基本は一人ひとりの病の経験の検討にあります。テーマは「病気を考える医学、ひとに優しい医療②」で、糖尿病をもつ人のすべてのステージをケアしQOLを高めることを目指します。今回は、肥満を伴うひとと重症合併症をもつひとのケアとサポートについて議論とレクチャーで学びます。シンポジウムへの多くの先生のご参加を心よりお待ちしております。
第68回日本糖尿病学会年次学術集会 会長 金藤秀明
日本糖尿病医療学学会 共同代表理事 石井 均
福井道明
開催日時 会場
2025年5月31日(土)8:30~11:00(150分)
岡山コンベンションセンター 2F レセプションホール(第10会場)
形式
現地開催のみ
参加登録
不要
第68回日本糖尿病学会年次学術集会への参加登録は必須です。
スモールグループ討論への参加には、別途事前参加登録が必要です。
参加費
無料
座席数
180名程度(どなたでもご参加いただけます)
ただしスモールグループ討論は定員あり:50名(事前参加登録制)
症例検討の流れ
1)症例提示
1-1)スモールグループ討論に参加する方(要:事前参加登録)
- 進行役「ファシリテーター」と「一般参加メンバー」の計6人グループに分かれ、15分程度の討論を行って頂きます。
- 事前に参加登録されたメンバーを事務局でグループに割り振ります。
- 第10会場に集合してください(後方にテーブルを準備します)。
- 2テーマ全てに参加することも、テーマのいくつかに参加することもできます。
1-2)スモールグループ討論に参加しない方(聴講だけの方)
- 会場(ディスカッション中やその前後を含む)ですべてのプログラムを聴講できます。
- スモールグループディスカッション中は、メイン会場での壇上討論(座長、症例提供者、講演者、臨床心理士による)をお聞きいただけます(討論参加はできません)。
2)意見交換
3)医学ショートレクチャー、医療学ショートレクチャー
- 症例ごとに組み込んでいます。
ご注意
- スモールグループ討論への参加には事前参加登録が必要です。
- スモールグループ討論へ参加が決定したメンバーには、運営事務局より、参加登録フォームで登録いただいたメールでご案内をお送りします。
- 定員を超えた場合は、ご参加頂けない場合がございます。ご了承ください。
- ファシリテーター役を引き受けて頂いている方も、必ず事前参加登録を行なって下さい。
お問い合わせ先
第68回日本糖尿病学会年次学術集会 運営準備室
日本コンベンションサービス株式会社