日本糖尿病医療学学会合同企画
日本糖尿病学会、日本糖尿病医療学学会合同シンポジウム
ー心・身と人の結びつきがつくる糖尿病医療学維新
糖尿病医学に支えられて治療法は目覚ましく進歩しております。私たちは、その進歩や治療利益を糖尿病を持つ人に伝えようと日々の医療を行っています。そこには人と人との関係が生じます。糖尿病を持つ人には一人ひとりの考えや事情があります。治療意欲や動機の維持という心理的課題もあれば、経済や社会的な環境も関与するでしょう。すなわち、医療者には糖尿病を持つ「人」と関わっていくという意識が必須であり、それはスティグマの除去にもつながるはずです。
糖尿病医療学は、医学的成果を生かすために、糖尿病を持つ人と医療者がどう関わるかを研究実践する学問です。その基本は一人ひとりの病の経験の検討にあります。今回のテーマである、若年発症2型糖尿病の方は合併症発症リスクが高いことが報告されています。また、アルコール依存症の方は未治療率が極めて高いことや予後が問題です。どのような関わり方ができるか議論とレクチャーで学びましょう。シンポジウムへの多くの先生のご参加を心よりお待ちしております。
第66回日本糖尿病学会年次学術集会 会長 西尾 善彦
日本糖尿病医療学学会 代表理事 寺内康夫
日本糖尿病医療学学会 顧問理事 石井 均
開催日時
2023年5月12日(金) 9:00~11:30 (150分)
形式
ハイブリッド開催(現地/オンライン)
参加登録
不要
*第66回日本糖尿病学会年次学術集会への参加登録は必須です。
*スモールグループ討論への参加には、別途事前参加登録が必要です。
参加費
無料
定員
定員500名程度(どなたでもご参加いただけます)
*ただしスモールグループ討論は定員あり:100名(事前参加登録制)
タイムテーブル
1)総論 | 9:00〜9:20 |
2)症例検討(2テーマ) | 9:20〜11:22 |
3)クロージング | 11:22〜11:30 |
症例検討の流れ
1)症例提示
1-1)スモールグループ討論に参加する方(要:事前参加登録)
- 進行役「ファシリテーター」と「一般参加メンバー」の計6人グループに分かれ、15分程度の討論を行って頂きます。
- 事前に参加登録されたメンバーを事務局でグループに割り振ります。
- 当日はグループワーク会場に集合してください。
- メイン会場(ホール)とはZoomを使って映像・音声の双方向のやり取りをします。
- 第2症例の討論が終了次第、ホールに移動してください。参加者全員でシンポジウムを体験しましょう。
- 2テーマ全てに参加することも、テーマのいくつかに参加することもできます。
1-2)スモールグループ討論に参加しない方(聴講だけの方)
- 会場(ディスカッション中やその前後を含む)ですべてのプログラムを聴講できます。
- スモールグループディスカッション中は、メイン会場での壇上討論(座長、症例提供者、講演者、臨床心理士による)をお聞きいただけます(討論参加はできません)。
2)意見交換
3)医学ショートレクチャー、医療学ショートレクチャー
- 症例ごとに組み込んでいます
スモールグループ討論 事前参加登録
事前参加登録はこちら
上記リンクより事前参加登録をお願いします
締め切り:2023年4月28日(金)12時まで
ご注意
- スモールグループ討論への参加には事前参加登録が必要です。
- スモールグループ討論へ参加が決定したメンバーには、運営準備室より、参加登録フォームで登録いただいたメールアドレス宛にご案内をお送りします。
- 定員を超えた場合は、ご参加頂けない場合がございます。ご了承ください。
- ファシリテーター役を引き受けて頂いている方も、必ず事前参加登録を行なって下さい。
お問い合わせ先
第66回日本糖尿病学会年次学術集会 運営準備室
日本コンベンションサービス株式会社