第60回日本糖尿病学会関東甲信越地方会

ご挨拶

第60回日本糖尿病学会関東甲信越地方会
会長 駒津 光久
信州大学 医学部 内科学第四教室 (糖尿病・内分泌代謝内科)

このたび、第60回日本糖尿病学会関東甲信越地方会を担当させていただくことになり、大変に光栄に感じております。ホテルメトロポリタン長野を会場に、2023年1月28日(土)および29日(日)の2日間の開催を予定しております。

節目となる第60回を記念して様々な企画を準備する予定で、ポストコロナの新たな学術集会の一つとなれることを強く期待しています。関東甲信越地方会は症例報告や症例集積報告などが中心となって、若手医師の臨床研鑽の一環として重要な機会を提供してきました。この使命はきわめて重要で今回も力を入れていきたいと思います。それに加えて、関東甲信越支部が推進する3つのシンポジウム、新たな専門医資格である「内分泌代謝・糖尿病専門医」に関する最新の情報提供、糖尿病に関する最新の話題など、多くのシンポジウムを充実させ、多くの会員の皆様にご満足いただける学会にいたします。今回は、2日間の開催としましたので、より多くの演題発表や、セッションの企画が可能です。土曜日、日曜日の開催とすることで、時間に制約のある会員の皆様でも参加しやすく、かつ、2日間参加いただければ多くの学びの機会が得られることになります。

コロナ渦で多くの学会がWEB開催となり、そのメリットも確かにありました。しかし、本来は同じ空間を共有し、直に情報交換を行い、さらに親睦の機会も持てることを望まれる会員の皆様が多いと思います。コロナと共存する時代となり、今後もコロナ感染状況が読みにくいなか、本会もすべて対面で実施できるかどうかの不安はありますが、安全安心のリアルミーティングとなるよう努めてまいります。もちろん、状況に応じたハイブリッド開催などのシミュレーションも行ってまいります。

1月の信州長野は気温こそ低いものの、雪は少なく、新幹線による交通の便も良く信州への小旅行の機会としても是非ご活用ください。会場のホテルメトロポリタン長野は長野駅直結ですので天候にかかわらず、東京駅をでて90分後には会場に到着できます。信州長野の地で最新の糖尿病学に直に触れる機会を会員の皆様と共有できることを楽しみにしております。

本地方会を成功させるために、是非とも多くの皆様に演題のご登録とご参加をいただけますこと、心よりお願い申し上げます。