第59回日本消化器免疫学会総会第59回日本消化器免疫学会総会

会長挨拶

第59回日本消化器免疫学会総会
会長 竹原 徹郎
(大阪大学大学院医学系研究科 消化器内科学)

 この度、第59回日本消化器免疫学会総会を2022年7月28日(木)〜29日(金)の2日間にわたり、大阪で開催させていただくことになりました。歴史ある本総会の会長を拝命し大変光栄に存じております。

 本総会のメインテーマは「微小環境と免疫から探る消化器病学」といたしました。近年のイメージング技術の進歩に伴い、これまで視ることが困難であった様々な疾患微小環境における免疫細胞の動態や機能を捉えられるようになってきました。また、単一細胞解析技術やシークエンス技術の著しい進歩により、免疫細胞のさらなる多様性が明らかになったのみならず、臓器特異的あるいは疾患特異的な免疫細胞など教科書を書き換えるような発見が次々と報告され、免疫学はかつて無い新しい時代に突入していると考えられます。また、がんや炎症性腸疾患などの多くの消化器疾患において免疫を標的とした治療が中心的役割を果たすようになり、消化器免疫学の重要性は益々高まっております。そこで本総会では、微小環境に焦点をあて、消化器臓器の恒常性維持や疾患形成における多彩な免疫細胞の役割を明らかにしたいと考えております。

 本総会では、免疫研究の第一人者の先生方に特別講演・教育講演を依頼し、消化器免疫に関する最新の知見を発表・議論して頂くためのシンポジウムや、若手の先生方に消化器免疫研究の面白さを実感して頂くためのセミナーなど様々な企画を用意しております。

 多くの皆様のご参加と演題発表を心よりお待ち申し上げております。