第58回日本糖尿病学会関東甲信越地方会第58回日本糖尿病学会関東甲信越地方会

会長挨拶

第58回 日本糖尿病学会関東甲信越地方会
会長:弘世 貴久
東邦大学医学部内科学講座糖尿病・代謝・内分泌学分野(大森)

 このたび、第58日本糖尿病学会関東甲信越地方会を担当させていただくこととなり、大変に光栄に感じております。会場は東京都大田区産業プラザPiOにて、2021年1月30日(土)および31日(日)の2日間の開催を予定しております。

 日本糖尿病学会関東甲信越支部には6,000名を超える会員が在籍しています。毎年開催される地方会は2,500名を超える参加者が集まり200題以上の演題発表が行われる大規模な集会ですが、今回も多くの方々に参加していただきたく、チャレンジ精神をもって準備を進めております。

 関東甲信越地方会は、伝統的に症例報告や症例集積研究などの一般演題が中心となってきましたが、その伝統を生かしつつ、新しい企画をふんだんに盛り込みたいと考えております。まず、これまでの1日間の会期を2日間といたしました。また、一般演題の発表方法は全て口演発表でしたが、今回は多くをポスター、デジタルポスターとし、口演発表は一部といたします。会長企画のシンポジウムを複数予定しております。また、例年、関東甲信越支部の主催で地方会翌日の日曜日に行ってきた専門医更新のための教育講演を日曜日の1日にまとめずに、地方会に参加して頂きながら聴講できるように2日間3コマずつに配分といたしました。臨床業務でお忙しく土曜日、日曜日の2日間参加できない専門医の先生にも1日の参加で学会参加単位と教育講演出席単位が取得できるようにと考え、支部の最終承認を確認中です。本地方会の開催地は東邦大学医療センター大森病院がございます東京都大田区蒲田エリアの京急蒲田駅に直結する大田区産業プラザPiOですが、この施設は大田区産業振興協会の運営による公的会議場であります。よりコストパフォーマンスの高い会場ですので思い切ったチャレンジが可能となると思います。

 以上のように、関東甲信越支部地方会では私自身が少なくとも学会員となって以降無かった2日間開催、口演とポスター発表の2段構え、数多くのシンポジウム企画、使い慣れたパシフィコ横浜とは異なる公的会場での開催など正直上手くいくのだろうかと不安なところも多々ございます。

 蒲田・大森地区は東京23区の最も西端に所在するエリアですが、何より食事が安く、美味しいことでは有名です。餃子、とんかつ、ラーメンなど「食べログ高得点店」が目白押しです。本会へのご参加の際には是非ともお楽しみいただけますと幸甚です。私自ら足を運んで舌で確かめたお店をご紹介する食べ歩きマップも現在作成中ですのでご期待ください。

 本地方会を成功させるために、是非とも多くの皆様に演題のご登録とご参加をいただけますこと、心よりお願い申し上げます。