第51回日本医学教育学会大会

プレコングレスワークショップ(2019年7月25日(木)開催)

日時:2019年7月25日(木)17:20~18:50
場所:京都府立医科大学 河原町キャンパス
  (〒602-8566 京都市上京区河原町通広小路上る梶井町465番地)
   https://www.kpu-m.ac.jp/doc/about/access.html


プレコングレスワークショップ1医療者教育における教育能力:それは何か?どう開発するか?(兼:認定専門家資格更新用講習会)
Educational Competencies in the Health Professions Education: What is it, How is it developed?
会 場 基礎医学学舎2階 第1演習室
座 長 西城 卓也 (岐阜大学医学教育開発研究センター)
菊川 誠 (九州大学医学研究院医学教育部門)
演 者 西屋 克己 (関西医科大学医学教育センター)
菊川 誠 (九州大学医学研究院医学教育部門)
橋本 忠幸 (橋本市民病院総合内科/研修センター)
セッション概要

そもそも医療者教育者に求められる資質・能力とは、どのようなものでしょうか?“教育力”を身に着けていくというのは、実に専門的かつ社会的な営みであり、様々なきっかけを通じて、その教育力の獲得が始まることが多いです。個人の人間性、教育力、その専門領域における専門性等といった能力・資質が、国内外で提唱されています。今回は、演者①と②によるその最新の我が国の研究知見を共有しつつ、我が国で求められている指導者の能力と資質を共有します。またそれに関する文化やシステムの影響、指導者と学習者という立場の違いからくる影響を学びます。
また指導力は、学生・研修医・指導者/教員と成長する段階で、どのような方法で獲得できるでしょうか?いつから医療者は教える行為を担うのでしょうか?学生にはどこまで準備させると良いのでしょうか?国内外の知見も踏まえ、今後期待される、若手専攻医・研修医の教育能力の開発アプローチとして演者③による実践の事例Resident as Teachers (RATS)を共有します。そして参加者の皆様と学生・研修医・指導医の教育能力の開発とFDのアプローチに関して、また各自の教育能力開発方法もふくめつつ、幅広く意見交換できれば幸いです。
なお本プレコングレスワークショップは、学会参加者どなたでも参加できます。そして日本医学教育学会専門家認定制度の資格更新に必要な単位の取得ができます。


プレコングレスワークショップ2医学教育を主体とするキャリアパス
Career development as clinician educators
会 場 基礎医学学舎1階 第2講義室
座 長 矢野(五味) 晴美 (国際医療福祉大学医学教育統括センター・感染症学)
及川 沙耶佳 (京都大学医学教育・国際化推進センター)
演 者 太田 龍一 (雲南市立病院)
Daisy Rotzoll (University of Leipzig)
浅川 麻里 (堺市立総合医療センター)  
山内 かづ代 (東京女子医科大学)
セッション概要

このセッションは、ワークショップ形式にて、主に学生、若手医師・医療従事者または指導医・医療者大学教員などを対象に医学教育を主体とするキャリアパスを共有することを目的とする。
4人の演者に簡潔に自身が受けた医学教育学の大学院、現在の活動を簡潔に紹介していただく。
講演とワークショップのディスカッションを交互に行い、以下の3点を共有することを目的とする。

1. 自分の理想とするキャリアパス 10分
5分ディスカッション、シェア 5分
2. 医学教育、臨床教育のキャリアパスについて疑問、不安に思う点のシェア 10分
5分ディスカッション シェア 5分
3. キャリアアップするために必要な知識やスキル 10分
5分ディスカッション、シェア 5分


プレコングレスワークショップ3人工知能の発達に対応する医学教育
Medical Education after AI implementations
会 場 大学本部棟3F西教室
座 長 高橋 優三 (兵庫医科大学)
演 者 藤田 広志 (岐阜大学)
多田 智裕 (AIメディカルサービス)
セッション概要

今回、人工知能が医療と医学教育に大きな影響を及ぼす実際例の紹介をいたします。
1 人工知能による読影の実際例 <講演2題>
藤田広志先生:人工知能で大きく変化を遂げる画像診断
多田智裕先生:AIの消化器内視鏡現場への応用について
2 人工知能を利用した医療技術の一覧を紹介 <資料を配布します>
3 医学教育の研究に人工知能を用いる例を紹介し、直接・間接、何らかの形で参加される、または興味のある方を公募します。

人工知能時代の医療に適合した医学教育を考えておられる方、人工知能を用いた医学教育研究に参加したい方、知りたい方には、有益な情報提供が得られます。


プレコングレスワークショップ4第1回医療系IR友の会ミーティング
First meeting of the association for institutional research in medical education
会 場 大学本部棟3F東教室
ディレクター 恒川 幸司 (岐阜大学)
タスク 
フォース
恒川 幸司 (岐阜大学)
中村 真理子 (東京慈恵会医科大学)
岡田 聡志 (千葉大学)
淺田 義和 (自治医科大学)
菰田 孝行 (東京医科大学)
椎橋 実智男 (埼玉医科大学)
セッション概要

医療者教育では、「自大学の教育を、エビデンスを基に定期的にチェックする」という習慣が不足していたが、分野別評価に伴い、エビデンスに基づいた自己点検評価が必要となった。それに伴い、データを一括収集して継続的に解析する組織や機能の保証が必要となり、各大学にInstitutional Research(IR)を実施する組織が設置されてきている。
しかしながら、医療系のIRでは、機関別IRとは異なり、OSCEやCBTなどの共用試験データ、臨床実習におけるポートフォリオなどの質的データ、医療専門職それぞれの特化したアドミッション・カリキュラム・ディプロマポリシーについてのプログラム評価としてのアンケートなど、詳細で多岐にわたるデータ収集と分析・解析が必要となるため、それぞれの大学が試行錯誤をしている部分も多く、いまだ発展途上である。そこで、昨年度より医療系IR友の会を立ち上げ、医療系IRに関する情報共有を目的としたメーリングリストの運用を開始した。本ワークショップでは、これからの医療系IRの課題を取り上げながら、分野別のIR部門としてどのように協力して解決していくべきかを皆で考えながら、「医療系IR友の会」を含めた医療系IRの今後のあり方について議論したい。

* 「医療系IR友の会」にまだ入っていないIR関係者のご参加を歓迎いたします.
* また、IR部門に所属されていなくても,IRに関心のある方の参加も歓迎いたします.