日本性機能学会第33回学術総会・第31回日本性機能学会西部総会を開催するにあたり、ご挨拶申し上げます。私が鳥取大学医学部分子薬理学分野から高知大学医学部薬理学講座に異動となり10年の節目となる年にこのような機会を与えて頂き、大変光栄に存じています。南国土佐の地で本学会が開催されるのは初めてであり大変光栄に思っています。
この2年半ほどCOVID-19の世界的な流行により、学術集会の開催は大きく制限されており、本学会も延期やOn Line開催やHybrid開催となっていました。そのような中、現地での生の声や交流の必要性を耳にすることも少なくありませんでした。そこでこの度の高知での学術集会は十分な感染対策を施した上で現地開催を行いたいと思っています。私が基礎系の講座に所属していますので、臨床研究はもちろんのこと基礎研究や性教育のシンポジウムも予定しており、実りの多い学会にしたいと存じます。
会場となります高知県民文化ホール周辺には、徒歩圏内に高知城や高知城歴史博物館、龍馬の生まれた街記念館などがございます。また、高知は食の宝庫として知られており、鰹のタタキをはじめ美味しく新鮮な魚介類や素晴らしい土佐の地酒を提供するお店がたくさんありますので、ぜひ皆さまに味わって頂きたいと存じます。
最後となりましたが、本学術集会は多数の企業や関連団体からの多大なるご支援により開催に漕ぎ着けることが出来ました。誌面で大変恐縮ではございますが、ご厚情に深く御礼申し上げます。