プログラム

特別講演

特別講演
JAMREDSコホート研究における統計解析手法

2023年11月26日(日)11:10-12:10 第1会場 小ホール
座長 川西 秀樹 土谷総合病院
演者 新谷 歩 大阪公立大学大学院医学研究科医療統計学 教授
企画のねらい
新谷教授にはJAMREDSの研究デザインを立案段階から監修して頂いており、EDCシステムであるRED-Capシステムについてもお世話になっております。本特別講演ではJAMREDSの中間解析の話題も含めて最新の医療統計のお話をお願いしています。是非とも聴講して知見を広げて下さい。

教育講演

教育講演①
オンラインHDFとアフェレシスの併用療法

2023年11月25日(土)9:00-9:40 第1会場 小ホール
座長 阿部 貴弥 岩手医科大学 泌尿器科学講座
演者 花岡 吾子 大阪公立大学医学部附属病院 医療機器部
企画のねらい
当院はオンラインHDFとアフェレシス治療の同時併用療法の経験を多数有します。
今回は併用療法について技術的側面から解説して頂きます。是非ご参加下さい。

教育講演②
新しい尿毒素の定義と日本のHDF

2023年11月25日(土)13:40-14:40 第2会場 さくら東
座長 水口 潤 社会医療法人川島会 川島病院 腎臓内科
演者 小久保 謙一 北里大学医療衛生学部 医療工学科
企画のねらい
ヨーロッパにおいて、New definition and classification of uremic toxinsが提唱され、モジュールもMCO、HCOなどの分類ができ、低分子量タンパクも、middle moleculesで分類されるようになった。ここで一度、日本の現行のモジュールの機能分類等と比較し、知識の整理を行いたい。

教育講演③ (日本HDF医学会、日本腎・血液浄化AI学会合同企画)
HDF療法におけるAIの実装に向けて

2023年11月26日(日)8:50-9:50 第1会場 小ホール
座長 友 雅司 大分大学医学部附属臨床医工学センター
演者 濱田 浩幸 九州大学大学院 農学研究院 生命機能科学部門
企画のねらい
AIの重要性については良くわかっているが、実際のAIの運用、実装、研究についてはまだまだハードルが高いと思います。その辺りを濱田先生から分かりやすく解説して頂きます。

教育講演④
日本透析医学会統計調査からみたオンラインHDFと生命予後

2023年11月26日(日)10:00-11:00 第1会場 小ホール
座長 武本 佳昭 大阪公立大学医学部付属病院人工腎部
演者 菊地 勘 医療法人社団豊済会 下落合クリニック
企画のねらい
日本透析医学会の誇る統計調査を駆使して日本のHDFの現状についての認識を深めたい。統計調査委員会の第一人者菊地先生から分かりやすく解説して頂きます。

シンポジウム

シンポジウム①
α1MGの積極的除去は予後指標になり得るのか

2023年11月25日(土)9:10-10:40 第2会場 さくら東
座長 川西 秀樹 土谷総合病院
水口 潤 川島病院 腎臓内科

α1-MGの積極的除去の臨床効果

演者 櫻井 健治 橋本クリニック

アルブミンリークOHDFと生命予後

演者 田代 学 社会医療法人川島会川島病院 腎臓内科

腎不全病態における生理活性物質としてのα1MG

演者 友 雅司 大分大学医学部附属臨床医工学センター

JAMREDSの進捗状況報告2023

演者 長沼 俊秀 大阪公立大学大学院 医学研究科 泌尿器病態学

Special Remarks

演者 Andrew Davenport University College London, UK
企画のねらい
本学会主導の、多施設共同研究JAMREDSが2023年度末で観察期間終了を迎えます。来年からはいよいよ解析が始まりますが、その前に一度、α1MGについての現時点での知識の整理をしておきたいと思います。

シンポジウム②
後希釈オンラインHDFを再考する

2023年11月25日(土)13:40-15:10 第3会場 銀杏
座長 鈴木 一裕 援腎会 すずきクリニック
村上 淳 東京女子医科大学附属足立医療センター 臨床工学部

後希釈オンラインHDFの溶質除去特性

演者 栗原 佳孝 橋本クリニック

後希釈on-line HDFのさらなる溶質除去を目指して~後半強化型HDFへの期待~

演者 西田 英樹 医療法人あかね会 中島土谷クリニック 透析センター

シャープな分画特性を目指す後希釈オンラインHDF

演者 人見 友啓 医療法人援腎会 すずきクリニック 臨床工学部

後希釈オンラインHDFの臨床上の利点

演者 伊豆元 勇樹 中央内科クリニック 診療技術部
企画のねらい
欧州で主流の後希釈オンラインHDFに対して、現在日本のオンラインHDFは前希釈法が主流です。しかし、後希釈法ではより高い効率の溶質除去やターゲットの選定が出来るなどの利点があり、再考する時期ではないかと思われます。今回、後希釈について再考するセッションを御用意しましたので是非ご参加下さい。

ワークショップ

ワークショップ①
Patient Oriented HDFをカスタマイズする

2023年11月25日(土)10:40-12:10 第3会場 銀杏
座長 深澤 端也 加納岩総合病院 透析アクセスセンター/埼玉医科大学総合医療センター腎・高血圧内科
伊東 稔 医療法人社団清永会 矢吹病院 腎臓内科

透析患者の皮膚掻痒症に対するHDF処方

演者 武内 崇 桃仁会病院 臨床工学部

関節痛を緩和するHDF

演者 細谷 広海 橋本クリニック

血圧低下を緩和するHDF

演者 五十嵐 一生 本間なかまちクリニック、臨床工学科

食欲を低下させない透析治療条件

演者 千田 哲郎 医療法人社団清永会 矢吹病院 臨床工学部
企画のねらい
特定の症状を緩和するために各施設で行っているHDF処方(QB、QF、QD、透析液、フィルター選択等)の工夫を紹介し、その効果について議論する。

ワークショップ②
透析排水を踏まえた透析液清浄化の今後

2023年11月25日(土)15:20-16:50 第3会場 銀杏
座長 峰島 三千男 順天堂大学医療科学部
内野 順司 みはま病院 CE部

「透析排水管理の今後」

演者 宍戸 寛治 川崎クリニック

大阪市の排水基準と透析施設への御願い

演者 田中 真一 大阪市建設局下水道部施設管理課(水質管理担当)

透析排水における神戸市の事例と今後

演者 岡 直弘 神戸市建設局下水道部計画課

今後の臨床現場の対応~中和装置・中性洗浄剤の紹介~

演者 安部 貴之 東京女子医科大学 臨床工学部

透析液清浄化の展望~入口から出口まで~

演者 友 雅司 大分大学医学部附属臨床医工学センター
企画のねらい
清浄化のために多くの洗浄消毒剤が販売され、各施設では高い清浄度を目標に工夫を行ってきた。その結果、患者のために質の高い医療となったが、その弊害として排水問題が浮上し、この分野においてターニングポイントを迎えている。透析排水管理を踏まえた清浄化について、現状とこれからの考え方を整理するセッションをご用意しました。是非ご参加ください。

ワークショップ③
新規HDFモジュールをどう使いこなすか

2023年11月26日(日)9:30-11:00 第2会場 さくら東
座長 正木 崇生 広島大学病院 腎臓内科
小川 智也 埼玉医科大学総合医療センター 腎・高血圧内科 血液浄化センター

PMMA膜ヘモダイアフィルタ

演者 高橋 直子 あかね会大町土谷クリニック

ビタミンE固定化血液透析濾過器がもたらすもの

演者 前田 兼徳 兼愛会 前田医院

クリアラムをHDFでどう使うのか

演者 鈴木 一裕 援腎会 すずきクリニック

新規HDFモジュールをどう使いこなすか「MFX-SW」

演者 大澤 貞利 釧路泌尿器科クリニック
企画のねらい
最近、PMMAやE付、海外よりの輸入膜、従来品のマイナーチェンジ膜などが使用可能になった。本セッションではこれらのモジュールの使用法についてディスカッションしたい。

日本HDF医学会、日本腎栄養代謝研究会、日本腎不全看護学会、合同企画シンポジウム

日本HDF医学会、日本腎栄養代謝研究会、日本腎不全看護学会、合同企画シンポジウム
HDF栄養管理の再考 ~職種の視点と協働を活かす栄養管理~

2023年11月26日(日)9:00-11:00 第3会場 銀杏
座長 猪阪 善隆 大阪大学大学院医学系研究科腎臓内科学
北島 幸枝 東京医療保健大学医療保健学部医療栄養学科

HDF患者の栄養改善に必要なアプローチ

演者 猪阪 善隆 大阪大学大学院医学系研究科 腎臓内科学

栄養状態を考慮した透析条件設定について

演者 田代 学 社会医療法人川島会 川島病院 腎臓内科

管理栄養士しかできない栄養管理~透析者に寄り添う食事療法を目指して~

演者 長谷川 民子 萌生会 大道クリニック

管理栄養士がこれからすべき栄養管理

演者 北林 紘 新光会村上記念病院栄養科

看護師しかできない(ができる)栄養管理

演者 徳田 勝哉 医療法人 原三信病院 腎臓病センター

臨床工学技士が取り組む栄養管理

演者 宮本 照彦 中央内科クリニック
企画のねらい
透析患者の栄養障害発症や重症化を防ぐために、多職種協働での栄養管理は基本である。本シンポジウムは、他職種の専門的な視点を理解し、補完すべき栄養問題の解決のためのHDF栄養管理を再考することを目的とする。

日本HDF医学会、日本血液浄化技術学会、合同企画ワークショップ

日本HDF医学会、日本血液浄化技術学会、合同企画ワークショップ①
世界の動向から日本のHDFを再考する

2023年11月25日(土)10:40-12:10 第2会場 さくら東
座長 阿部 雅紀 日本大学医学部内科学系腎臓高血圧内分泌内科学分野
兵藤 透 健齢会 ふれあいクリニック泉 透析科

欧州と我が国で使用されているダイアフィルタの特性比較

演者 山下 明秦 法政大学生命科学部環境応用化学科

ヨーロッパの動向から

演者 藤森 明 甲南医療センター

アジアの動向から日本のHDFを再考する

演者 小久保 謙一 北里大学医療衛生学部医療工学科

「世界の動向から日本のHDFを再考する」メーカーの世界戦略から

演者 貞廣 衝 ニプロ株式会社 国際商品開発技術営業本部
企画のねらい
昨今のヨーロッパにおけるHDFの動向や変化、アジアにおけるHDFの現状、メーカーの世界戦略から日本のHDFについて再考したいと思います。

日本HDF医学会、日本腎不全看護学会、日本腎不全合併症医学会、日本血液浄化技術学会、合同企画ワークショップ

日本HDF医学会、日本腎不全看護学会、日本腎不全合併症医学会、日本血液浄化技術学会、合同企画ワークショップ②
COVID-19パンデミック、past and future

2023年11月26日(日)14:10-16:10 第3会場 銀杏
座長 山川 智之 仁真会白鷺病院
菊地 勘 医療法人社団豊済会下落合クリニック 腎臓内科・透析内科

東京都の大学病院透析室におけるCOVID-19への対策をふり返る

演者 川口 祐輝 東京女子医科大学血液浄化療法科

地域基幹施設におけるパンデミックとの闘い方とは

演者 望月 保志 長崎大学病院 血液浄化療法部

隔離透析における安全確保について~COVID-19パンデミックを経験して~

演者 金山 由紀 埼玉医科大学総合医療センター 臨床工学部

コロナ禍におけるビリーブメントケア-遺族を交えて行うビリーブメント(死別)カンファレンスからみえたもの-

演者 鉾立 優作 公益財団法人 豊郷病院 血液浄化センター

COVID-19の流行が透析看護にもたらしたことと今後の課題

演者 小山 貴也 医療法人 桑園中央病院
企画のねらい
COVID-19が世を騒がせて3年を過ぎております。透析医療においてもアフターコロナではなくウィズコロナに向けて対応する必要があります。ここでこれまでのコロナ対応を総括し、未来志向のウィズコロナを検討すべき時期と思われる。

学会横断パネルディスカッション

学会横断パネルディスカッション
高齢者に適した透析療法を考える

2023年11月26日(日)14:10-16:10 第1会場 小ホール
座長 佐藤 隆 偕行会 セントラルクリニック
武本 佳昭 大阪公立大学医学部付属病院人工腎部
HDF医学会

「前希釈HDFによるテーラーメイド透析の可能性」 ~日本血液透析濾過医学会~

演者 前田 兼徳 兼愛会 前田医院 泌尿器科
iHDF研究会

高齢者とI-HDF

演者 甲田 豊 甲田内科クリニック
在宅透析医学会

高齢者に適した透析療法~在宅血液透析の可能性について~

演者 陣内 彦博 医療法人社団 瑛会 東京ネクスト内科・透析クリニック
長時間透析研究会

高齢者に適した透析療法~長時間透析の立場から~

演者 谷口 正智 福岡腎臓内科クリニック
日本腹膜透析医学会

高齢化社会における腹膜透析の役割

演者 井上 朋子 社会医療法人川島会 川島病院
日本腎栄養代謝研究会

高齢透析患者に必要な食と栄養のアプローチ

演者 北島 幸枝 東京医療保健大学 医療保健学部医療栄養学科
日本腎不全看護学会

高齢者に適した透析療法を考える ~看護の側面から~

演者 松木 理浩 一般社団法人日本腎不全看護学会 市立富山市民病院
日本腎不全合併症医学会

高齢者のHDFと合併症

演者 中倉 兵庫 天の川病院 血液透析内科
企画のねらい
高齢者に適した透析療法は何がよいかについて、それぞれの立場からディスカッションして頂きます。

ディベートセッション

2023年11月25日(土)14:30-16:30 第1会場 小ホール
座長 前田 兼徳 兼愛会 前田医院
松岡 哲平 医療法人社団大誠会
第一部.前希釈OLHDF VS. 後希釈OLHDF VS. iHDF

前希釈オンラインHDFをあらためて見つめ直す

演者 望月 保志 長崎大学病院 血液浄化療法部

後希釈オンラインHDFの立場から

演者 川合 徹 医療法人 中央内科クリニック

OLHDFでは認められないiHDF における栄養状態改善効果

演者 菅沼 信也 医療法人社団菅沼会 腎内科クリニック世田谷 人工透析内科
第二部.アルブミン漏出許容派 VS. アルブミン漏出許容しない派

Albリークは許容できる範囲で積極的に除去すべきである。

演者 田代 学 社会医療法人川島会川島病院 腎臓内科

HDFではアルブミン漏出をできる限り少なくするべきである

演者 阿部 雅紀 日本大学医学部内科学系腎臓高血圧内分泌内科学分野
第三部. 定量濾過方式 VS. 定圧濾過方式

定量濾過方式で行う血液濾過透析(HDF)について

演者 鈴木 翔太 医療法人援腎会 すずきクリニック

定圧濾過方式の有用性

演者 田岡 正宏 Office.Stone Beach株式会社 研究開発部
企画のねらい
臨床ではいろいろな背景があるため、このように厳密には二分する事ができないのですが、双方の立場になる事により、よりお互いのメリット・デメリットがはっきりしますので知識の整理に御用意しました。

導入期加算3算定施設が実施する腎代替療法に関わる研修会

主催:大阪公立大学医学部附属病院/第29回日本血液透析濾過医学会学術集会・総会

2023年11月26日(日)14:10-15:40 第2会場 さくら東
座長 中元 秀友 埼玉医科大学総合診療内科

腎移植

演者 内田 潤次 大阪公立大学大学院医学研究科泌尿器病態学

腹膜透析

演者 伊東 稔 医療法人社団清永会 矢吹病院 腎臓内科

在宅透析

演者 菅沼 信也 医療法人社団菅沼会 腎内科クリニック世田谷 人工透析内科